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建物外部についてない電力メーター
- 建物外部についてない電力メーターの設置場所について
- 建物外部についてない電力メーターの検針方法について
- スーパーや店舗の電気料金について
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質問者が選んだベストアンサー
電気技術者です。 まず最初に、電気の使用量は極めて厳密に管理されています。電気料金の請求漏れなど万に一つもありません。以下にご説明をしますが、用語は正確ではありません。わかりやすさを優先します。 電気の契約は大きく分けて、一般住宅用と事業所用の二種類があります。 一般家庭の場合は、おっしゃるとおり住民に見えるところに電気メーターがありますが、事業所用のメーターは、一般の人の目に触れにくくなっています。別に隠しているわけではありません。 スーパーなどで建物が独立している場合は、周りを一周すると小さい物置程度の電気設備がある場合もあります。家庭用のメーターと同様のものが付いている場合もあります。 ビルの場合は、一般の人が誤って入ったりできないように、電気室と言われる区画があります。 事業所用の電気料金は、一般家庭より割安であると言えますが、その理由は大量に購入しているからというのともう一つあります。 一般家庭の電気は通常 6600 ボルトで住宅の近くまで送電し、6600ボルトを 100 ボルトや 200 ボルトに下げて、家庭に供給しています。 それに対して、事業所では、建物内まで 6600 ボルトで送電し、建物内部で 100 ボルトや 200 ボルトにして使用しています。 事業所の電気設備は、6600 ボルトを受け入れた後の設備はすべて自前なのです。その上そういう設備の安全管理要員を常時雇用または、管理会社から要員を常時派遣してもらわなければなりません。二十四時間体制で有資格者一名を含め数名必要な場合もあります。(小さい事業所の場合は巡回点検と言う場合もあります。) 事業所が負担する費用だけ、電力会社の負担は軽くなりますので、電気料金も割安になっているというわけです。 法律では、電気の使用は使用者が全責任を負うという前提になっていますが、一般家庭の人に責任は負えませんので、その分も電力会社が負担すると言うことになっています。 数年に一度、漏電検査をする人が訪ねてきますよね。 こういう状況ですので、電気はきちんと管理されていますし、企業は企業で節電には十分努力をしています。 電気料金の概算は、小規模スーパーなどで一カ月30万円ほど、少し大きめの複数フロアの店舗の場合は2~3百万円と言うところでしょうか。 以上、ご理解いただけますとうれしく思います。
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某電力会社の配電線工事を請け負う電気工事会社を経営する者です。 >戸建の住宅や、規模の小さい会社やアパートや店には、建物外部に電気メーターが設置されていますが 事務所やアパート等はもちろん、一般住宅にしても必ずしも建物の壁面に電力量計が取付されているものではありません。 構内、敷地内に引込みポールやコンクリート柱等が建てられており、電力会社からの引込線も電力量計もそこに取付されているというのは珍しくありません。 建物外部に見当たらなければそういうケースが考えられます。 また電力量計の検針時には電力会社の検針員が言わば自由に出入りできる必要があるため、建物の内部に電力量計があるケースは少ないです。 ただしアパートやマンションやテナントビル等だと、部屋毎に個別に出入り口付近に全ての計量器が纏められている事もあります。 >直接電力会社との契約となっているのかな!! 意味不明な言葉なのですが、電力会社は単なる民間企業ですので間接的な契約は存在しませんので、一般戸建てであろうが高層ビルであろうが日本中のどこであっても電力会社とは直接契約しています。 >家電メーカーや スーパーに電気料は 相当な金額になると思います 多くのビル等がある地区では、複雑で間違いなく検針や支払がなされていますか? 疑う理由はなんですか? 公務員によるお役所等の仕事には色々ある事は日々のニュース等で取り沙汰されている事で疑いの目が向けられるかもしれませんが、先にも述べたように電力会社は営利民間企業であるし、検針員も工事会社もただの委託契約です。 電力会社のような大企業と業務や作業を請け負う側は信頼だけで繋がっていますので、仮に電力会社や電力会社の社員が不正をしていたとしても、バカみたいに誠実な仕事で応えています。 それに単純な業務であっても沢山の人の手を経由しますし記録が残されますので、どこかの隣国のように嘘が常態化するような事はありえません。 >原発を稼働しないためにも個人の電気料を上げないですむようにも企業には、努力してほしく思います。 言ってる意味が良く理解できません。 一般家庭の個人でも、事務所や工場やスーパーやビル等の法人でも、電力を使用すれば使った分だけ電力会社から請求されて電気料金を支払います。 ひとつだけはっきりと言っておきますが、個人が契約する一般的な電気料金プランと事業用の業務用電気料金プランには大きな差があります。 もちろん個人が契約する一般的な電気料金プランだって、沢山電力を使ってくれるところ程割引が大きくなるように、民間企業である電力会社は大口の顧客に対するサービスや特典を大きくしておかないと永年継続契約が得られないのです。 私の言ってる意味解りますか? 低圧受電の一般需要家以外は平成17年度から既に電力販売の完全自由化がなされているのです。 つまり高圧受電のビルや工場等では、例えば東北地方に会社があっても東京電力から電力を購入するという契約がとっくに始められていました。 ただの民間企業である電力会社が販売する電力量のほとんどが大口の需要家である以上は1件でも大口需要家の契約が減らないようには努力しますが、一般家庭単位での契約数などは100件単位で減ってもさほど問題ではないのです。 我が国日本では原発問題云々もありますが、それ以前にどんなに生活が苦しい人でも電気のない生活はあり得ない人が多い事が先ず持って問題なのです。 質問者さんだって自分が使った電気料金を黙って支払う事に疑問を持つならば、電力会社から電力を買わなくて済むような生活に切り替えすればいいとは思いませんか? それと勘違いも甚だしいのですが、原発が稼働できないから電気料金を値上げしてるわけではありません。 そもそも我が国日本ではそういう理由で電気料金を簡単に変更できるような法制度にはなっておりません。 電気料金の請求明細等を見れば子供でも理解できるはずですが、燃料費調整額というものの随時転嫁が法で認められているのです。 飛行機だって船だってトラック便だって今や燃料サーチャージ制を導入していないところなど皆無かと思います。 どういう制度かくらいはご自分でお調べ下さいね。 >ごく平均的なスーパーなどの電気料は月いくらくらいでしょうか? ごく平均的なスーパーといっても地域差ひとつでいくらでも大きくも小さくもなります。 東京での小さなスーパーと北海道での小さなスーパーでは敷地面積のみ見ても何倍、建物の大きさや陳列商品を考慮すれば数倍という大きさでもあるし、使用電力料金だって何倍も違います。 一般に解りやすく言うなれば通常のパチンコ屋の一カ月当たりの電気料金が100~150万円だという事です。 質問者さん宅では電力会社とどういう契約で毎月どのくらいの電力を消費して電気料金をいくら支払っているのかは判りませんが、他人がどうこうではなくて、自分が払いたくなければ使わなければいいんだと思えませんか?
