再会した同級生が幼く感じた
先日、私が実家に帰った際、急に自動車事故で亡くなった中学の同級生の葬儀に参列する事になりました。
葬儀会場で何人かの同級生を見かけたので、集まった者同志で軽く食事でもしようと言う事になりました。
中学卒業以降、私は進学のため都市部に移り、以後学業と仕事のため同級生と接点がもてず、十数年の間彼らと顔を合わせて話す機会が全くありませんでした。
その食事会では、中学の頃の思い出話や卒業後の身上について話が盛り上がったのは言うまでもなく、家庭を持った方々の結婚生活の事も話題に上がりました。
しかし、彼らと会話しているうちに私は不思議な感覚を覚えました。
同級生の彼らの事が自分よりもとても幼なく感じられたんです。
上手くいえませんが、彼らの動作、考え方が幼いというか、現実的な考えからそれているというか・・・。
懐かしさが手伝って、みな学生頃に気持ちが戻ったと言う面はあるとは思いますが、それを見越したとしてもとても同年とは思えない・・・まるで下級生の会話の中に自分が一人混じっているような感覚になったんです。
私の場合、就職後早々に同期の人間達から引き離され、50~60歳代の方々の中で仕事をさせられ、仕事相手がいつも父の年代の方々ばかりでした。
また私には、大学入学早々父が病気になって仕送りが止まったり、就職後は親の借金の肩代わり返済等、同年代の方々の中よりも、かなり屈折した余裕無がない人生を歩んできたと側面もあります。
私(男)は30代半場ですが、今の自分を振り返ると、自分の心の何かが色あせてしまったのではないか、それとも無意識の内に自分に何か勘違いがあるのではないかと不安になります。
こんな私は何かが変でしょうか?