• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:地デジ1440×1080iの放送局側事情は?)

地デジ1440×1080iの放送局側事情

このQ&Aのポイント
  • 現在、地上デジタルTV放送は全国のNHKを含む大半の局がフルハイビジョン1920×1080iの放送を行っていません。
  • 地デジでは、放送局側の都合で1440×1080iの低い解像度で放送されています。
  • 地方局(三重テレビ、サンテレビ、KBS京都)だと一部の番組が1920x1080iで放送されています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

>どういう放送局側の事情で行っていないのか知りたいです。 乱暴に言えば「地デジ放送開始当時は、1920だとリアルタイムに圧縮して正常に放送を送出できるか不安だったから、確実にリアルタイム圧縮できる1440にした」のです。 地デジの最大ビットレートは16.85Mbpsです(フルセグは12セグメントしかありません) BSデジタルの最大ビットレートは24Mbpsです(BS放送は、データ放送も含め24セグメントもあります) 地デジ放送開始当時は、圧縮技術が進んでいなかったため、水平解像度1920の映像を、リアルタイムに圧縮して、リアルタイムに放送波に乗せる事に不安があった(最大ビットレートの16.85Mbpsに収まるかどうか判らなかった)のです。 今では、圧縮技術が進んで、水平解像度1920の映像をリアルタイムに圧縮してリアルタイムに放送波に乗せる事が可能な、最大ビットレート16.85Mbpsを越えない圧縮が出来る放送機材があります。 しかし、民放各社のキー局は「地デジ開始時から使ってた古い機材の更新が進まない」ので、いまだに「水平解像度1440の映像を流している」のです。更新するとなると「カメラ」とか「デジタル録画機」とか「中継機材」などの放送機材を、全とっかえしないといけないですから。 それに対し「生放送が無い地方局」では「リアルタイムに圧縮する必要がないので、放送前に、最大ビットレートの16.85Mbpsを越えないように、事前に圧縮しておく」ことによって、旧来の古い圧縮技術の機器を利用しても、水平解像度1920での放送が可能です。 これは、リアルタイムに圧縮する必要がないので「ツーパスエンコード(1回目のパスで映像を解析し、2回目のパスで圧縮する)」などの方法が使えるからです。 また「地デジの開局が遅かった地方局」では「水平解像度1920でも、最大ビットレートの16.85Mbpsを越えないようにリアルタイム圧縮できる、最新の機器を導入できた」ので、開局時から水平解像度1920の放送をしています。 一方、BSデジタルの最大ビットレートは24Mbpsありますから、古い圧縮技術を用いた古い機器を用いても、最大ビットレートの24Mbpsを越える事はなく、問題なく水平解像度1920での放送が可能です。 なお、BSデジタルでも、一部のチャンネルは水平解像度1440の放送をしていますが、その理由は「地デジの放送に使った水平解像度1440の映像ソースをそのままBSで放送しているから(水平解像度1920の映像ソースが存在しないから)」です。

UhaUha-Yon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 放送局側の事情とは機材の更新が進んでいない事から未だにHD放送のままで、FHD放送に移行出来ない事なのですね。 そこまでは事情を知りませんでした。 その他にも、なるほどデジタル局開局当初はFHDでのリアルタイム圧縮技術が完全には放送利用可能な信頼出来るレベルに達していなかったので、 デジタル放送開始当初は、地上デジタル放送局については1440×1080i(HD放送)であったのですね。 資金力に余力が乏しい民放局はともかく、 受信料で運営資金が潤沢にあるはずのNHKまでもが、未だに地上デジタル放送については全国で例外なく1440×1080i放送を行っていますね。 NHKに敢えて苦言を呈すのでしたら、 視聴者側が見たいと望む映像的に質の高さが要求される(1920×1080i・FHD)番組については、その全てをBSデジタル放送に限定し放送しています。 民放はともかく、特にNHKは地上デジタル放送も早急にFHDへ移行して映像的に高品質な番組(上に同じ)を放送してもらいたいものですね(-_-;)