お礼
長文のご回答誠に有難うございました。 何しろ 電気については、全く素人で戸建のようなメーターが事業所にもあるものと思って質問しました。 電気の有難さや大切さは解っております。 電気工事会社を経営されておられるとのこと、失礼な質問だったら、 お許しくださいませ。 家庭用と事業所の電気は配線から メーターなども、違っていることも 初めてしりました。 事業所が電力会社に貢献していることも ありですね! 私の家庭では、ほんのわずかな料金で便利な生活を させていただいていることに改めて感謝しました。
- y-y-y
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> ・・・・近くのドラッグストアーやスーパーには、外部からのメーターが見当たりません。 ドラッグストアーやスーパーの外周を良く見てください。 一般家庭、規模の小さな会社・店舗、アパート・店等とは違う電圧の6,600Vで引き込んで、受変電設備(小さな変電設備)で受電をしているはずです。 受変電設備とは、鉄柵で囲われていて、見える部分は太い電力配線で、小さなプレハブ様の建物もあります。つまり、小さな変電所です。 その受変電設備の中に、電力メータがあり、6,600Vを100Vにしたり200Vにするのです。 一般家庭、規模の小さな会社・店舗、アパート・店等は、単相2線式100Vか、単相3線式200Vで受電して、受変電設備を介さずに、電力メータへつないでいます。 > ちなみに ごく平均的なスーパーなどの電気料は月いくらくらいでしょうか? 具体的には、電気料は分かりません。 ただいえることは、6,600Vなど高圧で受電する場合、電気料は安くなります。 理由は、電気を送電する場合、送電途中の配線でロスがある、つまり送電途中で「熱」になってしまうのです。 こりロスを少なくして送電をするために、電圧を高圧になればなるほど、ロス(熱になる事)が少なくなめのです。 参考: 地方の電力会社の発電所から、遠距離の都市部へ送電する場合、何万Vと電圧を上げて、途中のロス(熱)が、出きるだけ無くなる様にしているのです。 聞くところによると、この様なに何万Vにもして遠距離に高圧で送電しても、途中の送電線で、半分はロス(熱になる)をするらしいです。 -------------------- 街中の電力会社の電柱の配線を見てください。 電柱の一番上にある1本の配線が、避雷用の配線です。(つまり、雷よけ) そして、基本的には、2番目の高さの3本の配線が、事業所用の6,600Vの電力用です。 つまり、質問の、ドラッグストアーやスーパーなどの受電用です。 そして、基本的には、3番目の高さの3本の配線が、200Vです。 つまり、一般家庭、規模の小さな会社・店舗、アパート・店等で、3本の配線接続の方法で「単相2線式100V」になっり、「単相3線式200V」になります。 30~50年前からの新築家屋ならば、電気が引込線は3本のはずです。 電気の引込線が「3本」とか、電気メータが「3線式」を取り付けてあれば、電気工事会社に連絡すると、建物内だけの接続配線の工事ですぐにも200Vと100Vの併用になります。
お礼
電機こと配線のことも、全くよく知りませんので、詳しく教えていただき、勉強になりました。事業所用と家庭用とのメーターとは、違うようですね! 変電設備かどうかは解りませんが、長方形の箱のようなものがそうでしょか! 見かけます。 また扉があり、関係者以外立ち入り禁止としてあり その中にメーターなどがはいっているのでしょう! もろに家庭用のように 外から見えないようにしてあるのかもしれません。 長文のご回答有難うございました。
- angel2015
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まじめな話全企業が全力を尽くして節電を行った場合、電力会社の利益が激減して家庭の電気代はさらに上昇します
お礼
ご回答有難うございました。 単純に節電したから、いいというものでも ないことが、解りました。
お礼
解りやすく 長文で説明していただき有難うございました。 この頃スーパーも 冷凍設備も多くなり、店内も明るくなって、買い物しやすいのは有難いことですが、電力の消耗が多くなり 大変だろうと思って質問しましたが、家庭とは違った 計算とまた管理をされているとのこと 初めてしりました。料金の請求もれなどもないそうで、 いろいろ勉強になり感謝です。電気技師さんとして、これからも、社会に貢献ください。