技術的に、それを延長してTBクラスのHDDを繋げられる、理屈が成り立ちません。
そもそも、そこにUSBが入る意味がわかりません。
これは技術的な理解が、まったく無いために
USBを介して繋がるという、ありえない勘違いを意味すると思います。
仮に繋ぐとしたら、SDカード(あるいはSDHC,SDXC)しか備えていない機器ですから
SDカードなどのインターフェイスでHDDを繋ぐ必要があります。
そういった変換器具は一般的に売られていませんし
必然的にSD,SDHC,SDXCなどの規格に束縛されます。
最新のドライブレコーダーであればSDXC対応かもしれませんが
そうでなければ、SDHCの上限である32GBを超えた領域を認識できませんし
SDXCでは2TBが上限になりますが、現状では
SATA-SDのブリッジチップが無いようですから
そういう変換アダプターが生まれることができません。
SATA-SDXC(あるいはSATA-SD3.0)のブリッジチップではなく
SDのものが無いということは
技術的な重大な障壁があるか
需要が見込めないという判断が原因になるはずで
将来的な解決の見込みもほとんどありません。
特に、ドライブレコーダーは大きな衝撃を受けた際に
確実にデータを保持し続ける役割がありますから
衝撃に弱い、物理的な可動部を持つHDDを採用する見込みがありません。
SSDであればSDカードと同等の耐衝撃性が期待できますが
やはり、製品化は難しいと思います。
単純に、衝撃検出で処理する仕組みなどを持たないものなら
Raspberry Piなどを使って、自分で作るほうがいいかもしれません。
実際、こういうものを作っている人はいるみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=hCbZsu68zZU
Raspberry Piは専用のカメラI/FとUSB2.0 rootハブを一つ備えていて
この動画の例では、USB接続のカメラを併用し
記録はシステム用をかねたmicroSDカードに書き込んでいるようです。
USB2.0の帯域は理論値でrootハブ一つあたり480Mbppsでしか無く
USB接続のカメラとUSB-HDDを同時に使おうとした場合
カメラのデータ転送遅れが起きる恐れがあります。
ですから、思いのままに最高のシステムを構築できるわけではありません。
それ以上の性能を求めるとなると、NUCとよばれる
コンパクトなパソコンをベースにする手もありますが
Raspberry Piに比べると、本体の価格が高く
また、消費電力や大きさにおいても、Raspbery Piより大きなものになります。
お礼
有難うございました 以前からUSBを考えた方は現在のUSBの多種多様な使い方まで考えて考案したのではなく後から色々な方が応用されたと感心しておりましたのでドライブレコーダーの記録も長時間出来ればと思い質問させていただきました。 機械系の仕事で PLC や タッチ画面 等 各メーカーのソフトを使ったシステムはそれなりに熟しておりますが 基本的な事は全く無知な状態です。 大変勉強に成りました有難う御座いました。