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神風特攻隊のこと

こんにちは。 第二次世界大戦で行われた 特攻に思うことを聞かせてください。 よろしくお願いします。

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  • eroero4649
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回答No.12

あらどうしちゃったんですか。政治的なテーマに目覚めちゃって。 そうですね、こんなに誤解や曲解されているものもなかなかないと思いますね。 もともと神風特別攻撃隊が始まるきっかけになったのは「爆弾が当たらない」からでした。爆弾が当たらないと敵(米軍)に損害を与えられない。なぜ爆弾が当たらなくなったのかというと、戦争が進んでベテランパイロットが消耗して、つまり戦死して技量を持ったパイロットが少なくなったからです。だから、「最後まで自分でコントロールしてぶつかれば当たるんでね?」ってことで始めたのです。 米軍もドイツ軍も「どうやって敵に爆弾を当てるか」ってことは悩んでいて、それぞれの国は技術があったので誘導爆弾の開発に乗り出しました。しかし日本にはそういう技術はなかったので人間が身代わりになったというわけです。 だけどさすがの日本軍もそれをやるというのはかなり躊躇はあったんです。それで、恐る恐るやってみたんですね。そしたら、びっくりするほど米軍に損害を与えることができたんです。それで、踏み越えちゃったんですね。確かにこれは非人道的なやり方だけど、相手に大損害を与えることもできる、と。その戦果で感覚が麻痺しちゃったんです。その後は米軍も対策を練ってもうそんなに損害を与えることができなくなったのですが、そのときはもう他の方法で米軍に損害を与える方法が思いつかなかったのでもう割とグダグダな感じでダラダラと特攻をやってたんです。まあある種の思考停止状態だったといえますよね。 「これはマズいことだ」と思っても、思考停止に陥ってダラダラやっちゃうってのは、今も変わらないと思いますけどね。 んでね、意外に思うでしょうが、特攻ってもっぱら海軍が主導していて陸軍航空隊はほんとに非協力的だったんです。陸軍航空隊ってところは海軍と違って人命重視なんですよ。意外に思うでしょ?ゼロ戦が防弾性能を無視して性能向上を図ったのは有名ですが、陸軍機ってのはどれもちゃんと防弾性能をつけてあるんです。「パイロットを1人育てるにはとてもお金がかかる」っていうのを陸軍はよく分かっていたのです。だから「特攻!?パイロットを無駄に消耗するじゃん!」と最初は「ウチはそんなバカなことやんないよ。海軍さんで勝手にやってくれ」ってやらなかったんです。だけど戦争末期になるとそうもいってられなくなって(渋々)お付き合いするようになったんですけどね。 そして世間一般では「人命重視の米軍はそんなバカなことはやんない」ってイメージがありますが、実は米軍も似たようなことをやってるんです。 大戦中、米軍はドイツ本土爆撃ってのをやったんですね。これがもうバカみたいに大損害を喰らったのです。ほんで、やられてもやられても出撃させたんですよ。4回出撃すると休暇がもらえたのですが、確率的には4回も出撃したらまずやられるんですね。ひでえ話だ。中にはおよそ半分が撃墜されたってときもありました。10人乗りの爆撃機が撃墜されると、ほぼ全員が戦死します。第二次大戦でも負傷者より戦死者のほうが多い戦いってここだけなんです。ちなみに日本の特攻の戦死者が2000人ちょっとなんですが、どのくらい死んだと思います?なんと2万人です。2万人のアメリカの若者が投げつけられるようにして死んでいったんです。一応名目上は「必ず死ぬ特攻じゃない。生きて帰れる可能性はある」ってことですが、生き残ったらまた出撃させられるんだからあんま意味ないですよね。「結局死ぬまで出撃させられるんですよね?」ってなもので。 結局、戦争とはそのような不毛なものだということですね。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) やだ、エロさんったら(笑)政治じゃなくって女としての、母としての、気持ちからの質問です。だから難しいことは分からないですのでごめんなさい。 最初はためらいが?そうですか。でもためらったんだったらやめてほしかったですね。なんて悲しいことでしょう。 海軍のお偉いさんって”エリート”なんですってね? 「出世出世。保身保身」の化け物がいたって不思議じゃないです。 アメリカの大統領は演説だけは上手いですね。 すっかり騙されてました。 「戦争をしたくなったら国民を殺す」って噂。 本当かもですね。 ありがとうございます。

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  • isoken
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回答No.18

