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ハミルトン年齢と腕時計選び
- 42歳会社員の私が、20万以下で購入する腕時計を探しています。ハミルトンとタグホイヤーを比較しています。
- ハミルトン(ジャズマスター オートクロノ)は若者向けと言われており、ハミルトン候補のシルバーとブラックを検討しています。
- 一方、タグホイヤーのカレラ クロノグラフ キャリバー1887は高価ですが、長く使えると考えています。腕時計に詳しくないのでアドバイスをお願いします。
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はじめまして。拙い知見ですがよろしくお願いします。 H32596151(シルバー) http://www.hamiltonwatch.com/ja/collection/american-classic/jazzmaster/auto-chrono/h32596151 H32616133(ブラック) http://www.hamiltonwatch.com/ja/collection/american-classic/jazzmaster/auto-chrono/h32616133 H32596131(ブラック) http://www.hamiltonwatch.com/ja/collection/american-classic/jazzmaster/auto-chrono/h32596131 カレラ クロノグラフ キャリバー1887 CAR2111.FC6291 http://www.tagheuer.co.jp/product/mens/carrera/detail579.html 対象比較されてるHAMILTONとTAG・Heuerの時計の差について特化しますネ(3針他いろいろでは発散すると思われたので)。 主観も入りますが、価格は正規定価ベース・・・ 両者の大きな違いは、デザイン性と伴う質感(素材)や部品部分の形状、そして一番は中の機械(ムーブメントと呼びます)の造り・仕上げ・精度・機構構造の特異点がある事です。そして・・・性能・機能だけでなく、工業製品の嗜好・工芸品としてのレベルが違うとなります。 結論からですが、主観HAMILTONでもおかしくはないですが、タイプによってはより現代的なデザイン・バランスと思います。ただSEIKOブライツ等よりはオーセンティックでしょうか。 一方、Heuerとの値段と内容差は細かく見るとかなり違うと存じます。20万円以下の機械式クロノグラフとなると、HAMILTONぐらい?あとはデザイン性の相違でTISSOT等。ORISは定価(正規輸入)で40万円弱となります。その点ではHAMILTONが価格帯の品数・質感でコストパフォーマンスは良いと思います。デザインもHAMILTONが現代的(Heuerも現代的ですが落ち着き感がある)。 ♪-----------♯----------♭----------♪ (1)外装 観て触るとほぼ差がつかめると思います。HAMILTONも良いですが、全体の質感や微細な仕上げ、ブレスレットのバックルやコマの造り・厚さ、革ベルトの質感等。ラウンドプッシャーのデザイン性・形状差もあると思います。 (2)文字盤・針 ルーペで見ると確認できます。インデックス・針の形状や仕上げは厚みと共に存在感の相違があり、また文字盤自体の色や質感も差が出ます。HAMILTONの造り自体とてもコストパフォーマンスに優れてますが、Heuerとは単純なブランドネームバリューだけでない本質の差があります。価格差と満足度の対比での決断となります。 (3)ムーブメント ・HAMILTON:Cal. H-21 汎用ムーブメントメーカー・ETA社のCal.7750をベースに改良されて60時間のパワーリザーブや精度向上としてる 8振動/秒(28800振動/時)。ETA社の提携による供給。 ・TAG・Heuer:1887(Cal.1887) SEIKOの6S系ムーブメントを技術提携(特許を含む知的財産)、さらにHeuerオリジナルの機能やクロノグラフのアイコンともなる”コラムホイール(クロノグラフの作動機能を制御する部分、HAMILTONは構造単純化された量産向けのカム式)の採用で、より操作性や作動の速さ、嗜好性としてもUPしてます。8振動/秒(28800振動/時)パワーリザーブ50時間。 ETA-7750ベースよりも根本の設計が新しくムーブメントの大きさも小さく良いとなります。パーツを基本はHeuerで自社生産されてポイントはサプライヤーからの調達とし、細部の仕上げのレベルも差があります。 本来のTAG・Heuerとの比較ならば、Cal.16(ETA-7750ベース)のモデルとの比較となります。Cal.1887は上位機種。参考でCV2017.FC6233 他 http://www.tagheuer.co.jp/product/mens/carrera/detail448.html (4)デザイン性 私的ですが、Heuerの方が古典的なデザインイメージに質感を増してるので重厚感がHAMILTONよりあると思います。