(1)システム修復ツールの「スタートアップ修復」を行なう。
(2)システム修復ツールの「スタートアップ修復」でも起動しない場合は、次のように修復を行なう。
作業内容は、diskpart にてUEFI/GPTディスクのvolumeにドライブレターを割り付けて、該当ドライブに bcdbootコマンドでブート情報を作成するものである。
※ここでは disk 0 がbootデバイスであるものとする。
diskpart ( diskpartを起動する)
DISKPART> list disk
DISKPART> select disk 0
DISKPART> list volume
# fat32のsystem partition を探す。(ここでは volume 2 であるものとする)
DISKPART> select volume 2
# ドライブレターを付ける
DISKPART> assign letter=b: (ドライブレターの削除は removeコマンド)
DISKPART> exit ( diskaprtを終了させる)
# b:\EFI\Microsoft\Boot\ に移って作業する(このフォルダにBCDストアがある)
cd /d b:\EFI\Microsoft\Boot\
ren BCD BCD.bak (念のためバックアップのためBCDをrenameする。この作業は必須ではない)
bootrec /fixboot (システム パーティションに新しいブート セクターを書込む)
※--- Windowsが起動している状態では下記の作業だけ行なえばいい。
# BCDストアを作成する。(/f ALL はUEFI firmware/NVRAMも含めてBIOS設定をupdateする指示である)
bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL
※bcdboot c:\Windows /l ja-JP だけでもいい。
# 以上でブート情報は書き換えられる。
PC再起動して正常に動作することを確認する。
(3)上記でも正しく起動しない場合はブートマネージャの設定が適切ではないことが考えられる。
bcdedit でブートローダを照会して、{default} のエントリを確認してみる。
---以上です。