手っ取り早くいうと、犬に醤油を与えるメリットは少なくとも犬自身にとってはありません。
こういっては失礼ですが、得られるものはお父さんの満足です。
醤油を与えるより、魚の刺身や調理前の牛肉を一切れお裾分けする方が犬も嬉しいと思いますよ。
ちょっと整理しながら書き込みます。
まず一点目。
>おそらく必要な塩分はドッグフードに入っているだろうと思うので
仰る通り、普通は適量含まれているべきものです。
詳細なデータを公開しているメーカーならば、ナトリウムという表記をしています。
犬に必要な必須ミネラルですが、全成分値を事細かく公開をして初めて出てくる微量なものですので、製品パッケージにはまず書いてないはずです。人間の加工食品と同じで『書いていない=入っていない』ではなく、それだけ極微量だということですね。
自社製品に自信を持っているメーカーほど公開していますし、そういったメーカーはHP等で確認できます。同時にそういったことをしないメーカーもありますので一概には言えません。
いずれにせよ分量の問題はあるにせよ、犬に必要なものですので、与えていらっしゃるドッグフードに含まれていることは充分に考えられます。
この場合は仰る通り醤油の分だけ過剰摂取していることになります。
>大匙いっぱい以上の醤油を毎日与えると塩分過剰になるのではないかという心配もあります。
通事を優先して書きますと、ドッグフードは『体重に合わせて○○グラム』という指定がされていますが、同じく体重に合わせて摂取すべき分量が異なります。
大さじ一杯の醤油ですと、それだけで体重40キロぐらいの大型犬が必要とするナトリウムに相当します。(かなり粗っぽい書き方です)
すでにドッグフードに必要量が含まれているならば、体重如何に関わらず、その分が過剰になります。
愛犬の体重が40キロより軽いならば、それだけ身体にかかっている負担も大きいと考えられます。
>今後どうするべきでしょうか?
>このままでも大丈夫なら特に口出しするつもりはないです。
大丈夫じゃないので、お父さんを説得してあげてください。
愛犬の体重、体格が不明ですので正確なところは言えません。
仮に小型犬、体重5キロとすると、これは人間の新生児+アルファ程度です。
感覚的な話ですが『体重5キロの赤ちゃんのほ乳瓶に醤油を入れて与える』ようなもの、というと言い過ぎかも知れませんが遠くはないと思います。
そりゃ赤ちゃんだってミルクに醤油を垂らしても飲むかも知れませんが、やらない方が良いことは、すべきではないとしか言いようがありません。
身体に良い事はありませんから、どうぞ犬のために説得してあげてください。
>飼い犬に一日一回エサをやっています。
これはそういう育て方もありますので、何とも。
ただ家庭犬ではあまり推奨しません。ちょっとした空腹の方が仕事をする犬の場合は良いこともありますが、食に対して執着心が強くなる傾向があります。
有り体に言うとより野性的になるのですが、家庭犬はどちらかというと野生にフタをする作業の連続です。
勿論、食に対して執着心が強くならない性格の犬もいますので、一律に決められることではありません。
これら影響を考慮の上で決定してあげることだと思います。
犬は”食べ貯め”が出来ますし、実際数日間の飢餓にも耐えられます。けれどこれは進化の過程で、狩りの成功率から、そういう身体の構造にならざるを得なかったというべきだと思います。
猟というのは、そうそう毎回成功するものではありません。鉄砲持っててもそうですから野犬として胃袋を満たせるだけの猟なんて失敗の連続でしょう。
犬と山に入ると、人間もそう多くの荷物を持てませんから、予定より長引いた時点で非常用に食物を節約しますので犬も人間も空腹になります。
人間は胃に石を押し当てて外部から空腹感を紛らわせたりという手段もとれるのですが、犬はそうはいきません。
そうすると個体差はありますが、だいたい胆汁を吐きます。胃の運動が止まって消化酵素が逆流してるんですね。これがだいたい24時間ぐらい過ぎた頃に見られます。
犬はケロッとしてますが、それだけ空腹時間というのは少なからず内臓に負担がかかっているとみた方が良いと思いますよ。
吐くかどうかは別の話、吐かずとも負担がないというのは考えにくくもあります。
『空腹でも耐えられる』と『空腹が続かない方が身体に良い』というのは混同すべきではないと思うのです。
獣医さんの診断として胆汁嘔吐症候群というのがありますが、まず始めに勧められるのが食事回数を増やしてみることです。
一日二回程度で、空腹時間を減らすのは内臓の負担を減らすことにもなりますので、ご一考頂ければと思います。
以下は必要ならどうぞ。
大前提ですが、感受性によって異なります。
ざっくばらんには与え続けた結果は解らないです。
人間でもそうですが、塩っ辛い食べ物を好む人が必ず高血圧であるとは言えません。
食塩に感受性が高い人が過剰摂取、もしくは食塩に対して一般的な感受性を持っている人が極度に塩分を摂取したときに影響が出てきます。
けれど食塩に対する感受性なんてのは予め解ることではないので、医者も『塩分の取りすぎは良くない。適量を』としかいえません。
この点は犬も同じです。昔の犬の飼い方で”味噌汁ぶっかけご飯”というのをされていた方もいらっしゃいますし、そういった犬が長生きしたケースもあるでしょうが、これだって『たまたまその犬が食塩に対する感受性が低かった』ということも考えられます。
少なくとも、どの犬でも長生きできる方法ではありません。
率直な意見としては、脅すわけではありませんが普通に考えていずれ健康状態に異常が出ても不思議ありません。
過剰な塩分摂取の影響は人間とほとんど同じです。(これに限らず、だから動物実験にビーグルが使われるのですが)
まず身体が血液の濃度を調整するため結果として血圧が高くなります。
血圧が高くなると心臓だけでなく身体のあちこちに負担がかかり・・・・・・と、ここらは人間のお医者さんでも決まり文句になっていますので、お父さんの方がよくご存じだと思います。
また取り過ぎた塩分の調節は、ほぼ腎臓が担いますので腎臓に負担がかかります。
これはすぐに目に見える影響が出ません。目に見える異常が出たときには、おおよそ相当に進行している状態です。
負担が続くことにより腎臓が悪くなると造血に問題が出てくるので貧血になったり、タンパク質が流出し低タンパク質血症の原因にもなります。
こうなるといずれ全身状態が悪くなり外見的にはガリガリに痩せ、皮膚病を併発し、体内では肝臓にも異常が出てきます。
この辺りまで至ると人間の医療でも根本的な治療が難しい状態ですので、犬の場合は毎日大量の薬を飲み、日々衰えていく姿を見るという状態になるはずです。
かなり最悪の状態を書きましたが、どこでストップをかけるかという話です。
全身状態が悪くなったり、腎臓に異常が出る前、それよりも根本的な塩分過剰摂取をやめる方がよりよいストップではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 >得られるものはお父さんの満足です。 まったくの同意見です。 人間がその方がいいから犬もそうするというのはかなりずれているように思います。 場合によってはから過ぎるのか、エサを食べた後で水をたくさん飲んでいることもあります。 なんとか説得してみようと思います。