Wettissu さん、こんにちは。 >神風特攻隊のこと 故あって参加させて頂きますが、実は最も触れたくないテーマの一つ、ただ幸いな事にこちらで意見を述べておられる皆様は良識ある方ばかり、・・という事で以下本音をぶつけます。 私はその昔よりミリタリー・オタクでして、ごく小さな戦史に至るまで太平洋戦争に関しては隅から隅まで調べ上げた・・無論神風特攻隊の事をも含めて。 ただそんな知識は末節に過ぎないと思ってる、大切な何かを守る為に死んで行った方々、そしてその背景にあった狂気にも似た当時の情勢を理解せずして、果たして後世の我々が軽々に評価して良いものかどうか・・。 過去を検証して将来に生かす事の大切さは充分に理解してつもりですが、それでも尚若い命を散らした彼等の死を礎とし平和を享受する我が身を顧みれば、平和な時代に生まれ育った感覚で当時を語る事を潔しとしません。 尚太平洋戦争の在り方を憲法第9条改正反対へと繋げるといった、或る種の世論誘導とレトリックを少なくないメディアに於いて感じますが、果たしてそれでいいのだろうか、我々はもう少しメディア・リテラシーを持つべきではなかろうか、正直そう思ってしまいます。 そりゃ出来れば戦争は避けたい、特に現在の我が国にとって得るべきものは何一つありませんから、ただこればかりは相手があるのもまた事実、不慮の事態に備えねばならないのは国家として当然の責務でしょう。 それともう一つ、紛争を避ければ避けるほど戦争へと誘引されて行くのは、幾多の歴史がそれを証明しております、永世中立を宣言したスイスはどうだったか或いはポーランドの行く末は・・、知ってか知らずかかつての非武装中立そして憲法第9条堅持、それを念仏の如く唱え且つ信じて疑わない極めて優秀な方々の頭の中身が、私のようなボンクラにはもう理解不能です。 何しろ憲法第9条遵守は、未来永劫米軍の傘の下にある事が大前提なんですね、ところがどっこいそうは問屋が卸さない。 アメリカのプライオリティは明確に西欧と中東に限定される、つまり現在は軍事的及び金銭的余力がある為コミットしている極東は、近い将来蚊帳の外になる可能性が非常に高い。 つまり将来的な暫時撤退は既定の路線、すると軍事的な空白地帯となった極東に於いて、某国のプレゼンスが高まるのは目に見えている、その先にあるものはもう言うまでもない、語るも馬鹿馬鹿しいほどに明白な未来予想図です。 大いに横道に逸れましたが本件に関しては以上、以下余談にお付き合い下さい。 そもそもこの私目は、物心がついて以来他人様の森羅万象にはなるべく関わらないように生きて参りました、その基本線は今も変わりません。 人間関係は希薄でドライがいい、そうすれば余計な荷物を背負う事も背負わせる事もない、正直そう思っておりますが、時には口を出したくなる事もある、特に男同士の場合は・・という事で、野暮を承知でしゃしゃり出ますが、 Wettissu さんに於かれましては、気を悪くしないで頂きたい。 何の他意もありませんから・・。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) 戦い方だって人それぞれです。

回答No.17

既に無差別爆撃により日本の主要都市は焦土と化し、 家族や友人がいつ灰になるかも知れない状況で、 もし自分に武器があって、何もしないではいられない。 どうしようもない事はあるが、それでも可能性が0で ない限り、何かはしたいだろう。 実際、沖縄周辺海域での特攻による被害の大きさで、 「日本本土を攻めた場合の損失の大きさを恐れた」 結果が、原爆の使用であったという説もある。 アメリカや西欧の国にとって、アジアの日本が欧米に 伍して一流国の顔をしているのが我慢できなかったので、 二度と立ち上がれないよう叩き潰したかったが、結局 内々に日本のこだわっていた国体護持(天皇を裁かない) を受け入れた原因は、本土に近付くにつれ苛烈な抵抗 (特攻含む)にあった事が原因だったと考えられる。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) やっぱり戦いますよね。 女性たちの竹槍訓練を笑ってるひとがいます。 そういうのって嫌です。 ありがとうございます。

  • manmanmann
  • ベストアンサー率12% (535/4296)
回答No.16

死にたくなかったとしても、抗えない情勢とか世間の雰囲気は怖いなあとおもいます。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) 逃げられないんですもの。ほんと怖いです。 ありがとうございます。

  • sujika
  • ベストアンサー率24% (222/902)
回答No.15

こんにちは。 先の大戦で日本軍の取った愚の骨頂とも言える戦闘、 「永遠の0」の原作を読んで、本質はあそこにあると思いましたね。 0戦、桜花、回天、どれをとっても人を人と思っていない。 いや、それ以前に、死なせるために訓練をするなんて、 ミッドウェー以降はどう考えても、勝てる見込みの無い戦争、 特攻に行かされた人の気持ちはどうだったのか・・・

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) 今の政府はどうなんでしょう。 人を人だと思っているでしょうか。 年金から介護保険をむしりとってですね。 なんだか日本ってなんにも変っていないのかな?って思います。 ありがとうございます。

