>この冬に超音波式の加湿器を買ったんですが、
出てくる蒸気がとても冷たいです。
これは夏に使うと、よく駅前などにあるミスト状のひんやりした奴のように
使うことはできますでしょうか?
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夏の風物詩でもあった「打ち水」効果をイメージされているのだと思いますが、大量の水orミスト(霧)を連続して高温の屋外で撒く事により、水が周囲の空気の温度を奪って蒸発するのと同様の効果は夏場の室内(通常は室温も湿度も高い環境)で快適な空気調和を超音波式加湿器にて得る事は難しいでしょう。
なぜなら、加湿器は能力的にも効能からも、湿度を上昇させる≒体感温度が湿度10%で約1℃上昇、加湿器のミストで室温や体感温度を下げる効果は自然換気[室内空気の入れ替わり]も含めほとんどありません。
※空気調和(快適性や空質)の主な要素は・・・
◇温度 :平均的には夏場は外気温マイナス7℃程度、冬場は20℃程度
◇湿度 :50~55%(本来は60%超が毛髪・肌・ノドとか風邪ウイルスの不活化には良いのだが、結露やカビ発生の面から抑え目)
◇気流 :閉塞感や温度分布の関連から、不快にならない程度の空気循環
お部屋や個人差があるが、0.7m/s程度が心地良いとされている。
◇換気 :2時間でお部屋の空気が入れ替わる程度は必要
◇空気清浄度:ホコリや花粉等のハウスダストの少ない環境作り
冬場は外気は乾燥しておりますので、加湿器による湿度の最適化と体感温度アップによる寒さ対策にも加湿器が有効。
お部屋は加湿器や調理の湯気、石油暖房等で水蒸気が発生している時に湿度が上昇。
一方でエアコンや電気暖房で暖房すると室温が上昇する事により相対湿度が低下します。
また、加湿器の方式(超音波・ヒーター加熱・気化・ハイブリッド・パン型・スプレー型etc)に関わらず、お部屋の湿度を上げる事が目的であり、夏場や梅雨時には、多くの場合は湿度が高く湿度調節が付いている加湿器では加湿運転しないと思います。
お部屋の空気を入れ替える(暖房等による汚染空気の排気と新鮮空気の吸気)換気や、温度調節を行う事とは能力的にも効果効能の面からも余り期待出来ませんと言うよりも体感的には夏場の加湿器使用は快適な空気調和に対しては逆作用に成るケースが多いと思います。
むしろ、お部屋の空気の飽和蒸気が温度低下により、窓や壁等の内外の温度差が大きい部分で結露(空気中の蒸気が液化する現象)しますので、カビの発生や金属部分の錆の原因、精密機器にも湿度の大きな変化や結露は悪影響をしますので換気をしてやる事は防止対策としては、むしろ有効です。
>ただ中の水がぬるくなり湿気が高くなり、蒸し暑さだけが増しますでしょうか?
そうなると思います。
快適環境にお部屋を空調したり、キープするには除湿や冷房が中心であり、特殊な目的や気候の中でなければ加湿器は不要であり、通常の室内では湿度が高く加湿運転しないので、タンク内の水に腐敗や雑菌の発生が起こり、湿度はカビ発生の要因でもある為、雑菌やカビの胞子が混在した空気それが室内に散布される事から加湿器は不要である以上に健康&快適性の面からも使いません。
お礼
皆さん、沢山の回答をしていただきありがとうございました! ほとんどが夏場使うと、蒸し暑くなるだけで 私の想像していた効果はないということなので、夏場に使うのはやめ 紹介していただいた、冷風付きの扇風機などを試したいと思います。 夏場使えばカビの発生も酷そうなので 体にも悪そうなので、質問して良かったです。 皆さんにベストアンサーを付けたいのですが、こちらの回答が早く詳しく書いて 頂いたので、今回はこちらに付けさせてください。 本当にありがとうございました!