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103万の壁 確認方法
大学1年生です。 今一人暮らしをしているのですが仕送りがないため、家賃・水道光熱費・食費・交際費など全て自己負担です。(携帯代と学費は親が払ってくれています) なのでバイトでたくさん稼がないといけないのですが、103万の壁は超えてはいけないのですよね…? でも私は今派遣のバイトをやっているので、給料明細がなくていくら稼いだのかわかりません。。。 どこかに行けば今いくらなのかわかる、とかみたいな、確認方法はありませんか? 無知ですみません、ご回答お願いしますヽ(;▽;)ノ あと、103万の壁の仕組みについてもあまりわかっていないので、そちらも教えて頂けると助かります( ; ; )
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※長文回答です。 >……103万の壁は超えてはいけないのですよね…? いえ、そんなことはありません。 「超えないようにするかどうか?」はあくまでも【その人の都合次第】です。(詳しくは後述致します。) >……どこかに行けば今いくらなのかわかる、とかみたいな、確認方法はありませんか? 残念ながら、ありません。 理由は単純で、雇い主(≒事業主、会社、給与の支払者)が「従業員に給与(賃金)をいくら支払ったか?」を国や地方団体に報告するのは【その年最後の給与を支払った後、年に1回だけ】だからです。 ちなみに、「派遣のバイトだから給与明細を発行しなくてよい」ということはありませんので、雇い主に確認して下さい。 (参考) 『労働条件・職場環境に関するルール|厚生労働省』 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouseisaku/chushoukigyou/joken_kankyou_rule.html ※[1 賃金>>(3)その他>>[3] 給与明細書(所得税法第231条)]の項を参照 --- 『さまざまな雇用形態|厚生労働省』 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouseisaku/chushoukigyou/koyoukeitai.html >……103万の壁の仕組みについてもあまりわかっていない…… まず、「103万円の壁」は【税金の制度に関する説明】で使われる表現です。 しかし、誰にでも当てはまるものではなく、法律でもありません。 単に、「こういう表現にして説明したほうが分かりやすいんじゃね?」と考えた人がいて自然に広まっただけのもの(表現)です。 ***** (詳しい解説) 「税金のこと」を考える際に必ず押さえておきたいのが、「収入と所得の違い」と「所得控除(しょとく・こうじょ)の仕組み」で、この2つが理解できてしまえば「103万円の壁(と呼ばれているもの)」についても理解できます。 ----- ◯「収入と所得の違い」について 「税金の制度」では、「収入」と「所得」という2つの言葉は【まったく】違うものとして使われています。 そして、「所得税」や「個人住民税」の制度では【収入ではなく】「所得」に対して税金がかかります。 具体的には、「収入」から「その収入を得るためにかかった費用(必要経費などと呼ばれています)」を差し引いた「残り」が「所得(の金額)」と呼ばれます。 つまり、 ・収入-必要経費=所得(の金額) ということです。 --- なお、「(誰かに雇われて働いている人≒法律上の労働者、が)雇い主から受け取る賃金(給与)」の場合は「必要経費の額」があらかじめ決められていて【誰もが同じように】その額を差し引くルールになっています。 この仕組み(ルール)が「給与所得控除(きゅうよしょとく・こうじょ)」です。 ※税金の制度には、いろいろな「控除(の制度)」がありますが、言葉の意味としては「控除=金銭・数量などを差し引くこと」となります。 (参考) 『所得金額の計算|新潟市』 https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/zei/siraberu/kojin/shotokukingaku.html ※「所得税」「個人住民税」ともに所得金額の求め方は(原則として)同じです。 --- 『控除|goo辞書』 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/73326/m0u/ ----- ◯「所得控除(しょとく・こうじょ)」について 「所得税や個人住民税は【収入ではなく】所得に対してかかる税金」という説明をしましたが、「所得の金額」にそのまま税金がかかるわけでは【ありません】。 人それぞれ「いろいろな事情」がありますので、その事情に応じて「税金がかかる所得の金額を調整する(≒税金を安くする)」仕組みがあります。その仕組みが「所得控除」です。 「所得控除」の仕組み自体は単純で、「その人の所得(の合計額)」から「その人の所得控除(の額の合計額)」を差し引いて「課税される所得の金額」を決めるだけです。 つまり、 ・収入-必要経費=所得金額 ↓ ・所得金額(の合計額)-所得控除(の額の合計額)=課税される所得金額 ↓ ・課税される所得金額×税率=税額 ということです。 (参考) 『所得から引かれる「控除」、仕組みを理解して節税を!|All About』(更新日:2013年08月09日) http://allabout.co.jp/gm/gc/424898/ 『所得税>所得金額から差し引かれる金額(所得控除)|国税庁』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm ※「所得税」「個人住民税」ともに【個人の所得】にかかる税金なので、所得控除による税額の調整も【たとえ夫婦や親子でも】【一人ひとり別々に】行います。 *** ◯備考1. 上記の「税額が決まる仕組み」のうち「扶養控除(ふよう・こうじょ)や配偶者控除(はいぐうしゃ・こうじょ)などの所得控除に関する説明」などを【ざっくり一言で(強引に)】まとめたのが「103万円の壁」ということになります。 