彼はデートの「バリエーション」が要らない人。
極端に言えば、
彼の家に貴方が泊まりに来て、
最後は彼氏彼女にしか出来ない事(セックス)をして寝る。
同じ布団で体温を感じ合って朝を迎える。
それが彼のデートなんだよ。それだけで良い。
彼には、
それが一番美味しいデート。
凝った料理やバリエーションでは無くて、
同じものを同じように食べられればそれで良い。
そう考えているだけ。
貴方は、
同じではお互いに飽きる。
むしろ、
色々な形でお互いを味わいたい。
それが交際関係であり、その為にデートがある。
そう考えている人。
お互いに全然違う二人。
料理のたとえで続けるなら、
貴方は今日は中華、今日は和風、今日はイタリアン・・・
色々な提案をするんだよ。
でも彼は、
自分が好きな料理は一品(貴方が家に来て泊まる)。
それで基本的には十分。
特に中華も和風もイタリアンも食べたくない。
変な調味料や工夫は要らない。
自分の慣れ親しんだ空間で、
自分のいつものお皿(御椀)で食べるのが一番楽。
そう考えている分、
貴方の外出(デート)にあまり意味を感じていない。
俺にとっての食材はお前(貴方)
それを、
自分のホーム(家)で味わうのが一番シンプルで美味しい。
そう考えている彼は、
貴方が料理に凝ろうとする(毎回企画したり、考えたり)
それは余計な手間なのかもしれない。
貴方はどう思う?
逆に言えば、
そんな彼と貴方が何故7か月「も」付き合えているか?
貴方の食欲(デート欲)が旺盛だから。
旺盛だから尽きない。
まだ美味しく食べられていない。
(私の企画が通らない、彼から美味しい企画がされない)
それでも、
そういう事がしたい、したい、したい、したい・・・
貴方のデート欲は、
満たされてない分逆に燃え続けている。
だから彼を見限らずに、
貴方は彼に対してマイペースにデート欲を燃やしている。
実は、
お互いに付き合っていても別々の事を考えている。
彼は、
俺はこういう感じで良いんだよ、別に。
貴方は、
いやいや、付き合っている同士、
こういうデートがしたいんだ。
彼は彼の目線で二人の関係を見つめ、
貴方は貴方の目線で二人の関係を見つめている。
貴方はどう思う?
それでも、
余りにもすれ違いが多い分、
最近の貴方のデート欲も少し減少し始めている。
この彼に対しては、
私が思ったようなデートは出来ないんじゃないか?
彼は、
自分がしたい事はしたいけれど、
したくない事はしたくない。
そういう考えの人。
貴方ほどデートの意味や意義、定義を意識していない。
絆を深めるというテーマ性は彼には無い。
むしろ、
深めたいなら、
俺の家に来てスキンシップを通じて深まろうぜ、と。
彼にはその方が余程「絆」になると思っている。
対して貴方は、
色々な角度からお互いを知りたい、感じたい。
貴方の彼は、
貴方が想像するより遥かにバリエーションが無い人だった。
それで全然構わないと思っている人だった。
貴方はまだ、
彼に対して自分の理想を重ねている部分もある。
どうせ彼はこういう人だから・・・
彼に求めるのを止める時は、別れる時だ。
そう考えている分、少し頑なになっている。
もっと言えば、
それだけ彼に提案をしたり、悩む位、
貴方は彼と色々なデートが「したい」んだよね?
彼を嫌いになるどころか、
好きだから分かち合いたいと思うんだよ。
好き(したい)が勝っているうちは、
一生懸命彼に働きかける事も出来る。
でも、
余りにも空振りが続いてしまうと疲れてしまう。
疲れた時点でどうするのか?
お互いの違いを認めてしまうのか?
それとも、
まだ彼に自分の理想を重ねて、
自分が思ったようにしてくれる彼をひたすら望むのか?
それはもう貴方次第だよ。
受け止める相手あってこそ「活きた」デート欲。
一人で必死になってもただの片思い。
それは貴方も考えてみたいよね☆
お礼
おかげさまでお互いの考えをじっくり話し合いました。 なんだかんだで来年入籍となりました(*^^*)