こんにちは
>よく巷の楽器店でコルネットMPのトランペット変換アダプターを見かけるのですが、コルネットのMPを変換アダプターをつけてトランペットを吹くのと普通のトランペットMPで吹くのとどう違うのでしょうか?
ヤマハに限っていえば、昔はメンズール(吹き込み管からベルまでの形状)がコルネットとトランペットでははっきりと違いがあったのですが「太い音」を求められる結果、トランペットはコルネットに近くなってしまいました。
そんな両者ではっきり違いがあるといえるのはマウスピースです。
コルネットのマウスピースのカップ形状は、トランペットに比べてホルンのように釣り鐘型でトランペットよりも深いです。しかし小学生向けにカップが小さく浅いマウスピースもあります(つまりトランペットと同じ)。
一方でトランペットは、コルネットよりもカップは浅く出来ていますが、ロータリートランペット用マウスピースはコルネットと同じように深い形状のものもあります。
つまりトランペットにも数は少ないですがコルネットと似たような設計のものがあり、コルネットには身体が小さくてトランペットを構えるのが困難な小学生用にトランペットと同じ設計のものを用意しているってことです。
浅いマウスピースは、明るい響きがし高音を演奏するのがいくぶん楽です。
トランペットのハイノート用マウスピースは、唇が底につきそうなくらい浅いです(^^;
>また、フリューゲルMP+アダプターでトランペットを吹いたらどうなるのでしょうか?
カップが深くなるにつれ音は穏やかな(あるいは柔らかな)雰囲気になります。フリューゲルホルン用のマウスピースはコルネットよりもさらに深いのでもっとダークな感じになるのでしょう(^^;
P.S.
σ(^_^;は、コルネットを練習しています。
持っているマウスピースは、YAMAHAのものでYCR11C4,YCR11E4,YCR13E4,YCR14E,YCR16Eです。
そのうちYCR11C4がトランペットのTR11C4とシャンク以外は全く同じですとカタログに書いてあります(^^;
昔のヤマハのトランペットには、TR11C4が付属していましたが、現在付属しているマウスピースはTR11B4でTR11C4よりさらに浅いカップになっています(^^)
ちなみにヤマハのマウスピースの型番の数字の後のアルファベット1文字が深さ形状を表していて A(浅い)~C(標準)~E(深い)~F(非常に深い)となっています。
ゲルホ(フリューゲルホルン)用マウスピースは全モデルF印です(^^)v