主要な除湿方式にはコンプレッサー方式とデシカント(ゼオライト)方式の2通りがある。
コンプレッサー方式は、コンプレッサーを通して冷媒(フロンガス)を循環させ、冷却器で湿った空気を冷やして湿気を水滴に変える、いわば小型のエアコンのようなもので、室温が25度以上であれば高い除湿能力を発揮する。
熱交換による廃熱があって、1~2度の室温上昇がある。
デシカント方式は、空気中の水分を乾燥剤(ゼオライト)に吸着させて乾燥させた空気を排出することで除湿する。
湿気を帯びたゼオライトはヒーターで乾かすため3~8度の室温上昇がある。
発熱量的にはデシカント方式に優位性があるけど・・・
>衣類乾燥モードがある製品って温風が出ると思いますが、その風は温風でしょうか?
真夏だと”熱風”と感じるくらいの排気だけど。実際のトコロは相対的なもの(だから、温度”上昇”になる)。
ゼオライトを乾燥させるのが目的のヒーターだから、室温が下がると”生暖かい風”が出せる程度のモノ。
>冬に簡易暖房として使えるタイプの除湿機ってないですかね?
デシカント方式を東北で使っているけど、冬場に暖房の代わりになるほどの能力は無い。
ヒーターを強化することは技術的には不可能じゃないだろうけど、多機能化に伴うコストアップで高価になるのは必至。
「俺が欲しいと言えば、絶対造るのがメーカー」と決めつける人が少なからずいるようだけど、慈善事業じゃ無いんだから数万台が売れるとのの見込みが無いと動かない。
能力的に勝るエアコンとの競合も考えられるし・・・マーケットが成り立つほどの需要が有るかしら?
お礼
さすがに東北の寒さレベルでは暖房となるものがあるとは考えてませんが、 私は関東住まいで、基本的に暖房は使ってないのですが、 どうしようもなく寒い日は足元に布団乾燥機をスポット暖房としてあてたり、布団のなかにノズルをつっこんだりとしています。 ですので比較対象としては布団乾燥機の暖かさを基準にして考えたいです 除湿機を求めているのは結露がつらいんですよね。 暖房のパワーはそれほど強くなくていいので、結露を防止できる除湿機であり、ちょろっと暖房の役目もできたらいいなあと 複数の電気機器を収納できるスペースもないものでして