こういった場面がある作品って……(『サマーウォーズ』少々ネタバレ)
『サマーウォーズ』のネタバレを少々含みますので、気になる方はご遠慮ください。
夏希が、OZの中で、ラブマシーンとこいこい勝負をする場面です。
手持ちのアカウントが不足し、絶体絶命! というところで、彼女の戦いを見ていた世界中の人がアカウントを提供してくれるという場面がありますね。
見も知らぬ大勢の人が、主人公に希望を託して、その力を少しずつでも与えてくれる……それがバーっと広がり、カタルシスを生む……この展開って、まあ、それなりに見かけるパターンではあります。
最初に思い出したのが、『ウルトラマンティガ』の最終回でした。
ほかにも、ちょっと形は違いますが、『絶対無敵ライジンオー』の37話「落書きたちの反乱」で、ライジンオーのピンチに、町中の人々が、町のそこここにある落書きを消して回る場面、『元気爆発ガンバルガー』の終盤、動けなくなった町の人たちが、ガンバーチームに向かって、自分たちを踏み台にしていけという場面なども連想しました。
(『ギア戦士電童』の、全国で人力発電をするくだりは、個人的にはやや微妙かな、と。あれはヤシマ作戦のパロディみたいな匂いがしてしまって(笑))
で、質問は、「この手のパターンで、有名かつなるべく古いもの」はなんでしょう、です。
ただし、『ドラゴンボール』の元気玉は、やはり「ちょっと違う」感じがします。
ポイントは、「主人公達は彼らを守ろうとはしているが、彼らに応援されていることをあまり意識していない」「スポーツの試合のように、主人公が応援によって力づけられる展開が容易に想像されるものではない」「想像以上に多くの人が行動してくれることの驚きが快感に変わる感じ」だと思います。
それではよろしくお願いします。
お礼
なるほどそうですね。 ご回答大変ありがとうございます。