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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:HPVハイリスク型について教えて下さい。)

HPVハイリスク型について教えて下さい

このQ&Aのポイント
  • HPVハイリスク型について詳しく教えてください。
  • HPV感染のリスクや予防方法について教えてください。
  • HSIL IIIa 中等度異形成の診断結果について、陰性の中~高リスク型と52型の検出結果について不安があります。子宮頸がんの進行や治療方法について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.1

HPVがどのようなメカニズムでがんを発生させるのか、 まだわかっていません。 では、ハイリスクとは何を言うのか? それは、子宮頸がん患者から、どの程度の割合で HPVが検出されるのか? ということで、判断しています。 ちなみに、 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000014wdd-att/2r98520000016rqg.pdf HPV型別の頻度は、上位からHPV16(44.8%)、HPV18(14.0%)、HPV52(7.0%)、HPV58(6.7%)、HPV33(6.3%)、HPV31(5.1%)、HPV35(2.3%)、HPV51(1.0%)、HPV56(0.9%) ということになっています。 がん患者でHPV16と18の検出率が高いことから、この2つの 危険度が高いと言われています。 しかし、それは、がん患者での検出率が高いと言うことであって、 がん患者でない人の検出率がわかっていません。 つまり、例えば、HPV16を持っている人の何%が癌になり、 何%が癌にならないのか、という根本的なところが 分かっていません。 つまり、HPV16の検出率が高いと言っても、 HPV16の感染者のうちの10%ががん患者で、 HPV18の感染者のうちの50%ががん患者となれば、 患者の割合は、HPV18の方が低いが、危険度は HPV18の方が高い……ということになります。 ですが、これが「わかっていない」のです。 つまり、がん患者から検出されるのでハイリスクに分類されて いるのですが、どの程度ハイリスクなのか、という評価は されていないと言うことです。 従って、現状では、がん患者の7%を占めるだけなので、 慌てることなく、経過観察をしましょう、ということです。 ワクチンは、無駄です。 円錐切除をするのは、高度異形成以上になったときでしょう。 円錐切除をすると妊娠しにくくなりますよ。

matumayu99
質問者

お礼

先生の説明より、意味がとてもわかりました。私はハイリスク型だから癌になる確率が高いと、勘違いしていました!本日コルポと組織をしてきます。例え、中等度の結果でもきちんと定期検査していれば、安心ということですね。お二方とも、安心させてくださり、ありがとうございました。とてもためになりました。

その他の回答 (1)

回答No.2

(1)中~高リスク型 陰性、インデックス値 陰性、なのに、52型検出なんてありえますか? あり得ませんね! HPVテストには大きく分けるとハイリスク型HPV感染の有無を検出するハイブリッドキャプチャー法とHPVのタイプを個別に検出できるPCR法に分けられます。 ハイブリッドキャプチャー法は、ハイリスク型HPV13種類(16,18,31,33,35,39,45,51,52,56,58,59,68型)を検出することができ、感染しているかいないかがわかりますが、これらのうちどの型のHPVに感染しているのかはわかりません。 PCR法では、検出されたHPVのタイプを16、18などの数字で表します。 この検査では、ローリスク・ハイリスクを含めた26種類のHPVの型判定が可能です。 質問者さんは「中~高リスク型 HPVDNA」(ハイブリッドキャプチャー法)しか受けていいないのですからHPVの型名は判定できないはずです。 参考URL http://www.patho-labo.co.jp/category/kensa/hpv.htm ハイブリッドキャプチャー法では、インデックス値は1.0未満だと陰性と判断し、正常値になります。 参考URL http://stdmaster.chottu.net/78.htm (2)52型はハイリスク型で、この先、免疫力でクラス、IやIIになる事は少なからずあるのでしょうか? IやIIとは何を指しているのでしょうか? 細胞診のクラスの事を言っているのか、がんのステージを指しているのでしょうか? 最近は、このことを勘違いし易いので、ベセスダシステムという様式に変更されています。 「HSIL IIIa 中等度異形成」とは、このベセスダシステムでの判定結果です。 明らかに正常な場合と明らかに癌であるという場合を除き、ほとんどが組織診という精密検査が必要になります。 組織診で「異形成なし」「軽度異形成」「中等度異形成」という結果であれば、治療に進む必要はなく、3~6ヶ月ごとに細胞診で様子をみます。 逆に「高度異形成」「上皮内癌」といった結果であれば、円錐切除を行います。 参考URL http://kamoi-women.com/keigan/ (3)52型のみ感染の場合、16型、18型予防ワクチンは受けた方がいいのでしょうか? 仮に52型に感染していたとして、ワクチンは16.18型にしか効かないので接種を受けても意味がありません。 (4)組織診で高等度だった場合、円錐切除をした方がいいんでしょうか。子供を来年までにはとは考えているので、レーザーの方がいいのでしょうか? 逆に「高度異形成」「上皮内癌」といった結果であれば、円錐切除を行います。 円錐切除術では子宮を摘出しないため、術後も妊娠・出産が可能です。 しかし、頸部が切除されるため子宮口が広がりやすくなり、流産の危険性がわずかですが高くなります。 一般的に、検診を受けた人の95%は陰性で、5%は疑陽性または陽性ですが、このうちの20%が異形成、さらにそのうちの10分の1か半数ぐらいが子宮頸がんと診断されます。 子宮がん検診で異常を指摘されると、やはりびっくりして心配される方が多いのですが、実際にがんと診断されるのはその中でもごく少数で、大部分は自然に消える可能性のある異形成や良性の異常です。 「要精密検査」イコール「子宮頸がん」ではありません。 遠慮しないで、先生にもう一度疑問を投げかけて下さい。

matumayu99
質問者

お礼

詳しく、わかりやすく、安心させて頂きありがとうございました。 確かに子宮がん検診をすると早期発見できることができ、本当に助かりますが、グレーゾーンのような結果なら知らない方が日常、ソワソワしなくてすむのではないかとたまに思います!でも治療薬がないのなら、定期検査をしていくことが薬ですね!ありがとうございました!