漫画が駄目なんじゃなくて
物書きしようとしているのに、文章や小説をあまり読まないからじゃないですか?
和食の料理を作る修行をしてるのに
食べに行くのはフレンチばかりです…
イタリアンの料理を作るのが好きだけど
お店で食べるのはほとんどマックです
クラシック音楽の演奏を勉強してるけど
ライブはロックしか行きません…
なら否定的なことを言われても仕方ないでしょう。
あなただってもし漫画を読んで楽しむ仲間のなかに一人
『漫画はほとんど読みません、小説ばっかりです』という人がいれば
何で読まないの?これを知らないのは損だ、この良さがわからないとは
こういう深い作品もあるのに、小説にはできないこういう表現が漫画にはできるんだぞ
とか言い出す人は居ると思います。
和食のプロは料理の最高は和食!って思ってる人もいるでしょうし
ようはその身を置いているコミュニティの価値観で判断されるのは仕方ないと言うことです。
そしてさらには、あなたは書く、という気持ちはあるのですから
やっぱり読む方もした方がいいと思います。
漫画家でも、漫画ばかり読んで漫画の絵ばかり描いて学んだんだろうなー
って感じの作家さんもいますが
おもしろい漫画描く人は、文学とか映画とか音楽とか
別のジャンルにも引き出しが多いなぁ、という方も多いです。
絵も生身のデッサンから自分なりのデフォルメにたどり着いた感じの人と
漫画の嗜好の強い絵ばかりを真似てたんだろうなって人…。
いろんな小説やラノベでも「漫画をそのまま字にしたような」ものもありますが
プロの物はそれでもいいのですが
ネットにある素人の小品や特に二次創作なんかを読むと
本当に、誰かの作品を表面的に借りてきたような表現、シチュ、言葉づかいばかりで
つまらないというか、小恥ずかしいぐらいバリエーションが少ないなぁと
思うときがあります。
やっぱりたくさん読んでるな、と言う人はたくさんの持っている引き出しの材料を
自分なりに組み合わせて、これぞ、という表現を作り上げていたりしますから。
だから物を書いて行きたい、書くのが楽しい、というなら
少しずつ読む物の範囲を、読みやすい物からでもいいので増やしていく必要があるでしょう。
今のまま漫画ばかり読んで、物も書いて、でも小馬鹿にはされずにいたいなら
同じような人と仲間を作ればいいと思います。
あとは最近は漫画も、原作、脚本部門みたいなのもありますから
そういう方面で考えるか、ですね。
お礼
回答をありがとうございます。 とても納得させられる事ばかりでした。 私としては、これからも何かを作るような事はしていきたいとおもうので、今の状態を直そうと思います。 引き出しを増やしていけたら確かに嬉しいのでがんばります。丁寧なアドバイスをありがとうございました。