なお、「税額が決まる仕組み」が分かれば「103万円の壁(と呼ばれているもの)」が誰にでも当てはまるわけではないことが分かりますし、そもそも「壁」という表現が誤解を生みやすく適切ではないことも分かります。 ちなみに、「今、Ryookoさんが気にしている103万円の壁(と呼ばれるもの)」に関係があるのは「基礎控除」と「扶養控除」 ということになります。 具体的には、 ・Ryookoさん自身の税金に関係があるのは「(Ryookoさんが受ける)基礎控除」 ・Ryookoさんの家族(親など)の税金に関係があるのは「(家族自身が受ける)扶養控除」 ということです。 (参考) 『所得税・住民税簡易計算機|Mikoto Works LLC』 http://www.zeikin5.com/calc/ ※「給与所得以外に所得がない人」向けのツールです。 --- 『扶養|goo辞書』 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/194845/m0u/ >>[名](スル)助け養うこと。生活できるように世話すること。…… *** ◯備考2.:「個人住民税」について 「所得税」と「個人住民税」は「税額の決め方がよく似ている税金」でが、「まったく同じ決め方」では【ありません】。 ですが、とりあえず今は「違いについて調べるのは後回し」にしておいても大丈夫でしょう。 (参考) 『住民税とは?住民税の基本を知ろう|All About』(更新日:2014年06月06日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ 『個人住民税の非課税限度額とは|花巻市』 http://www.city.hanamaki.iwate.jp/shimin/109/112/p003348.html ※「非課税限度額」には自治体ごとの違い【も】あります。 *** 備考3.:「家族手当(かぞく・てあて)」について 「103万円の壁(と呼ばれるもの)」は、たいていの場合は「税金の話」で出てくるのですが、人によっては「家族手当(など賃金)の話」で使うこと【も】あります。 なぜかと言いますと、「家族手当(など)は【税法上の扶養親族(ふようしんぞく)に該当する家族】がいる従業員にのみ支給する」というようなルールの会社【も】あるからです。 ※「家族手当」は「扶養手当」などと呼ばれることもあります。 (参考) 『賃金の1割を占める 「手当」|All About』(更新日:2011年06月03日) http://allabout.co.jp/gm/gc/12042/ *** 備考4.:「130万円の壁」について 「130万円の壁」というのもまた誤解を生みやすい表現なのですが、「公的医療保険の制度の中の【被扶養者(ひふようしゃ)】の制度」と「公的年金保険の制度の中の【国民年金の第3号被保険者】の制度」というものに関係していて、「税金の制度」とはまったく関係が【ありません】。 ということで、字数制限もありますので参考リンクの紹介のみとさせていただきます。 (参考) 『公的医療保険の分類・種類(体系)|WEBNOTE』 http://kokuho.k-solution.info/2006/01/_1_22.html 『家族を被扶養者にしたいとき(被扶養者認定)|大陽日酸健康保険組合』 http://www.taiyonissan-kenpo.or.jp/member/02_life/202/20202.html ※あくまでも「大陽日酸健康保険組合」のルールですからご留意ください。 --- 『~年金が「2階建て」といわれる理由|厚生年金・国民年金web』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html 『第1号被保険者|日本年金機構』(と関連リンク) http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152
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- sukotinx
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150万超えなければ申告の義務無いよ。 学生がバイトで100~200稼いだところで税務署に目付けられるなんて聞いたことが無いから。それに、バイト先で勝手に税金払ってるから(複数勤務してそうだと勤務先が多めに給与から引いて払うようにしてる)、へたすると申告すると税金が戻ってくることも多いけど、数千円のレベルだからほっといても問題なし。
- a23j6w
- ベストアンサー率20% (1/5)
確定申告する手法しかありません。 その中で税務署が携帯電話代金等を雑費と認定出来れば経費として収入から引かれますので実際は、105万円以下となる場合あります。
- takuranke
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>103万の壁は超えてはいけないのですよね…? 103万円は給与所得者が所得税の課税対象にならない額の上限値です。 所得税の基の礎控除38万円 給与所得者の特別控除 65万円 合計103万円 派遣元に請求してください。 派遣先(直接労働しているところ)は、質問者様との雇用契約をしていませんので、通常派遣先からは給料もらわないし、給与明細を渡してくれません。
- t_ohta
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103万の壁は越えても構いませんが、お父さんかお母さんの被扶養者となっているはずですので、年間の収入が103万円を超えるとお父さんかお母さんの所得税の扶養者控除と言うのが無くなってお父さんかお母さんの所得税が増えます。 また、ご自身も所得税と住民税の納付が必要になってきます。 学生であれば勤労学生控除と言うのが受けられるので、確定申告をすることで税負担が減らせます。 年間収入が130万円を超えると、健康保険についてもお父さんかお母さんの扶養から外れるため、ご自身で国民健康保険に加入する必要が出てきますので保険料の負担が発生します。 これまで幾ら稼いだかは雇用主に聞く以外方法はありませんので、派遣会社に確認しましょう。