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犬の優位付け
例えば、一人の飼い主が犬を4匹飼ったとします。同時ではなく、2年間隔ぐらいで。 いろんなサイトで、犬同士が喧嘩ではないけど優位付けをするので、ある程度ほっといて犬にまかす、と書かれていますが、ボスになるための優位付けなのでしょうか? 群れの中で飼い主がボスなのですから、その下は平等でいいと思うのですが。2位、3位、4位、5位まで格付けするものなのですか?ひょっとして、飼い主をボスと認めてないから、優位付けの行動を起こすのかなと思いました。
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Q、犬の優位付け。 A、犬社会に支配的ランキング制度が存在しません。 ということは、そもそもが彼らにはランキング意識なるものを有していないからです。私は、シーザー・ミランだって、彼が犬のボスになることで事に当たっているとは考えていません。問題犬の持つ(1)縄張り根性、(2)競争意識、(3)闘争意識と逃避意識などなどを長年の経験に基づいて適切に制御しているに過ぎないと考えています。 【我が家の犬の縄張り根性】 1、寝る場所を巡る競争。 ・私のベッドで寝るのは初代シベリアン・ハスキー犬のみ。 ・2頭目のゴールデン・レトリーバーは私のベッド下。 ・捨て犬だったシベリアン・ハスキー犬は寝室前の廊下。 ・シー・ズーとかM・シュナウザーは私のベッドでOK。 このルールを破った犬に対しては初代シベリアン・ハスキー犬の怒りが爆発。これは、序列意識というよりも縄張り根性の発露だと思います。 【散歩での並び順も競争で決まる】 ・先頭は、初代シベリアン・ハスキー犬。 ・二番手は、二代目シベリアン・ハスキー犬。 ・三番手は、ゴールデン・レトリーバー。 ・最後は、シー・ズー。 孫が遊びに来たら、シー・ズーは孫の後ろ。散歩途中で近所の人と一緒になったら、さらにその最後尾。一目散に後戻って最後尾に陣取っていました。シベリアン・ハスキー犬の先頭争いは、競争意識のなせるワザ。ゴールデン・レトリーバーは、そんなの関係ねーというオットリタイプ。野良犬だったシー・ズーが犬や人との並び競争を回避していたのは彼の(危険からの)逃避意識。 【ボスになるよりもルールを教えよ】 我が家では捨て犬を保護したその日から室内に放っていました。その場合に重要なことは、私がボスとして振舞うことではなく彼らの同居ルールの確立に主導権を発揮することです。この主導権の発揮の仕方は、力による強制とは一線を画すものです。 1、争う。 2、「No!」の一言で無視される。 3、「ちぇっ!面白くねー!」と犬は思う。 1、仲良く遊ぶ。 2、頃合いを見計らって報酬を与える。 3、「へーっ!仲良くすれなよいのだ!」と犬は思う。 【生後60日~90日の育ちがフレンドリーな犬を作る】 これまで6頭の捨て犬・被虐待犬の保護・世話をしてきましたが、その多くは、(1)縄張り根性、(2)競争意識、(3)闘争意識と逃避意識とが非常に強いのが特徴。そして、友好的な振る舞いが大の苦手。これは、生後60日~90日の二ヶ月の間に人と一緒に暮らしていないことに起因する負の影響です。 >犬同士が優位付けをするのでほっといて犬にまかせよ! 一見、ベテランの犬飼いの至言のようですが、これを信じてほっとくと血で血を洗う抗争が勃発し、それが双方にトラウマを生じせしめる最悪の事態もありえます。 >この家で暮らす限りでは争うことは許さない! >俺の言うことは絶対だ! もちろん、生後60日より我が家で育った犬達には、(1)縄張り根性、(2)競争意識、(3)闘争意識なんてのは皆無。そのフレンドリーな性格と振る舞いが「皆無!」と断言させます。「犬同士の優位付けは犬にまかせよ!」なんて極意を述べる必要なんてゼロ。大事なことは、犬同士の順位付け云々とは無縁の犬を育てることだと思いますよ。
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- bancho18
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そんな細かい格付けなんかしないですよ。 自分より上か下かだけだと思います。 全ての犬が上か下かをつけていけば全体として順位がつくんでしょうね。 だけど「じゃんけん」のように三つ巴の順位がつくこともあるでしょうし、完璧なランキングはつかないのかな。