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成田空港からメキシコシティまで航空券の原価
成田空港からメキシコシティまで航空券の原価ってどれくらいなんですか? 内訳も書いてください
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内訳までというご質問ですが、これは正確な回答はこのようなサイトでは無理です。それを示すために航空運賃の原価を構成するものを以下に書きましたが、経理の専門家ではないのでこれら以外にもあるかも知れません。なお、この航空会社は旅客や貨物輸送の運賃以外に売り上げがないものとします。 分かりやすいように主な直接原価と間接原価(いずれも経理用語ではありません)に分けます。直接原価とは、ある一機の航空機で旅客や貨物を目的地まで運ぶために必要とされる金、間接原価とは航空機を運用して収益を上げるために航空会社が必要とするためのすべての費用のうち、直接原価以外の金です。 直接原価(これは誰にも想像のつくものが大半です) 燃料費、空港着陸料、空港駐機費、機体整備費、パイロットやCAなどの乗務員人件費(給与と賞与)、機内食仕入費、機内清掃費、上空通過料(国土の広いロシアや中国は高いし、日本ですら外国航空会社に課している) 間接原価(順不同) 本社や支店のほか空港ビルにある事務所の家賃、同水道光熱費、乗務員訓練費、乗務員以外の人件費(空港地上職員だけでなく、本社・支店などの役員やスタッフなど)、役員や従業員の福利厚生費、広告費(機内誌、時刻表など紙やWEBでの宣伝広告、TVのCM製作費や田タレント・スポーツ選手への出演料)、キャラクター使用料(機体に描かれたマスコットなどの著作権使用料)、社員の制服などの被服費、機体リース料(機材や空港車両を他社から借りる場合の費用)、自社購入した機材の減価償却費(価格を運行年数で割ったもの)、外国空港での機体整備委託費(自社による整備でない場合)、損害・生命保険料(機体、乗客、貨物)、運休などで旅客を他社便に振り替える費用、自社ビルや機体などの固定資産税など公租公課、加盟する業界団体に支払う年会費、在外支店に赴任する社員の旅費や手当 経理専門家でない私でもこれだけ原価を構成する費用を挙げられます。実際にはもっとあるでしょう。 質問者さんの意図はおそらく上記のうち直接原価のことをお尋ねだと思いますが、それですら航空会社の財務担当者でもないかぎり、その内訳を示すことは不可能です。一例を挙げれば、ケロシンと呼ばれる燃料です。あれは自動車が使うようなガソリンではなく灯油に近いものです。当然、しょっちゅう変動する原油価格に左右されますし、購入費は外国通貨で決済されますから、為替変動も原価を大きく左右します。また燃費も機体により差がありますし、新品のエンジンか、経年したエンジンかでも異なります。 数十年前までは「搭乗率(全座席のうち有料旅客が占める座席の割合)が50%を超えれば黒字」なんて業界で言われていましたが、その後団体だけでなく個人向けの多くの割引運賃が出ているので、今ではまったく意味がありません。
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- Fredrick Craig Coots(@PVTCOOTS)
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航空券の原価??? 航空券なんざ紙片ですから安いものです。 LCCの「レシートみたいな」航空券ならば、日本円で1円も掛かってないです。
補足
ああ言い方が悪かったですね。ようするに飛行機代のことです