マス目付きなどの原稿用紙設定でのルビ設定のことでしょうか。
このモードではルビのアイコンはありますが、グレーアウト状態となって選択することができなくなりますので、ルビを設定することはできません。
ページ設定で文字数と行数の原稿用紙の設定にするの場合でしたら、ルビ設定は可能です。
Word 2013で行ってみましたが、原稿用紙の設定にするモードでは、ルビの設定を行った文字列の間隔が狭くなって寄ってしまい、指定してある1行の文字数に均等に配置ができなくなってしまうようです。
また、他のルビの文字位置に関しては、中央揃え、均等割り付けの場合、ルビの位置が右へ寄ってしまうようです。
という結果で、ルビ振りについては少々問題アリかと思います。
以下はちょっと細工をして、マス目付き原稿用紙でルビを振ったように見えるようにしてみました。(画像を参照)
1. 原稿用紙設定でマス目付きのページを表示し、更に新規作成で白紙のページを表示します。
2. 新規作成文書を選び、ページ設定の余白上下を25.4mm、左右を30mmに設定し、更に文字数と行数を指定するにして文字数と行数を20にし、その他タブの用紙端からの距離のヘッダーとフッターを0mmにします。
3. マス目付きの原稿用紙設定の文書を選び、ヘッダーを選んでマス目の図形を選択コピーし、新規作成の白紙ページのヘッダーを選んで貼り付けをします。
注)ヘッダーにあるマス目の罫線は図形で作成され、グループ化されているので、コピーしたものを新規文書のヘッダーに貼り付けて、マス目の配置の位置を変更調整します。
マス目図形を貼り付け後は、拳固用紙設定の文書の方は閉じてしまっても構いません。
4. 新規作成文書の文書領域を選んで文字列を入力し、ルビの設定をします。
注) 前述しましたが、ルビの配置に少々問題があるようなので、左寄せにして設定してみました。
少々手間がかかりますが、以上でマス目付き原稿用紙でルビを振ったような文書になります。
お礼
基本的に出来ないのですね。 しかも、不可能を可能にして見せる裏技まで教えていただき、感謝感激です。どうも、ありがとうございました。 それにしても、「ページ設定で文字数と行数の原稿用紙の設定にする」にしても、20×20になるわけでもなく、原稿罫線がでるわけでもなく、一体何のためにあるのでしょうね?