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世にも奇妙な物語 映画の特別編
映画またはビデオをご覧になった方、教えて下さい。 第一話の「雪山」の意味がさっぱりわかりません。 あれは、こういうわけでこういう意味のお話なんだよ、と解説いただければ、幸いです。 主な疑問点として、 ・どうして矢田亜希子さんが演じる女性は、山小屋に、もうひとりいるってわかったのか?クラッカー並べて、ひとりで納得、その後みんな納得してましたけど、よくわかりません。 ・山小屋に余計にいたのは誰なのか?この余計な人(?)が、男性2人を殺したんですよね。ビデオに女性が写ってましたけど、誰なのでしょう? 矢田さん演じる女性の友達の幽霊だったのでしょうか? ・矢田さん演じる女性が救助されたとき、山小屋はなく、まわりでみんな死んでいましたが、山小屋は幻想だったのでしょうか? ・遭難した2人の男性の話(埋めた友人の死体を、自分で掘り出していた)がでてきましたが、この「雪山」の話と何の関連性があるのでしょうか? 等々、疑問がいっぱいでてきます。 よろしくお願いします。
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あとクラッカーの部分だけと言われるとまたまた回答したくなってしまうのですが、ご迷惑でしょうか?? 私はこのテのストーリーが結構好きなので、回答してしまいます。お許しを!! 必要なければ、もう流してください。 ●●●以下、ネタバレになりますので、注意してください。●●● ○DさんはAさんを起こしに行くんじゃないのかって 言いかえると、「矢田さんは部屋を斜めに進むとかして、大杉さんを起こすだろう」ということですよね やはり、矢田さんが4番目(D)というところがポイントだと思います。 ●矢田さんが意識している行動 私は4番目なので、5分経過すれば、壁つたいに行って次の隅にいる1番目の大杉さんを起こして、その場で寝た。 ●矢田さんの意識していない本当の行動 3番目の人に起こされて次の人を起こそうとするまでは、意識しているが、次の1番目の人を起こそうとする時点で無意識となり、部屋の中を斜めにいく等してひとつ隅をとばして、1番目の大杉さんを起こして、その場で寝た。10回順々に繰り返して、宝田さんに起こされた時点では、意識した自分に戻っていた。 矢田さんしては、「ひとつ隅をとばして1番目の大杉さんを起こしているという意識は全然ない」ということです。したがって、もう1人誰かいるのではないか!?いや、絶対にいるはずだ、という恐怖につながります。なおかつ、それに気付くのは、矢田さんしかいないことになり、クラッカーでの説明の場面になるわけです。意識としては、「自分は、斜めになんか歩いていない」という意識しかないわけですから。 ストーリー全体として、もう1人誰か(この場合は矢田さんの友達の幽霊)が、部屋にいないとつじつまが合わないと思われることも、実は、自分(矢田さん)が、無意識のうちに行っていたという恐怖を描いています。言いかえれば、矢田さんの無意識が友達の幽霊をつくりだそうと行動し、それに自分を含め、みんなが恐怖におののいているということです。 いやいや、それにしても、こんなにみっちりビデオを観た経験はあまりありません。「よくぞこんな楽しい質問をしてくださいました」という思いでいっぱいです。ありがとうございました。
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- troubadour
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実は、山小屋の4人の話は、少し有名な怪談話で、ちょっと読んでみてください。この話が、前提になっていると思います。もっと早くこれを書けばよかったですね。 http://www.kj-pat.com/kaidan.htm http://www1.linkclub.or.jp/~igarin/col02.html#C-14 http://www.hi-net.zaq.ne.jp/azreiji/bbs/list9.htm 参考までに。
- troubadour
- ベストアンサー率63% (61/96)
再度、投稿します。結局掲示板は、私もネタバレになるので、まだ読んでいないのですが、このへんの議論は出ているんでしょうね。 ●●●以下、ネタバレになりますので、注意してください。●●● ○でも、結局山小屋に誰も余計にいないってことは、1番目の5人いないと起こせない、ってことと矛盾しちゃいますね。 やはり、矢田さんが無意識のうちに1人2役(自分と幽霊)を演じていたことにつきるんではないでしょうか?起こす順番も矢田さんが4番目ですよね。で、普通なら、次に起こす人がいないことは、その時点でわかるはず。他の人を順に殺すために、「もう1人いる」と思わせるために、あのクラッカーの場面で気がついたのでしょう。 ○ビデオに写っていた殺人者は、矢田さんと服装が明らかに違いますよね あの毛布がポイントです。映像上は、誰かが殺されてから、一度も毛布の下の服装をみることはできませんでした。 最初の方で、矢田さんの服装は白に黒い模様の入ったセーターと黒っぽいパンツであり、毛布を着てからは、下にどんな服を着ているのかわからなくしています。 そして、斧で殺すシーンをビデオで見た直後に、毛布をとってしまいますが、そこでの服装は友達のバッグに入っていた服を着ています。友達がシャベルで殺された後に、大杉さんが友達のバッグを開けて、その服を出そうとして、矢田さんが止めるシーンがありますよね。あの服なのでは? だから、途中で無意識のうちに友達の服を着ていることになります。 ビデオの角度も設定したものと映っているものと、変わっていたりしています。 こうなってくると、映画館で映画を観た人はこんなところまで、わからないのではないか?という疑問さえおこってきますね。私なら、絶対に無理です。ビデオならではの楽しみ方ではないでしょうか?
