別にどっちでも無いですけど僕らの世代は最初はフォークのコミックバンドだと思ってましたよ。おそらく殆どの人が。
「僕の好きな先生」は大ヒットで子供までうたってましたしね。だからこの人はコメディアンだからこんなおかしいんだと思ってただけです。タコ八郎のように。
それがもう一つのコミックバンドと思われていたフォークの古井戸とくっっいたのは変な感じがして、しかも急にロックになってたし、なんかどうしちゃったの?って感じだったけどね。売れなくて路線変更したなって思っただけ。
つまり「ぼくの好きな先生」「さなえちゃん」「赤とんぼの歌」「カレーライス」「サーカスゲーム」とかこの時代に似たような感じのフォークが流行ったんですよね。だから僕らはあのねのねとRCサクセションはほぼ同じに見えたわけです。
そもそも清志郎って人は、もうまともな話ができないほどいかれてましたからね。危なくてTVに出せなかった。好きも嫌いも無いですよ。それが結婚して子供ができて歳をとってきてふつうに近づいてきて一応ロッカーとしての形が整ってきたというか、メディアも取り上げやすくなったっていうか。すごいとか言われだしたのは「いけないルージュマジック」とか出してからですよね。
まあそういう風に一般人の印象なんかメディアが作り出したものに左右されるってことで。だからあまり清志郎に関しては感想も無いです。
最終的に「いい人」だったようですけどね。