貴方は好きだから傍にいたい。
でも、
彼は傍にいつもいて欲しい程の人はいない。
いないだけじゃ無くて、必要無い。
ラブな人≒いつも一緒にいたいと思える人。
ライクな人≒いつも一緒に居る必要は無いけれど、
会うと楽しいし、会えばお互いに気持ち良くなれる人。
貴方が今目指していく存在感の座席は「ライク」なんだと思う。
ライクなら、
複数人いても問題無いから。
彼は今、
誰かに「絞る」という目線を持っていない。
貴方は30日前に彼の世界に登場した人。
当然貴方と出会う前の彼にも、
既に「ライク」な存在っているんだよ。
貴方は今は、
縁の新鮮さ+懐いている(懐かれている)心地良さも手伝って、
存在感としては増え始めている。
でも、
その増えていく「先」を彼は見ていない。
何故なら、
今彼は誰か一人の(特別な)人なんて欲していないから。
適度に近い(親しい)人なら楽しいし、気軽で良い。
でも、
近過ぎたら息苦しい、ペースが壊れる(だから要らない)。
そんな彼は、
貴方と30日の間に2回遊んだとしても、
どんどん右肩上がりに気持ちを盛り上げてはいない、という事。
そんな彼に対して、
貴方なりの存在感を感じて欲しいなら。
自分の「ラブ」に飲み込まれない事。
本当に好きかどうか?
それはあくまで貴方側の問題、彼には全然関係無い。
受け止める相手あってこそ「活きた」思い。
ラブの要らない彼にとっては、
貴方の「本当に」とか「一目惚れ」ってやや重量オーバー。
だったら、
彼が気持ち良く受け止められる範囲(適量)を大切にする。
それは彼の言葉を借りれば「ライク」。
ラブは多過ぎる(熱過ぎるし、近過ぎる)。
でもライクなら、
分かち合えた時「だけ」サクサクっと感じられる適度なドキドキだ。
貴方もその感覚、その大きさで彼を思っていく事。
このまま貴方が、
ガンガン彼を思い続けたらどうなるか?
おそらく貴方は告白しちゃうんだよ。
本当に好きなので、傍にいたいです!と。
でも、
おそらく想像通りの返事を貰う。
君と会うのは楽しい。
君への思い(ライク)もあるにはある。
でも、
今は僕には「ラブ」を育み合うような関係は要らないんだ。
今は仕事が恋人であり、
仕事に集中しやすい距離感で異性とも関わりたいんだ。
いつも傍の居られたら近過ぎて集中出来ない。
幾ら応援という旗を掲げられても、
近過ぎる距離感は要らないんだ(だから、ゴメンね)。
これからも、
たまには会ったり、遊んだりしたい。
付き合えないけれど、
ライン(メール)位毎日構ってあげても良いよ?
これからもよろしくね!
そう言われてしまうんだよ。
そう言われたら、
貴方は勝手に恋愛から降格した・・・
そんなガッカリ目線を増やしてしまって、
彼にとっての「ライク」の存在感にさえ意味さえ見い出せなくなる。
自らの思いにもアンバランスになってしまったら・・・
ただでさえ違いのある社会人の彼とは良い関係になれない。
ゆっくりと深呼吸を。
まだ出会って30日だよ?
良い出会いとして前向きに捉えるのはありだけれど。
直ぐにハァハァしない事。
受け止める相手あってこそ。
自分「が」どれだけ~という目線だけで世界を測らない事。
思いには受け手が必要だから。
それが「分かる」貴方として、
彼にとって心地が良い存在感を模索していけば良い。
彼は何も焦っていない。
貴方も焦らない、急がない、気負わない。
忘れずにね☆