お礼
度々ありがとうございます。 なるほど、ですね。かなり納得してきました。 troubadourさんの指摘を意識しながら、僕ももう一度ビデオ見直してみますね。 ・・・でも、いまだにクラッカーのところだけは、ひっかかってるんだよなー、DさんはAさんを起こしに行くんじゃないのかって。 まあ、とにかく確認してみます。 色々ご指摘ほんとにありがとうございました。
補足
お礼を書いちゃった後にひとこと。 ほんとに、映画館で映画を観た人はこんなところまでわからないでしょうね。 というか、映画で観た人は、怖さとか色々で、その場で疑問なんかもたないかも知れませんね。後からビデオで観たヤツだけが、変に冷静に考えちゃうのかもしれませんね。 しかし矢田さんって「リング」といい、怖い役ばっかりだなあ。せっかく「やまとなでしこ」で怖い役から脱皮したとおもったのに。あれ?やまとなでしこの方が、この映画より後でしたっけ?
- troubadour
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なんか面白そうな質問だったので、急いでビデオを借りてきました。 *かなり誤った解釈をしているかもしれません。断言っぽく書いていますが、あくまでも私見ですので。また、これから観ようという方には、ネタバレになりますので、読まれない方がよろしいかと思います。 ●●●以下、ネタバレになりますので、注意してください。●●● ○クラッカーの件ですが、No.1の方の回答の通り、Aの人がBのところまで行ってBを起こす。BがCまで行ってCを起こす。CがDまで行ってDを起こす。次にDはAのところにいくわけですが、AはBのところに行ってしまっているので、Dは起こす人がいないということになります。 部屋の4つの隅でそれをやろうと思えば、もう一人いないとできないわけです。ふと気がつくとものすごい恐怖感が襲ってきますね。 ○山小屋に余計にいたのは誰なのか? 誰も余計にいません。 ○ビデオに女性が写ってましたけど、誰なのでしょう?矢田さん演じる女性の友達の幽霊だったのでしょうか? これは矢田さんでしょう。幽霊なぞ最初から存在しません。 ○この余計な人(?)が、男性2人を殺したんですよね。 男性3人を殺したのは、矢田さんです。あの傷口は矢田さんの爪の痕でしょう。宝田さんの首に後ろから迫りくる指も2本爪を立てていますよね。3人目に斧で殺すのは、ビデオに映っている通りです。 ○山小屋は幻想だったのでしょうか? 救助隊が来たときの様子から考えるとそうなりますね。 ○遭難した2人の男性の話と何の関連性があるのでしょうか? 埋めても埋めてもテントの中の自分の横に死体が寝ているから、ある日ビデオで撮影してみたら、なんと無意識のうちに、自分が死体を掘り起こして自分の横に置いている映像が映っていたという話です。 今回のストーリーとの関連としては、誰だかわからない人(今回は矢田さんの友達の幽霊?)が順に人を殺してると思っていたものが、実は、矢田さんが無意識のうちに他人を殺して、それが、ビデオに映ってしまっていたところでしょうか。 この遭難した2人の男性の話は、実はTV版で放映されたような気がします。記憶がかなり曖昧なのですが、渡辺裕之さんが出演されていたような記憶があるのですが。 ストーリーとしては、雪山での遭難で極限状態に陥り、生存本能のみで無意識で行動を起こしてしまう恐怖を描いた作品だと理解しております。 公式サイトの掲示板でも、いろいろ盛り上がっているようです。これも今さきほど発見しました。私もまだ読んでいないので、これから読みます。
お礼
わざわざビデオ借りていただいてまでの回答ありがとうございます。troubadourさんの解説で大体わかった気がします。でも、結局山小屋に誰も余計にいないってことは、1番目の5人いないと起こせない、ってことと矛盾しちゃいますね。それから、ビデオに写っていた殺人者は、矢田さんと服装が明らかに違いますよね。 ってな疑問も少々残っているのですが、結構わかってきました。もう一度ビデオ見てみて、掲示板も見てみたりします。ありがとうございました。
まず(1)に4人居ますね。 それがABCD順番にタッチして入れ替わっていく。 (1) (2) A D ⌒ D ⌒ → A → B C B C (3) (4) D D C → → ⌒ A)BC A B (5) D((C → A B ところが4人目のDにはタッチできる人がいない。 続くわけがない。 それができたのは「5人目」がいるからだ。 まさか埋めた友人の幽霊が!?という話です。 等福ゆえ多分ずれるので参考URLを見てください。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 (5)のところで、Dの場所に誰もいないってことですね。 なんとなくわかったような気がします。 でも、Dの場所に人がいないなら、Aの場所に行って、Aを起こすような気がするんですが。 もう一回ビデオ見てみます。
お礼
お礼が遅くなり、大変失礼しました。 ANO.4とANO.5で、ほぼ完璧に理解できました。目の前の霧が晴れたような感じです。 ここまでおつきあいいただき、みっちりビデオを観て、回答いただき、ありがとうございました。 また、こんな映画やビデオが出てくると、色々議論できて、楽しいでしょうね。 本当にありがとうございました。