クロノ針や積算の小針、文字盤のデザインもそうしたことで差が生じてます。 ブランドイメージとしても、HAMILTONスタンダードな傾向の時計ですが微妙にデザイン性として遊び的?な部分もあります。Heuerの方がバランスとしてもよりオーソドックスや古典的と見ます。同じ文字盤の彫金でも細部の精度や仕上げも違いますし、大きいカットの分シックよりデザイン性・近代的な印象になるかと思います。 ♪-----------♯----------♭----------♪ パッと見写真では似たような積算計配置(縦目)のクロノグラフですが、中身の相違はそれなりに大きくなります。 特にムーブメントとしてはHAMILTON(ETA)は70年代からの実績品の改良ですし性能向上は図られてますが、Heuer(1887)との設計時期の差の精度・合理化・小型化だけでなく嗜好性や工芸品的造り等の価値観の差は出ています。 (クロノグラフの制御がコラムホイール式かカム式かの相違は機能性能差より機能美・構造・嗜好性等の差) 時計は単純的な機能・精度・造りの良さの要求だけにはとどまらない、デザイン、嗜好性、工芸的、かつテイストも求められます。各時計メーカー毎との対比や自分の好み、価格とのマッチングで、求める時計が決まると存じます。 年齢的・・・は、主観ですがHAMILTONで40代も似合うと思います。しかし実際手に取る、腕に嵌めるとHeuerとの差は明確と存じます。そこでどちらを求めるか?は嗜好性と共に予算やメンテナンスを含めたライフプランの考慮となります。 そしてメンテナンス費用も両者ではかなり違います(倍近く・正規品として)。定期的なメンテナンス費用もあるので、現状のスタンダードなオーバーホール費用を両社とも確認されると良いです。クルマの車検・維持費用みたいなものです。 (並行輸入品を購入して、メーカー並みにメンテナンスする修理工房を見つけ費用を低減する等の手もある) 両社のクロノグラフについての対象比較としてはアバウトですがこの感じと思います。実際時計の大きさや雰囲気により印象が変る事ありますので、現品を観て腕に嵌めたり、類似サイズ等からイメージされると良いです。 長文愚答の主観もありますが参考になれれば幸いです m(__)m PS:落ち着いた40代以降長く使える時計として、Heuer並みの価格帯は他にΩやIWC等もありますが、国産では近代的デザインでSEIKOブライツ、その他に・・・ご参考で 雫石高級時計工房 Ref.NC77 クロノグラフ (GRANDSEIKOを生産・製造してるSII(盛岡SEIKO)で独自に出してるモデル) http://www.shizukuishi-watch.com/bto/complete.html http://shizukuishi-watch.com/bto/parts.html 文字盤・ベルトの種類がそれぞれ選べます。ムーブメントはSEIKOの6S系。文字盤にパワーリザーブ付き。プッシュボタンもねじ込み式の特殊なタイプ。ブランドネームとしてはパッと見?ですが、中身はGRANDSEIKOの生産の一貫モデル。但しHeuer並みに高額です。 尚、現在のGRANDSEIKOのクロノグラフは現状スプリングドライブでより高額。 他に、ノーマルでオーセンティックなデザインの時計でならば、例えばロンジンが比較的あります(20~30万円代が主、ムーブメントはETA社ベース)。イメージで・・・ ・コンクェストクラシック L2.786.4.56.6 http://www.longines.jp/watches/Conquest-Classic/L2.786.4.56.6 (スタンダードなビジネスデザイン) ・サンティミエ コレクション L2.784.4.52.3 http://www.longines.jp/watches/The-Longines-Saint-Imier-Collection/L2.784.4.52.3 (ブレス仕様がホワイトダイヤルでありますが、単体別購入で装着可能か? 古いロンジンのケースのイメージ) 他にも古典的なヘリテージなどあります。
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- heisenberg
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それでしたら、SEIKOの「キング・セイコー」か「グランド・セイコー」をお勧めします。 日本に素晴らしい時計があるのですから、何も、外国製を買うこともない、と思います。ヾ(^ω^)
お礼
そうですね。 海外の方も、SEIKOがあるのになぜ外国製を選ぶんだ。 と聞いたことがあります。 ただ、デザインでSEIKOで気に入ったのがなかったので。
お礼
こんなに詳しく説明して頂けるとは思っていませんでした。 いろいろ見るべきところがあるのですね、詳しくなると楽し いだろうなと思いました。ありがとうございます。 タグホイヤーは、メンテナンス費用もかかるとのこと、経済 的に難しいと思いました。 ロンジンのコンクェストクラシック良かったです。現物を見 てみようと思います。 いろいろ見ていくと、やはりいい物は高いですね。もう少し 検討してみます。