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国立文楽劇場のチケット取り方と込み具合について
- 外国人の友人と一緒に国立文楽劇場で錦秋文楽公演を見たいと思っていますが、チケットの取り方や込み具合について質問です。
- 演目が第一部と第二部で異なるため、第二部だけ見たい場合でも1日分のチケットを購入する必要があるのか、また平日に劇場に直接行ってチケットを購入できるのか知りたいです。
- また、一等席と二等席の違いによってもチケットの取り方や込み具合が異なるのかも知りたいです。
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1部と2部とで別売りのはずです。なので午後の部のチケットだけ買って午後だけご覧いただけるはずです。 ただ、「玉藻の前」はわりとわかりにくい内容です。歌舞伎でもほとんど出ません。 時代物なので文楽らしい重厚さは味わえますが。 一部の「碁太平記」のほうが多少はわかりやすいかもしれません。キレイな遊女も出ます。 「鰻谷」は少し暗い話ですが、動きがあるので見やすいかと思います。 「団子売」は気楽に楽しめる踊りです。 3本立てなのでわりと飽きないと思います。 お時間の都合がつきそうであれば、一部をおすすめします。 あと、文楽はおそらく想像なさっている以上に「何言っているかわからない」と思います。 セリフは古語な上に独特の節回しでうなるように語ります。慣れないと日本人にとってすら外国語です。 字幕は付きますが、古語のままの字幕ですので古典を素読みできる文法力がなければあまりアテにできません。 そのへんは一応覚悟なさっていらしたほうが混乱が少ないかもしれません。 チケットはネットで買えますので、そのほうが当日買うよりも確実ではないかと思います。 どちらにしてもそれほど激混みにはならないと思います。
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- tarohkaja
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「古語」だからわからない、と言っても、平安時代の古語ではなく、江戸時代のはなしことばですから、聞いてりゃわかります。 義太夫は、謡曲とちがって、聞いてわからなければ語ってる大夫が下手なんです。 むしろ、江戸語と現代語で、まったく同じ言葉なのに意味やニュアンスが違う言葉があることに注意することです。 床本(ゆかほん)と言いますが、義太夫をまるまる印刷したものがプログラムについていますから、それを見るとよくわかります。 ただし、英文プログラムはあらすじしか書いてないこと、もう一つの注意は床本はつまり台本と同じですから、台本に気を取られて舞台の人形を見損なってはいけません。 前売り券と一緒にプログラムを買ってきて、床本を先に読んでおけば、外国人にも説明ができてよいと思います。(一部でも二部でも見たいのだけを買えばいいんです) その意味で、ネットでも買えますが、国立文楽劇場まで足を運んで前売り券とプログラムを買うのがいいと思います。
お礼
詳しい注意点や鑑賞上(や鑑賞前)のポイント教えて頂き感謝いたします。時間がある時に劇場へ足を運んでみることも考えます。ありがとうございました。
お礼
大変丁寧にアドバイスも込みで回答頂きありがとうございます。とても参考になりました。 全く古語の知識がないという訳でもありませんが、随分昔に勉強したものなのでかなり忘れていると思います。私も実際に見るのは初めてなので、雰囲気を楽しむつもりで鑑賞したいと思います。