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猫のてんかんの薬(フェノバルビタール)について
てんかんもちの雌猫4歳(体重3.5キロ程度)がいます。 この2年ほど、フェノバルビタール15mgの4分の1を朝晩2回飲ませていましたが、先週より、15mgの薬がない獣医さんにお世話になることになり、今は30mgを8分割にカッターで私が切って、同容量になるように手加減して朝晩2回飲ませています。 このせいか、久しぶりに発作が起こりました。(半年ぶりくらい) フェノバルビタールは「治療域と毒性域が近く、過剰摂取時に致命的となりえる」(Wikipedia)とのことですので、獣医学または薬学の知識がある方、または猫のてんかんの知識がある方がいらしたら、お知恵をお貸しください。 1)タイに引っ越してきたので、獣医さんが変わり診察なしで、この薬をもらいました。 獣医さんは、「15mgがないから、30mgの4分の1を一日1回にするか、8分の1を一日2回にして」とのことでした。つまり、今まで日に2回に分けていたのもを1度で投薬しても大丈夫だということは、7.5mgを一度にやっても死ぬことはない、という解釈は正しいですか? 2)「今日は発作がおきそうだ」というのがわかりますので、(寝入りばなにビリビリ震えて眠れない、寝入ったらがが、っと小規模の発作が起きて目覚める)そういう日には以前は自己判断で倍の量をやったりしていました。というのは、最も低用量の薬を使っているという知識があり、かつ、多くやると死ぬという知識がなかったためです。 死ぬ目安というか、死なない目安を教えてください。(血中濃度がこのくらいだと死ぬので、30mgのフェノバルビタールを24時間に与えていい量は3.5キロの猫だとこのくらいです、というような) 3)獣医さんの診察に対して、懐疑的です。端的に言いますと、何をしても治るものではない病気であること、そして、この猫は環境を変えると、普通の猫以上に大騒ぎして発作がまた起こるためです。そのため、他の何かが起きない限り家の外には出すことなく、このまま投薬を続けていきたいと思っています。それでも、「獣医さんに診せたほうが良いですよ」と勧める利点はありますでしょうか。 お力添えいただけますと、大変助かります。
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- yumyum77
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死ぬ・死なないの目安は血中濃度でしか分かりませんよ。 個体差があるので同じ体重でも投与量は違います。 いつもの倍飲ませて血中濃度がオーバーしていた場合、確実に肝障害を起こします。 フェノバルビタールは飲ませるのをやめるのも獣医の診断がなければ危険なのはご存知ですか? 自己判断できる薬ではないので、大変でも病院へ行って下さい。
追加になりますが。 抗てんかん薬は、発作が起きないよう常時服用する薬です。 今日は発作が起きそうだからと、日によって増やしたりする薬ではありません。 服用していても発作が起きるということは、日常の薬では足りないということで、そういう時は毎日の服用量自体を見直すんです。 現在の服用でも発作が起きることは、何もせずまず獣医に相談すべきことです。 様子をみて、素人判断で、その日によって薬を増やしたり減らしたりしないでください。 念を押しときます。
私はてんかん患者です。 抗てんかん薬は人間も犬も猫も同じですし、てんかん自体基本的に人間と同じなので、回答させてもらいます。 1)「治療域と毒性域が近く、過剰摂取時に致命的となりえる」とは、薬に無知な医者が間違えて相当な量を処方した場合の話で、多少量が多いからと言っておこることではありません。 医師は世界中に居て、間違った処方もごくまれにはありますが、実際にそれで人が亡くなった話は、1件だけしか聞いていません。それも、アメリカでの話です。 なお、抗てんかん薬はまず1日に服用する量が決まります。 そして、その回数によって、1回の服用量は違ってきます。 おたくの猫ちゃんの場合、一日の服用量は7.5mgで、それを一度で服用するか、2回に分けて半分ずつ服用するかの違いです。 抗てんかん薬は常時服用している必要があり、1度にすると、最も利く時間帯は多少の副作用があるかもしれませんが、服用し忘れない確率が高いという利点があります。 2)てんかん発作は突然起こります。起きそうな感じは、すでに軽い発作かと思われます。 薬で死ぬ目安は、先にも言いましたが、間違えてとんでもない量を与えた場合です。 なお、フェノパルビタールの量は、人間の場合一日200mgまでが通常です。 3)てんかんは完治は難しいです。抗てんかん薬は治すための薬ではなく、発作を抑えるための薬です。 ただ、人によって必要量が違いますし、量が変更になることもあります。 また、薬にも種類があり、人によって効く薬は違います。 つまり、薬の量や種類を変更する場合もよくあります。 犬や猫でもそうじゃないでしょうか? それを考えると、獣医さんには診せながらのほうが良いのではないでしょうか。