>お互い一人の人としか性行為を経験していなかったら感染することはないですか?
経験人数が多ければリスクは高くなりますが、例え一人でも保菌者なら感染します。
>元から体にいる菌ではないですよね?
母子感染などの例外はありますが、産まれた時から持っている菌ではありません。
>フェラだけで感染することもあるんですか?
HPVの感染は粘膜同士の接触感染ですから、当然あります。
>また、若い女性は消滅することもあるみたいですが、女性が消滅してもセックスパートナーが感染していたらまた感染してしまいますよね??
若い女性に限らず免疫力によりウィルスを排除することができます。
当然、どちらか片側が治療せず、ウィルスが残っていれば感染を繰り返します。
それをピンポン感染と言います。
>男性が感染してるかどうか検査をすることはできないのですか??
男性だって人間ですから、当然、検査できますよ。
>また、感染していたとしてその菌を無くすことはできないのですか?
HPVとは簡単に言うと、イボになるウィルスで、大よそ100種類ものウィルスがいます。
ウィルス自体の存在は決して珍しいものではなく、そこら中に存在しているとも言えます。
子供の頃にイボや魚の目などが出来たら、HPVに感染したと捉えられます。
問題なのは、感染した後に癌などに発展する「ハイリスク型HPV」と言われる種類が、大よそ15種類ほどいるのです。
ハイリスク型HPVに分類されるものはHPV16、18のほか31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68などがあります。
子宮頸がん患者になった人を調べると、ほぼ100%の女性がHPVに感染している事が判っています。
子宮頸癌に最も関係がの強いのはHPV16型と18 型で、約50%の人がこの2つに感染しているそうです。
頻度の高い上位8つの型はHPV16,18,45,31,33,52,58,35で、子宮頸がんのおよそ 90%を占めているそうです。
セックスによる性病(性感染症)でHPVの代表的なものが尖圭コンジローマですが、良性腫瘍である尖圭コンジローマは、HPV6や11などのローリスク型ウィルスになります。
また、ハイリスク型のHPVに感染しても、感染者の70%は1年以内に免疫力により消えて無くなり、約90%が2年以内に消えて無くなるそうです。
ハイリスク型HPVに感染し癌になるのは子宮頸がんばかりではありません。
その他に肛門癌、性器癌、頭頸部癌、性器ならびに喉頭の疣贅を男女ともに引き起こしますが、癌まで進行するのは、ハイリスク型感染者の1/100~1000程度だと言われています。
子宮頸がんだけに限れば、もっと少ない人でしょう。
セックスしたから、即、HPV感染する。
HPV感染したら、即、子宮頸がんになる。
と捉えるのは大きな間違いです。
質問の趣旨が、今一つ判りませんが・・・!?
根拠のない無意味な不安に陥るのは、決して良い事ではありません。
お礼
詳しく教えてくださりありがとうございます! この間産婦人科の検診で感染していることがわかりました。わたしは結婚しているのですが、相手もわたしもお互いに一人の人としか性行為をしたことがないのでどこから移ったのか不思議に思いました。昔旦那はピンサロに行ったことがあるからそのときにもらったのでしょうか… また、産婦人科では特にそのウイルスを撃退するような話が出なかったので自然治癒?を待つしかないのかなぁと思いました。子作りしているので避妊はしていません。だとするともしわたしのウイルスがいなくなっても旦那がウイルスを持っていたらまた感染しますよね?撃退するような薬がないのなら旦那も自然治癒を待つしかないのですが?? と、色々不思議に思い質問させていただきました(_ _) 次に産婦人科に行ったとかに詳しく聞いて来たいと思います。