男性器を示す「おちんちん」は実は放送コードに引っかからないんですよね。あの釣瓶師匠がNHKで「ちんちん」と言っていたことがあります。なぜだか分からないのですが、「チンコ」はダメで、「ちんちん」はセーフみたいなんですよね。チンチン電車というからかしらね。
それに曲名だからまったく問題はないのですが、「ヒップヒップ」に「チンチン」ときたら視聴者から問合せが入るのは必至で、放送コードに引っかかったというより、余計なトラブルにならないためにあえて紹介しなかったのではないかなと思います。
蛇足:放送禁止用語ってのは実は存在しないそうで、世間でいうところの放送禁止はすべて「自粛」なんだそうです。これは「放送禁止歌」もそうで、放送が禁止されている歌というのはなくて、あくまでどの曲も「自粛」という扱いだそうです。ゆえにある曲や言葉がある時代はセーフで、ある時代からアウトということはあります。昔のドラマでは「きちがい」とか「かたわ」なんてセリフがバンバン出てきますね。その一方で、昔は放送できなかった「金太の大冒険」は今はテレビで流せるみたいです。また最も有名な放送禁止歌である「イムジン河」は、今は関東の放送局ではどこでも流せますが、大阪・兵庫辺りではまだ流せない放送局があるそうですよ。私個人は、数年前に美輪明宏さんが紅白歌合戦で「ヨイトマケの歌」を歌ったのが驚きでした。「ドカタ」って差別用語になるのでNGのはずなんですけどね。
お礼
ありがとうございました。 禁止ではなく、自粛ということなんですね。