俗に言う『哲学的ゾンビ』ってやつでしょうか。
「外面的には普通の人間と全く同じように振る舞うが、その際に内面的な経験(意識やクオリア)を持たない人間」…だそうです。
プラグラムされたように決められたことを淡々とこなし、あらかじめ決められた範囲でしか感情を表さない、自分では能動的に物事を考えないような人がそれに近い感じですね。
迷う機会は確実に減ると思います。なぜならそういった人は「迷う」といったレベルの物事を経験・体験しないからです。
地方都市に多いマイルドヤンキーなんかが当てはまるかもしれません。
ものすごく裕福な生活がしたいわけでもなく、現状の平々凡々とした生活をただ続ける中で、仕事への不満も他人と大差なく、家に帰れば寝るまでの間テレビでバラエティ番組を見るだけか、twitterで他人への不満をちょっと大げさに言ってみたり芸能人のinstagramを見るだけ、芸能人のゴシップと東京ディズニーランドかUSJに行くのが楽しみ、というくらいの(本質的に)「何の問題を抱えていない」人です。
正確にそういった人を指して『哲学的ゾンビ』と言うかわかりませんが、生活は既定路線から外れず、その暮らしを変えたいと思っても変えるための具体的な行動を起こさないですし、それなりに人生に迷うことはあっても規定の範疇でしか迷いません。
想像を超えない、もしくは自分で想像する思考の領域が定まってしまっている人は、それはそれで幸せなのかもしれません。
お礼
回答ありがとうございました。