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中間のグレーを作るには白と黒をどの割合で混ぜるか

絵の具で絵を描いている人に質問です。 絵の具の、白と黒を均等の量で混ぜたら、ちょうど中間のグレーになりますか? もしならないなら、白と黒をどういう割合で混ぜれば中間のグレーになるでしょうか。 また、均等の量で中間のグレーにならないとしたら、その理由は何ですか?

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  • Postizos
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回答No.3

「中間」というのをどう定義するかによります。 黒と白との中間のどこかになることは間違いないのですが。 例えばスクリーン=黒のアミの50%をちょうど中間とするとか、マンセルのグレースケールのバリューN5とか、要するに基準にする物によって違います。 http://www.sikiken.co.jp/colors/colors08.html 絵の具というのは顔料の粉を接着するメディウムに混ぜて練ってあるだけですからその分量をどう厳密に計ってもそういうグレースケールの真ん中になることはあり得ません。 製品によってまるで違った結果になります。 例えば油絵の具の場合、白と言っても違う顔料の物が何種類かあり、隠ぺい力の強いチタニウムホワイトなどは少し混ぜただけで白っぽくなってしまいます。 http://www.holbein-works.co.jp/static/chart_oil/white.html http://www.holbein-works.co.jp/whiteoilpaint.html#whiterui http://www.holbein-works.co.jp/static/publicrelations/anatomy/oilcolor_0408_2.pdf もうひとつの問題は、黒や白は必ずしも全くの無彩色ではなくて、顔料によって青やアンバーに少し偏っている場合が多いのです。例えばわりと多い少し青い黒は黒の時はわからないのですが、白を混ぜるとブルーがかったグレーになってしまいます。これを修正するには補色をごく少量混ぜるのですが、変な色になってなかなかうまく行きません。ですからニュートラルグレーと称する色を最初から用意している絵の具メーカーもあります。 http://item.rakuten.co.jp/central-gazai/10002596/ ある濃度のグレーを作ろうとする場合、まず見本となる色票(色見本)を用意して、絵の具を少しづつ混ぜ合わせて試験片に塗って乾かしてその色票と並べて眼で判定して近づけて行きます。 http://www.jcri.jp/JCRI/seihin/IROMIHON/gray/gray-1.htm グレーの色見本帳はいくつかの基準に沿って作られた物があります。 例 http://www.jcri.jp/JCRI/seihin/IROMIHON/gray/gray-1.htm 「明るさの尺度として、CIEL*、視感濃度、視感反射率の3種を用意」したそうです。 濃度だけではなくて無彩色であることに大きく留意されていることにご注意下さい。 写真の場合「中間」のグレーは反射率18%のグレーとされていて、その根拠は、印画紙の白を反射率96%、黒を3%として、白を半分、そのまた半分黒を倍その倍として行った場合ちょうど中間が18%になるからです。(対数関係) 3 6 12 24 48 96 こう並んだ数のちょうど真ん中が18。 18%グレーカードというのをカメラ屋で売っています。

bbcd
質問者

お礼

絵の具で中間のグレーを作る場合は、絵の具を少しずつ混ぜ合わせながら目で確認するということですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

「そうなる様に配合」というのは、 「重さで同じ量を測れる」という意味です。 普通は三原色を単純に同じ量で混ぜても、上手く黒(濃いグレー)に ならないものなんです。 明度とか彩度とか、要するに「その色の強さ」とか「綺麗さ」 みたいな物が、違ってるのかな??? 緑にしても黄色にしても、より綺麗に見える様に配合されているとか、 万が一口にしても、安全な材料を使っているとか・・・ 学童用の絵の具は、発色よりも安全性を優先されてる様です。 プロ用の絵の具には、食べてはいけないドクロマークが付いている物も存在します。 もっとも、それがこの(グレーにならない)理由かどうかは分かりません。

bbcd
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

学童用の絵の具では、丁度中間のグレーには、中々ならないでしょうね。 理由は説明できません、ごねんなさい。 (明度とか彩度とか色々あるそうですので・・・) ただ、そうなる様に調整(配合)された絵の具が存在します。 重さで測って混色出来ます。 (ホルベインアーチストガッシュ3原色+白+黒の5本セット等です) しかし、白と黒はあまり使いません。 赤と緑とか、反対色(補色)を混色して黒(グレー)を作るのが普通です。 また、仮に中間のグレーになったとしても、 見る人によっては感じ方が違うでしょう。 なので、「貴方にとっての中間」を作った方が良いと思います。

bbcd
質問者

お礼

そうなる様に調整(配合)された絵の具が存在するということは 他の絵の具はそうならないということでしょうか? 科学のカテゴリで質問した方がよかったかもしれませんが 科学に詳しい人が絵の具に詳しいとも思えないので難しいところです。

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