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大学院入試面接について
- 大学院入試面接について質問があります。筆記試験の基準を満たした受験者が二次面接に進むことができ、志望動機や将来設計、試験の出来などが聞かれます。
- 二次面接では物理学専攻の教授陣の前で圧迫面接が行われることがあります。これは筆記の点数が合格ラインギリギリの人に対する救済措置のようなものと考えられます。
- 圧迫面接をする意図は明確には分かっていませんが、可能性としては試験の偏差値や学力だけでなく、応用力や実践力、コミュニケーション能力などを見るためのものかもしれません。
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補足。質問文が曖昧なので,それも指摘しつつ補足を書いておきます。たとえば,こういう手順なんですか? 1次筆記 40人合格 2次面接の1回目(専門分野から面接試験者) 39人受験 15人に合格通知や入学手続書類が届く。2回目の面接はなし。 15人は2回目の面接の呼び出しを受ける 9人は不合格通知が届く 2次面接の2回目(専攻全体のオールスター出演) 15人受験して12人に合格通知や書類が届く。 最終的に27人合格。 たぶん入学定員は教員数とおなじくらいのはずです。 2回目も呼び出しを受けるのは,常識的に考えて,(1)なんらかの不安要素が残ったか,あるいは(2)研究室間で人数調整をするためじゃないかと思います。 (1)1回目の面接で評価が「○,×」わかれたか,時間の制約で納得がいく質疑応答できなかった。合格者の決定には大学として対外的な責任もあるので,「こうなりゃオールスターで共同責任とろうぜ」。その結果,15人のうち3人は「×が大勢だな」。 (2)1回目までの結果で,A研究室は「合格者を多めに3人だしたい」と要求し,B研究室は「今年はめがねにかなう学生はおらん」とつっぱった。そこで,「しょうがねえなあ。オールスターで面接して調整しようぜ」。その結果,A研究室の第3順位の受験生a3は落とされ,すでに1回目で合格していたa1,a2の2人のみをとり,B研究室は「受験生b1だってまあまあのできじゃないか。a3よりましだと思うぞ。ぜいたく言うなよ」と説得され,1人とることにした。 こういう事情があるとすれば,「圧迫」するためのオールスターではないのです。
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>圧迫面接をする意図とはなんなのでしょうか? なにをもって「圧迫」といっているのか,どうも解せません。あなたが書いていることを検討していくと, >物理学専攻の教授陣20~30人 は,たしかにおおいです。きっと,でかくて水準がたかい大学で,プロになるのが当然の大学院なんでしょう。 >志望動機などはもちろん、将来設計や試験の出来、場合によっては筆記試験をもう一度説明しながら解いてもらうなどを行うそうです。 なにか変なところがありますか? 筆記試験を解かせるのは,解答内容が曖昧で,ちゃんと理解しているか判断できなかった場合じゃないですか。その可能性があるなら,面接試験の前に試験問題を復習しておけばいいでしょう。 >これは筆記の点数が合格ラインギリギリの人を対象の救済措置のようなものなのでしょうか? むしろ,「やっぱり曖昧にしか理解してなかったんだな」と公然と確認しあい,満場一致で落とすためだと思いますがね 笑。学生集めには,それほど苦労してないでしょうし。 圧迫面接だの,救済措置だの,ずいぶんな「甘ちゃん発言」ですね。プロを養成する大学院ほど「情け容赦なし」だろうと思いますが,だいじょうぶですか?
