これから社会人なら絶対に中古車がおすすめです。
新車は登録した段階で30%値落ちします。200万の新車を何らかの事情ですぐに手放すともう140万です。また、乗っている年数により値段は当然下がります。3年乗って手放すと人気車で55%(200万の新車で110万)の価値に、不人気車は45%(200万の新車で90万)の価値と見なされて買取、もしくは下取りされます。実際には、この金額感をベースに、走行距離やコンディションが査定ポイントとして加わります。同じ車なら走行距離が少なく、美しいコンディションを保っている車が高く査定されるわけです。
購入にあたっては、何年乗るか、乗りたいかですね。仮に150万の国産軽の新車を買うとします。元の値段も安いですが3年後にはほぼ半額に、4年乗れば40~50万に、5年以上乗れば10~20万で買い取られれば良い方です。計算上、5年間で150万が20万円になるので、5年間で130万を車本体の為だけにかけたことになります。ガソリン代、駐車場代、自動車保険は新車であっても中古であっても同じですから本体だけで考えるとイメージがしやすくなります。
そして、同じ車を中古で70万くらいで買う場合、5年後にはほぼ価値は無くなりますが、5年間で車本体にかけたコストは70万です。新車で買うのと比較すると半分の金額で乗れたわけです。
この計算をリセールバリューと言います。買うときと手放す時の値段を考えて決めましょう。
同じ150万で国産軽を買っても良いですし、新車時価格が500万くらいする外国車でも10年落ち(10年前の車)なら150万くらいで買えます。同じ値段で外国車に乗ることも出来るわけです。ただ、元値よりも大きくダウンしている理由はそれだけ値崩れが激しいことも意味します。そして、お得に買える分、走行距離が相当いっている車もあります。このあたりは中古車情報をいくつも比較して見ると分かります。同じ車種、年式(新車で登録した年)でも一方は200万で一方は100万だったりするのはザラです。その差は、走行距離と車検が残っているかいないか、人気のボディカラーが否か、内外装が美しく保たれているか否かなどです。
気を付けるのは、格安の車は過去に大きな事故を起こしている可能性があることですが、中古車情報を良く見ると「修理歴:有」になっています。「修理歴:無」を選びましょう。
> また中古車ならガリバーが有名ですが、他の店舗との差はなんでしょうか?
中古車情報をネットで探すと様々な中古車情報サイトがあります。どこかにこだわる必要はありません。購入してから修理の保証を歌う中古車屋はいくつもあり、安心ですがその分は当然価格に含まれています。乗りたい車が魅力的な値段で販売してるのを見つけて、でも保証が無ければ(必要なら)付けてもらい、総額で考えれば良いだけです。保証を付ければ、保証付で販売している中古車屋の値段とほぼ同じになります。
最後に、修理歴が有る車は避けましょう。総走行距離が極端に多い車(10万km以上など)はすぐにガタがきてもおかしく無いので、あまりおススメできません。古い車で走行距離が少ない車は、シートがヘタっていたり、外装の塗装が劣化していたり、内装の樹脂部分が劣化していることが考えられます。が、それも当たり外れです。ネットで良い車を見つけたらまずは現地に行き試乗させてもらいましょう。試乗をさせない中古車屋はありえないので選択肢から外しましょう。
という感じで、自分で色々な情報をチェックしてください。納得した車選びができると思いますよ。