UhaUha-Yon
質問者

補足

アナログ放送でのお話に少し訂正補足させて頂きます。 始めの1/60秒(1/2コマ)の時間の長さで受像機に表示する映像は、奇数走査された262.5本の映像が表示され、人も実際に目に映っているのはそのまま262.5本の映像です。 次の1/60秒(1/2コマ)の時間の長さで受像機に表示する映像は、偶数走査された262.5本の映像が表示され、人の目にも同様に映っています。 奇数走査や偶数走査ともに実際には262.5本の解像度、全数走査525本の半分の解像度の映像が目に映っています。 一方、脳内処理速度の関係で1コマ辺り走査線525本の<<情報量>>を、人が認識するのには最低でも1/30秒間必要です。 1番目に(1/60秒間で)目に映る映像は奇数や偶数どちらで走査された映像(262.5本1/60秒間)でも問題はありません。 次の2番目に走査された映像(262.5本1/60秒間)も即座に認識しています。 人の脳内処理速度では、NTSCのテレビでの解像度では、1/60秒間で認識できる情報量は262.5本が限度です。 そしてその1/60秒間受像機から目に映った映像は、次の1/60秒間までは脳内処理速度の関係で残像として残ったままになります。 つまり人は1/30秒間に、奇数や偶数走査の順番は関係なく今正に見ている映像(1/60秒間)➕過去1/60秒間に見ていたが実際にはもう目には映っていない映像つまりは残像の2つの画像を同時に合成処理する事で、 解像度525本の映像を認識している事になります。 そして脳内映像認識処理については始めに1/60秒間に見た映像は、1/30秒間を過ぎたら古い物から順番に連続して認識しなくなります。 これがインターレース(飛び越し走査=i)の特徴です。 デジタル放送の場合については、 1920×1080iと1440×1080iで60fpsなので、 アナログ放送の場合から適宜読み替えてください。

その他の回答 (2)

  • 92128bwsd
  • ベストアンサー率58% (2275/3919)
回答No.2

> 1920×1080プログレッシブ放送は存在しているのかがよく分かりません。 海外のデジタル放送では1080pの規格もあるのですが、日本ではBS, 地デジとも1080pは採用していません。ただ海外の放送で規格化されている1080pですが、24fps (フレーム/秒)か30fpsで、画質を上げると言うよりは映画がもともと24fpsだったことから、フィルムから起こした番組はこの方が自然だと言うところがあります。 前の説明で長々と書いてしまいましたが、画質を決定的に決める要因は地デジであれBSデジタルであれ、放送搬送波に載せられる映像のビットレートです。BSデジタルでは最大24Mbps, 地デジでは16.85Mbps。圧縮フォーマットはMPEG2で決まっているので、ビットレートに収まるように解像度、圧縮率を選ぶわけで放送では1920 x 1080iでもそれなりに厳しいようです。

UhaUha-Yon
質問者

お礼

さらなるご回答ありがとうございます。 そうですね(^_^規格はその様になっています。 あと他には映像の質を決める要因に、 このあたりは放送局側や、 全国に各局のテレビネットワーク網を持つNTTコミュニケーションズの回線に依存があります。 放送局側ですと、 主にFPU波(自前やNTT仮受)・SNG波(自前・トランスポンダの帯域)あるいは、 演奏所(放送局)から山頂などにある送信所(主に親局)までのSTL波(NTTや新電電系の光ファイバー網の場合もあり)の品質に依存しますね。 あと、個人的に視聴者サイドから見た場合には不満があるのですが、 近年テレビ局があまり重要ではない番組生中継や素材送りにインターネット網を活用しているケースが見受けられ、 転送速度が何らかの要因で規定値を下回った際に、 一時的に解像度が下がりデジタル伝送特有のドットが荒くなったり、コマ落ちしたり、音声がプチプチ瞬断したりします。 毎日放送のぷいぷいという番組では乱用といっていいほど、日頃インターネット網を活用しています。 とはいえ、映像や音声が放送品質を下回らなければいいのですが、 このあたりは、中継車を出すくらいならインターネット網の方が人手や時間や経費が少なくて済み、 簡便だとの判断があるのでしょうね。 最近、NHKでもインターネット網にて荒天時に確かJR新宿駅の改札前からレポートさせたりしていますね。 ダイレクトエンコードについては、現状は恐らくまだ放送局もH.264(AVC)ではないかと思いますが、 今後は、インターネット網伝送による上記の様な品質低下を極力避けるためにも、 出るだけ早くH.265(HEVC)やプロ品質に見合う独自コーデックを活用してほしいですね(^_^)/