  • LOLIPON35
  • ベストアンサー率30% (861/2838)
回答No.14

引き際も見失ってヤケクソになった国家が、 国民を騙し脅迫し追い詰めて行った最悪の犯罪。 国家が守ろうとした国家やその体面と、兵であった 国民が守ろうとした家族や故郷の将来は、別物。 そしてまた、敗戦によってもたらされた平和な日本も別物。 それなのに、それらをうまくすり替えて国家を正当化し、 特攻を持ち出して愛国心を騙る輩が、未だに絶えない。 生まれ育ったくには大事だが、国家はただの方便に過ぎない。 その、人が生きるための方便が人に死を強いるとは…。 この世は一体どこまで度し難いのだろう…。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) 別々に考えて良いんですね。 私には愛国心があります。 でも国家というか政府は嫌いです。怖いです。 歴史は繰り返されちゃダメですよね。 ありがとうございます。

回答No.13

こんにちわw このテーマは、色々思う所があります・・・ 初期は空母セントロー撃沈など意外と戦果をあげてるんですが、戦局の打開には至らず、その後は侵攻してくる米軍に警戒させて少し足止めするくらいしか効果がありませんでした。 「米軍に打撃を与えたのち少しでも有利な条件で講和」するために、また時間稼ぎのためにやってたんでしょうけど、終盤は海軍と陸軍が若者を死地へどれだけ送ったかの競争になってた面もあったようです。時間を稼いだところであとは本土決戦しかなく、航空兵力はけっこう温存してたようですが、制空権を奪われた日本がまともな戦いなどできるはずもなく、つまりは特攻作戦も戦略的に意味の無い愚行と言わざるを得ませんね。 特攻隊の若者たちは、それを分かってる人もいただろうけど、本気で国や家族を守ろうと死地へ向かった人も多かったろうと思います。現代の視点から、狂っていた、洗脳されていたといくらでも言えるけど、例えば武士の時代だったら家のために死ぬのは当たり前の事です。 とはいえ大正時代には世界的にもかなり先進的な民主主義国家に一度は近づいた日本、やりたい事や愛する人がいる若者達が自分の命を投げ出す作戦へ赴くのにどうやって気持ちの折り合いをつけたのか・・・ 「英霊となって靖国の桜の木の下で待っている」と約束し、自分が英霊になる事で残した家族に誇りに思ってもらって強く生き続けてくれる事を願って散っていった多くの命。それを愚かだったとはとても言えません。 自分が日々に疲れ色々嫌になった時に「この平和で自由な日本の、礎になってくれた英霊達に顔向けできるのか?」と自分に問いかけます。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) 間違った情報。 つい鵜呑みにしませんか。 新聞やラジオで毎日毎日、日本はこんな戦果をあげてます。もうすぐ勝ちますからね。って嘘ばっかり。 酷いですよね。 ありがとうございます。

noname#208804
noname#208804
回答No.11

「絶対戻れない出撃」と言うのは、とてつもない絶望だったろうなと思います。 平和な時代に生きてる私達には想像もつきませんが。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) 覚悟を決めて飛び立ったのに、飛行機の故障でもどってくる。 また飛び立つ。 想像もつきません。 ありがとうございます。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.10

Wettissuさん、こんばんは。 実行する人はとてもかわいそうですね。二度と故郷の土を踏むことはないんですから…させる人はとても頭が悪く、たださせるだけで思考停止している。そして、自分の無策さを若い人の犠牲で糊塗するというだけです。

noname#211715
質問者

お礼

ithiさん、こんにちは(*^-^*) ずっとずっとそうですよ。年金制度だってそうじゃないですか。無策です。 子供はいくらでも湧いてくるものだと偉い人たちは思っていた証拠ですよね。 命がけで子供を産んでいる女性として、どうしても許せないんです。 ありがとうございます。

回答No.9

特攻を思いつく時点で、間違いなく負け戦ですお(ー ω ー) 命を捨てた若人がかわいそうですお(T ω T) おおおおおおおおおおおおおおお(ー ω ー)

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*)こんな重い質問にいつもながらの顔文字でごめんなさいm(__)m今気づきましたけど、このまま行きます。 特攻のずっとずっと前、開戦当時から負け戦です。 ありがとうございます。

  • type096
  • ベストアンサー率22% (8/36)
回答No.8

大西中将の言葉の通り、特攻は「統率の外道」であると思います。 特攻を可能とした隊員の忠誠心と覚悟、使命感は素晴らしいものですし、隊員をその様な人間に育て上げた当時の教育も、軍事的に見ればある種の成功であると言えます。 しかし、その成果を最大限活かそうとした方法が、最大限に悪かった…と思います。

noname#211715
質問者

お礼

こんにちは(*^-^*) ”外道”という言葉は知っています。でも使わない言葉です。 でもこのときばかりはその言葉以外にどう言えばいいのか!すべての道からはずれてしまっています。 大西中将といえば『ああ決戦航空隊』 ”最大限に悪かった” だから自決なさいましたね。 とっても悲しいです。 ありがとうございます。