日本人カップルというのは、セックスをあまりしない民族ですからね。海外のコンドームメーカーが何年かにいっぺん、世界中のカップルに「あんたら、毎週何回セックスやってんの?」って調査をするのですが、いつでも日本はぶっちぎりの最下位なんです。
外国の場合は、セックスの回数が「男らしさ」の評価につながりますが、日本人はそもそも男女ともに「セクシーである」ことをどちらかというと忌み嫌う民族です。例えばここでも「自分が男性から性の対象に見られていることに生理的嫌悪感を感じる」とか「自分にやってくる男は体を求めるような男ばかりだ」という女性の質問を多く見かけます。
それに比べると外国の女性もあっけらかんというか肉食系というか、「自分がセクシーな女だ」と認識されることに対しては素直にポジティブなんですね。多くの男たちから性の対象に見られることは魅力的な女であることだととらえています。
ロシアのプーチン大統領は「男らしい男」を前面に出す人ですが、「例え便所の中に隠れていても引きずり出してやる」とご発言もおそロシアであることで有名です。そんなプーチン閣下の語録の中に「大統領によろしく。10人もレイプするとは男らしい。みんなうらやましがっている」というのがありました。なんでもマイクのスイッチが切れていると思って発言したら切れてなくてマイクに拾われたらしいです。ここで注目すべきは「みんなうらやましがっている」です。次々と女をレイプすることは「強くて、男らしい男だ」というポジティブにとらえる価値観が彼らにはあるんですね。
だから、DVのひとつに「夫や恋人から性行為を強要される」というのがあるのですが、海外ではこれがとても多いというか、DVの定番のひとつなんです。日本でも少なくはないのですが、海外に比べるとすごく少ないんですね。
日本人男性は、そういう乱暴な性行為をしない代わりに、普段のセックスも大人しめというわけなんです。
個人的な意見ですが、日本人男子の草食化については「男性から性的な目で見られるのが嫌だ」という女性側の態度による影響が少なくないと思いますよ。
お礼
あんまり求めないようにします。