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平面スピーカーの少なさの理由とは?
- 平面スピーカーはなぜ少ないのか
- 平面スピーカーの魅力と課題
- メンテナンスのしやすさと今後の需要
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再び iBook-2001 です♪ コメント頂きました 『スピーカーを分解改造して平面振動板スピーカー実験とは・・・すごい話ですね。』 いやいや、子供の工作レベルの話。 通常のスピーカユニットにスプレー缶の発泡剤を充填させ、平らに成るように手を加えたり、ボイスコイルボビンから円錐状の駆動部を延長させてスタイロフォームや発布スチロール板を動かしてみたり、という程度の話です。 (平面振動板スピーカーでも、基本構造としては同じ手法を用いた製品が存在します。) コンデンサータイプやリボン型は、駆動方式が違うため、そもそも円錐のコーンや、球面状のドームが利用出来ません、この他に基本動作がダイナミック型ですが薄膜にエッチング技術でコイルに相当する導線をプリントし、平面駆動とした手法が存在します。 (ただ、基本原理として振動板の前後に対極するマグネットが必用なため、大型は無理、ヘッドホンとしては現在も少数ですが存在しています。) 通常のダイナミック型スピーカーは、丸い形のコイル(ボイスコイル)が動くため、その振動を伝える筒(ボイスコイルボビン)に振動板を取り付け、均等に振動させるには円錐形のコーン型が、最もムリが無い構造なのです。 理想と言う考え方には、幾つもの方向が存在し、一つの理想を追求すると、その弱点を克服するのが案外難しい、、、このため、弱点が少ない方向で造った方が、実用面ではメリットが大きいという事でしょう。 でも、デメリットが在ってもチャレンジし続ける、という開拓精神が無くなったら、人間の進歩も止まってしまうんじゃないでしょうかねぇ。 大手企業は企業の存続という、利益追求が最重要ですから、余裕が無い運営企業は研究開発に過大な費用や人員投入が出来にくく成ります、将来性が高く理恵w機が得られる見込みが有る分野に特化し、ソレ以外は撤退、というのも企業としては生き残って行く為に必用なのかもしれません。 過去のビデオテープでβマックス敗北により、大きなスピーカー工場を手放してしまったソニー、プレステで大成功をしテレビ生産の基礎開発を後回しにして、今では主力だったはずのテレビ事業が足枷となっているソニー。また企業として大きく再生し、独自技術で頑張ってくれるのを期待しますね。 今はPanasonicの松下(オーディオブランドはTechnics)とか、日立のオーディオブランドローディー、Pioneerやこの他、いろんな企業やブランドが「平面振動板」にチャレンジし、その中でハイエンド製品だけで終わったり、バリエーション豊富にラインナップを揃えたり、形だけの平面でお茶お濁したり、と、様々在ったようです。 ソニーは、大きな振動板に対しては多数の駆動という方向が得意で、逆に言えば小さい振動板に対しては単純な造りで良い音を得る方向にノウハウが蓄積出来たのだと思われます。 まぁ、結果論ですが、今でも超小型スピーカー、PC用等はサイズの割りに高価で重い製品には、多くのファンが存在します。 今では、小口径でその割には大きなセンタードーム、という形状で、小口径の平面振動板よりも低コストで良い音が得られる、というノウハウが身に付いたようで、この分野ではスピーカー製造の根底技術等を引き継いでいるようです。 過剰にブンブン響く低音の量感メインじゃなく、多少量は少なくとも信号本来の低音感を再現する、という方向で、近年の安価なサラウンドスピーカーとは違うもの。 本質的には良いスピーカーですが、最近の「重低音が最も強いスピーカー、ヘッドホン」なんて言う人にはまだ理解出来ない、安価で効率よくコストダウンした隠れた良品を入手されたのですから、平面振動板という無く外観だけではなく、利用環境や使われ方も想定した上で、過剰な演出音では無く、素直な音に合わせた(チューニングした)というサウンドが気に入ったという事だと想います、良い製品に巡り会い、さらにその良さを大きく感じ取れたのですから、御質問者様は、ほんとにラッキーだったのでしょう。
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- yosifuji20
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最大の問題は低音が出ないと言うことです。 低音を出そうとすると口径を大きくする必要があるのですがそうすると平面を維持することがむずかしくなります。その点で円錐形のコーンは強度的に合理的です。 20年ほど前に平面型が各社から出たことがありましたがすぐ消えました。 やはり構造的に難しいのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
低音がでないんですか。 それは・・・売れないですね。 確かに大きくなると、平面を維持するのは難しそうですね。
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お礼
再度回答ありがとうございました。
補足
色々実験されているのですね。その好奇心がすごいです。 儲けが少ない分野は企業にとってはいらない分野ですよね。 だからオーディオがどんどん撤退しちゃうんですよね。 1つの理想を追求したら、他のどこかは欠点になってしまうのですね。 結局はで欠点がないように作ったほうが、メリットにつながるのですね。 SRS-015を50cm~1m位の距離ですと、とても低音も迫力があります。 デスクトップスピーカーには最適ですね。 平面スピーカーっということを意識しなければ、ただの出来の良いスピーカーに感じます。 ラッキーでした、3千円でこんなに楽しめるなら。 試しにツィーターとして使用してみたら、結構いけました。