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携帯の機種変更や乗り換えについての一長一短とは?
- 携帯の機種変更や乗り換えについて、5月以降に実施されるシムロック解除の義務化が気になる。
- 月々の費用を重視するなら、乗り換えるタイミングとしては今のうちが得策かもしれない。
- しかし、通話方式が他社と違うため、後で再度乗り換えたい場合には困る可能性もある。
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大手3社だけであれば、この質問から考えると、simはさほど関係ないような気がしますけど。Simlockの意味はご存じでしょうか? 携帯電話やスマートフォンに搭載されているsimカードという契約情報や端末情報に繋がるユニークIDを納めたICカードのことで、Subscriber Identity Module Cardの略です。 Sim Lockというのはこれを利用する端末に対して、一定の縛りを与えるもので、分かり易く言えば、今利用している携帯電話が、ドコモのP-01Gだと仮定した場合に、そのP-01GをソフトバンクのSimに変更してもソフトバンクの機種を変更せずに使えるようになることを意味します。 要は、筐体に施されている通信会社の縛りを無くすと言うことです。 Simロックの解除で効果的に機能するのは、主にスマートフォンなどの高速データ通信サービスを利用する場合で、尚且つ通信料金を下げたい場合になるでしょう。具体的には、Auでもドコモでも、ソフトバンクでも、スマートフォンでは通信費に平均4000円から5000円(基本料金のみ)がかかりますが、ハードのラインナップは、大手3社の方が良いものが多く、結果的にそれらのキャリアの製品を選んで使う人が多いのです。 しかし、simフリーになると通信キャリアの垣根を越えて同じ機種が、どの通信会社でも使えるようになるため、ドコモだけで販売されていた携帯が、大げさに言えば、ソフトバンクでも使え売れるようになるわけです。それがSimフリーです。 安さだけで、考えるなら普通はsimフリーの利点は大手3社より、MVNOベンダー(たとえば、BIGLOBEやぷらら、日本通信<B-Mobile>など)の方が、インパクトは大きいとされます。それは、通信速度は少し遅くとも、費用は大手の半額以下という製品もあるからです。ただし、通話に関しての価格は、むしろ高いかもしれません。 ということになります。もし、これから買う機種を今後他のキャリアで使っていきたいというなら、5月以降まで待っても良いでしょうけど、通話中心だと、さほど料金は変わらないと思われるため、得策という観点では考えない方が良いでしょう。あくまで、自分的にSimフリーで発生するサービス(機種キャリア依存がなくなること)に魅力があるかどうかで考えるべきです。 尚、大手キャリアはSimフリーになったから、すぐに何か凄い策を講じてくるとは言えません。実際に講じるかもしれませんが、それは夏モデルの発表会を設ければ、その頃以降に発表されるはずですから、3月の今の段階では、だれも5月以降に何が起きるかは正確には答えられません。 どうしても、Simフリーの恩恵があるかどうかは分かりませんが、あると仮定して、乗り換えを考えておられるなら、少なくとも9月以降(できれば12月頃)が、ほぼすべてのキャリアが対策を講じ終えてレビューが終わる時期になるでしょう。5月の時点では、レビューも出ないでしょうから、待たない方が良いと思われます。 尚、Auの通信方式は、CDMA2000 1x(データ通信はEV-DO Rev.A)に準じる第三世代通信方式を採用しており、ドコモとソフトバンクが使うW-CDMAとは異なります。そのため、Auの機種をそのままドコモなどで使うことはできません。(一部スマートフォンでグローバル通信に対応したものは、可能なものもあります) ただ機種変更による乗り換えなら、今まで通り問題なく行えますのでSimカード云々は関係ありません。 最後に、simフリーではキャリアの縛りがないため、端末に対するキャリアからの販売奨励は行えなくなります(キャリアの固定がなくなるためです)。そのため、端末価格が上がる可能性があるのでお気をつけください。新規で機種を買うという前提になると、痛いかもしれない。 即ち、期待するのは構わないが、待って良かったといえるほど期待できるかは、実際にそのときにならないと分かりません。今の状況だとMVNOを選択しないなら、期待はしない方がよく、スマートフォンでなければ、期待値は低いかも・・・。