  • 92128bwsd
  • ベストアンサー率58% (2275/3919)
回答No.1

簡単そうで簡単でない説明が必要ですが、簡単に言うと1440 x 1080i が1920 x 1080i よりも画質が落ちるとは必ずしも言え無いと言うことと、フルハイビジョンと言うのは受像機側が放送で送られてくる解像度を映す能力があると言うことで、画質が綺麗かどうかと言うことと関係ないと言う事です。 ハイビジョンの放送をするためには、入り口と出口はハイビジョン対応のカメラとハイビジョンを映すテレビなのですが、その間にカメラで取った映像を放送で送るためにデータ圧縮をしなければなりません。データ圧縮をするとデータ様用が小さくなるので各放送局に割り当てられた放送帯域で遅れるようになる一方で、画質は劣化します。つまり私たちはカメラで取ったオリジナルの画像よりも画質が劣化した映像を見ています。放送の帯域が同じであれば1920 x 1080i のカメラで取った映像はオリジナルに対して高圧縮でよりデータを悪化させて送りますが、1440 x 1080i はもともとの画質が落ちても圧縮によって1920程は画質を悪化させずに送ることができます。1440と1920とどちらが良いかは、画像のタイプ(例えば世界遺産の様なゆっくりしたカメラパンで写したものはそれほど高圧縮をしなくて済むので、1920は綺麗ですが、画面が素早く変わるようなドラマなどでは1910の圧縮はとても厳しく1440の方が有利だったりします)によって変わり、その差は視聴者が言い表せるレベルを超えています。現在の放送局側の機器や視聴者側の受像機はフルハイビジョンに対応していることが多いと思いますが、圧縮、放送帯域、画像のタイプなどを考えるともっとも効率が良い(経済的にも画質的にも)解像度を選んで放送していると言うのが実態でしょう。 ちなみに、日本ではNHKのちからもあって1920 x 1080iで放送すべきと言う認識が広がりましたが、海外ではハイビジョンのコンテンツはPCなどとの親和性から1280 x 720pの方が主流です。i はインターレースで1080を1/30秒ごとに奇数ライン・偶数ラインで移すので、実は縦の解像度は低いのですが、720pは1/60秒で720本のラインを移すので立て解像度はむしろ高いです。全体の解像度はほぼ変わらないですが、日本では720pはメーカーのプロパガンダもあって解像度が低いと思われています。 こう言う事情なので、画質の良い悪いはハイビジョン vs. フルハイビジョンでは語れず、フルハイビジョンの受像機であればより高い画質の動画を表示できる可能性があると言うだけです。 1920 x 1080iで放送している局があっても、それがベストの画質かどうかテレビで見ただけで充てられる人は一般には殆どいないと思います。

UhaUha-Yon
質問者

お礼

ご回答ありがとうこざいます。 ご回答から抜粋します。 →1440と1920とどちらが良いかは、画像のタイプ(例えば世界遺産の様なゆっくりしたカメラパンで写したものはそれほど高圧縮をしなくて済むので、1920は綺麗ですが、画面が素早く変わるようなドラマなどでは1910の圧縮はとても厳しく1440の方が有利だったりします)によって変わり、その差は視聴者が言い表せるレベルを超えています。← の中で、その差は視聴者が言い表せるレベルを超えていますとは具体的にどう言う事ですか? アナログ放送の時代にはNTSCは1秒間に30コマでインターレース(飛び越し走査)なので、 1/30に1コマ(1frame)を構成し表示するので、 実際に放送波に乗せる状態では、 始めの1/60秒に奇数走査(1/2コマ)で送出しそれをそのまま受像機側でも1/60秒の時間に1/2コマを表示し、次の1/60に偶数走査(1/2コマ)送出しそれもまたそのまま受像機側でも1/60秒の時間に1/2コマを表示する事になり、 受像機側では合計で1/30の時間の間に奇数の走査(1/2コマ←1/60秒)と偶数の走査(1/2コマ←1/60秒)を1コマを受信し表示する事になります。 これを1秒間に30回(1回の内訳は奇数走査1/2コマと偶数走査1/2コマの両方)を繰り返す事で、 視聴者側の受像機で同じく1秒間に30コマ(1秒間に奇数走査1/2コマ30回と偶数走査1/2コマ30回の計60コマ)が表示される、と在阪のテレビ局へ電話をして説明してもらった事があります。 理論上はアナログ放送での画面表示サイズくらいであれば人は1秒間に認識出来るコマ数は30コマくらいまでで、 それ以上コマ数を増やしても認識出来る画面のスムーズさ、あるいは滑らかさは変わらないとの事で、 人がの目に映っている1/60秒の時間の映像は、実際には262.5本の映像解像度の映像、つまり半分の解像度の映像を見ている事になります。 人の脳は1/60秒の間に入った光は認識処理するのに時間がかかり次の1/60秒の映像を認識完了している時にもまだ残像として残っているので、 脳内においては1/30秒で1コマおおよそ525本の解像度で映像を認識している事になる、との事です。 NTSCの場合は規格上1/30秒で1コマ525本の解像度で表示される事となっているので脳内認識にも合致します。 またその説明をしてくださった方は、 仮に今のアナログTV放送を順次走査にて1秒間に30コマを送出し、 受像機でも1秒間に30コマを表示しようとするならば、 飛び越し走査とは違い、1/30の時間で1コマを送出し終えなければならず、 同様に受像機側でも1/30の時間で1コマを表示しなければならないので、 映像の情報量が倍になる事から、 映像を電波に乗せる為の帯域も2倍必要になる、と説明をされました。 このお礼を書いている間に検索してみて以下のサイトを見つけましたので、ご覧ください。 http://www.geocities.jp/bokunimowakaru/std-interlace.html 地上やBS・CSデジタルテレビ放送は番組により、 インターレース(飛び越し走査=i)とプログレッシブ(順次走査=p)の両方が送出可能(受像機側もそのまま表示可能:液晶の表示反応時間は機種により違うようですが詳しくは知りません。)と記憶している事から、 インターレースの番組の場合1/30秒で1コマだったか?1/60秒で1コマだったか?や、 プログレッシブでの1920×1080 or 1440×1080や他の解像度の放送はあるのか?も気になっている最中です。 1920×1080プログレッシブ放送は存在しているのかがよく分かりません。

