他のお答に被りますが「文系」の卒業生は「磨き直さないと」全く役に立たないことは
理解されていますよね。「業界」の動向など「文系」の卒業生には全く分らない。
工業化学なら「そこの未来は無い」とか「液晶関連は次世代が見えない」ぐらいは分る。
問題は「便利に使われて居る」間に「文系の追い上げに合う」事で、昇格が非常に厳しい。
だから入社後に「営業」という名目で「これだ!」という技術を抱える「企業や」「大学」
に貼り付きます。その時役に立つのが「人脈」「学閥」。
文系の奴は「理工系の大学教授」と縁が無い、だが工業化学の人脈は巨大だ。もし交際費
が使えるなら、学会から離れてはいけない、メーカーの同期を接待する、企業から金が出なくても、
出張出来れば製造業や素材メーカーに飛び込み営業が出来る、
どこの会社も「新製品」の宣伝費用に苦しんで居る、
総合商社の名刺は「重い」逆に「接待」される事もある、たとえ今まだ「使用に耐えない」
技術でも早耳があれば「人脈」は「絶大だ」、「メーカーも」「大学も」飛び付く。
裏返しもアリだ、「この企業、やけに特定の技術をおとしめる、そんなに有名では無いのに
なぜだ?」と思ったら、悪口言われるには「理由が」あるのだ、でなければ叩く意味が無い。
多分そこが「化ける」と「巨大市場」を「奪われる」か「投資が回収出来なくなる」のだ。
もちろん「化学屋」のレーベルは社内ではすぐに「剥がした方が」良いが、人脈、学閥は絶対
放してはいけない。産業は生きている、商社マンはその一歩先を「歩かねばならない」
お礼
先生、ありがとうございます。