お礼
ありがとうございます。 >なにか変なところがありますか? 1回目の面接に関しては何もないですよ。それに、筆記の問題をもう一度解かせ解説もさせるのは「暗記だけに頼って本質を理解していない学生ではないか?」とか「わからなかった問題をそのままにしておかない、どこができてどこができなかったかなぜできなかったか等の自己分析をしているか?」という姿勢を確認するためだと、研究室訪問した際に教授から言われました。 >「やっぱり曖昧にしか理解してなかったんだな」と公然と確認しあい,満場一致で落とすためだと思いますがね そんなことのためにわざわざ時間を割くとは相当性格悪いですよね。落とす前提ならバッサリ切り捨てるものだと思いますが。他の解答者がおっしゃているように研究室間の人数調整とかやる気の確認とかのほうがまだ納得できます。
- hue2011
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自分の経験でお話します。私も大学院物理学専攻の出身ですので。 就職の面接じゃないのですよ。 筆記の点数が合格ラインギリギリの人を対象に、という発想をよく思いつきましたね。 大学院は、無理に合格させる必要なんてないんですよ。 まして、伸びそうにない人を救済処置で合格させる理由はありません。 指導学生の数で、手当の額は変わりますけど、そんなもん当人にご飯ごちそうしたり酒のませたりしたら単純経費であって儲けにもなりません。 自分が学会発表するときに手足になってくれないなら、足手まといです。 そうではなくて、筆記ではとりあえずレベルに達していても、それは言ってみれば「勉強ができる」だけのことです。 どれだけのアグレッシブな意識をもって学問にとりかかろうとしているかを見たいのです。 勉強ができるだけの人は、フーリエ変換で論文書いたり、ルンゲ・クッタ・ジル法で偏微分方程式を解くことは得意だけど、虚数エネルギーというような発想についていけなかったりするのです。 他人の新しい発想とか考え方の切り口に直観で理解を示せ、自分の態度を決めるというのは能力としか言いようがありません。 また、あのファインマンなんかがそうですけど、数学計算が大っ嫌いだけど物理学の発想が天才的な人がいることがある。 その学生を育てた結果、あの異様に歪んだ図形を作りあげて発表するほがらかな学者ができたのです。 こういう人が伸びるのを抑えたりしないようにしないといけないのです。 だれでもがランダウではないのです。 そのために、その人の潜在能力だとか、指向性を多方面から検討しようというのが、教授がよりたかって行う面接会と言うことになります。 圧迫面接といわれては立つ瀬がありません。 本人が希望している分野と違う人も参加しているはずです。 私が受験したときは、かなりまぬけなおかしなことを言ったと思います。 これ以上の馬鹿はいないんじゃないかと思われたのじゃないかしら。あったま悪そうだし。 だけどそのさなかに教授たちが横を向きながらひそひそ何か話していましたね。 やろうとしている研究の方向で、これこれこんな障害があるんじゃないか、といわれた。完全に別の分野の教授から。 答えました。 即座に1953年のある人の論文を思い出し、それにはこういう方向の検討があって、この見方ではこうだ、この見方ではこうだ、で、考慮に値しないという判断がありました。 その判断は今も同様に適用可能と思いますので障害にはなりませんのは一緒です。 私がやりたい方角はこれこれを確認してこういう方向の展開が開けたらと思うので、と、知ったかぶりで応対したのがよかったみたい。 乱流が絡んだり不定の現象が発現する確率事象ですから、究極の結論はでないと思いますが。 年号と筆者名と発表雑誌を明確にいえましたし、自分の意志を明確に表現できましたので。 年寄りたちの反応がなんとなくわかったので退室しました。 それで合格し、大学院での研究に入ることができました。 そういう風に展開すると思って下さい。 私は大学院の教授なんかになりませんでしたから、自分が面接する立場のことは知りません。 だけど、同い年とか後輩がどうやってどういうことになったかを後で聞いて知っています。 大学院では「ベンキョーします、がんばります」をやらかしたら、点数は低くなるのも大体判断がつきました。 守・破・離というラインでいうと、大学院というのは「破」に入ろうとするひとが参加するところなんです。
お礼
ありがとうございます。 確かに僕の友達で院試をしようとしている友達の中に、院試の勉強ばかりして研究内容の方には一切手を付けていない方もいます。 >大学院では「ベンキョーします、がんばります」 こうならないよう、面接対策の方も当日までにもっと具体的に練っていき2回目の面接に引っかからないように努力しようと思います。
お礼
まさしくそんな感じです。 面接結果自体は翌日に出るらしいのですが。 参考になる意見ありがとうございました。