UhaUha-Yon
質問者

補足

補足します。 <主に>地上デジタル放送とBS・CS放送は、 1440×1080iか1920×1080iの60frame/1secondつまり、 1秒間に60コマの飛び越し走査なので1/60秒で1コマを送出し受像機側で表示(構成)するには、 始めの奇数走査は1/120秒で、残りの1/120秒で偶数走査をするので、合わせて1/60秒で1コマ(1frame)を表示(構成)します。 これを読まれている他の方もこれでもう以下の意味をお分かりと思います。 これを1秒間に60回繰り返す→60コマ/1秒(上記60frame/1secondと同意)事になります。 英語表記では60frame per secondが正しいのですが、今回の文章では意図的にperは省いております。 以上インターレースでの映像表示(映像構成)について説明しましたが、 実際に比較した事があるので推測ではありますが、恐らくほとんどの人は1920×1080i(日本での放送でこの解像度ではインターレースしか使われていない)も1920×1080p(近年は民生品のビデオカメラやデジタルカメラなどではかなり普及しています)も、 目視した限りでは解像度という視点では違いを見出す事は出来ないでしょうね。(仮に全く同じ映像を表示した場合です) ただし、気付いている方はこの私の拙い文章でご理解頂けるとは思うのですが、放送では主にインターレースなので稀に被写体同士の境界線部分を意識して見た時に、 例えば境界線部分を注視しながら目線を左に流しながら見れば、左に極小さなドットのような物が移動している様に見え、 目線を右に流しながら見れば、右にドットが移動している様に見えます。 境界線部分を移動せずに見ればチラチラしている様に見えます。 これがインターレース(飛び越し走査=i)映像の特徴ですね。 余談1: 日本の放送規格にはない、ってゆうか実際には放送する事が出来ない1920×1080pでの民生利用は、 私の所有するパナソニックのデジタルカメラDMC-TZ60でも採用されています。 皆さんがお持ちの近年製造の多くのカメラでも撮影が出来るかもしれませんね。 余談2:次世代4K放送の輝度は10,000nitまで表示が出来るそうですね。 日本のTV放送について、もう廃止されたアナログカラーテレビ放送時代から現在の地上デジタル放送や110度BS・CS放送、及び今回は話題にしなかった124・128度CS放送(以前のアナログ放送も)に至るまで全て輝度は100nitまでしか表示が出来ません。 夜間の月明かりの元にいる人や、夏場の西日に照らされている水面がキラキラしている様子を見て違和感を覚えるのは実際の輝度よりもはるかに暗く表示されているからです。 地球上の自然界では輝度については、1から1兆nit(ニット)あります。 ちなみに1兆nitとは晴天時に真夏(正確には夏至)の太陽を直視した輝度を指し、1nitとは人がほぼ真っ暗闇ともいえる状態でギリギリ物を判別が出来る輝度を指します。 今回は回答者ではないのですが、 皆さんのお役に立てれば嬉しいです\(^_^)/

関連するQ&A