あれは薬品会社が作成して営業が撒いて歩いているものです。
医薬品の営業は、病院・医院には必ず出入りしています。
個人医院の場合は直接医師と話すのが普通で、新たな製品としての医薬品の話などをしていきます。
買ってくださいなどとは言いません。
食品みたいに、自分が食べるためのものであれば買ってください営業は有効ですが、患者に使う薬なので、安くしますとかおまけをつけますという話にはしづらいので。
なにを買ってくれるではなく最新の情報を届けるのが、営業です。
ライセンスのあるうちはその会社からでないと買えない薬だらけです。その意味でちょっと普通の商品と違います。
医薬品は広告する必要はないでしょう。処方をするためには医師が最初からその医薬品を理解していなければいけないからです。皮膚科でも同じです。
もっとも、ライセンス切れのジェネリックの場合は、医師はそのジェネリック医薬品名を処方箋には書きません。
本来の医薬品名を処方します。それを調剤薬局が患者の意思にしたがって勝手にジェネリックに切り替えて渡すのです。
アレルオフなんていうのはその典型的パタンです。
さて、営業は毎回「高血圧とうまくつきあう法」だとか「ハクション大魔王のアレルギーの友」なんていう冊子を何冊かずつ置いていくのです。
待合室の一角の雑誌なんかの置いてある横におかせてください、と。
もしいれものがなければラックも無料提供していきます。
血圧記録手帳だとか、便利系のノートも置いていきます。歯科医の場合は、歯の裏が見られるミラーだとかを置いていきます。
医師が認めた薬、なんていうレベルのものではありません。読み物、おもちゃ、です。
化粧品の類だと、そういう付き合いがなかなかできないでしょう。
医師のところに置いてもらうとすれば、ミニコミ誌のような形でお願いするしかないと思いますよ。
お礼
化粧品枠だと難しいようですね。的確なアドバイスを頂き感謝いたします。