女です。
お付き合いが長くなった時に、
人って、無意識に
相手のことをほとんど知った気になるんですよね。
知った気になることはとても危険なことで、
相手の知らない部分を見つけたとき
嫌悪感を感じたり目を背けようとするんですよ。
「ほとんどを知っているはずだ。だから、そういう部分は認めないわよ」
というような心理を、無意識に働かせてしまいます。
そして、
嫌悪感を感じる相手の部分に勝手にイライラして、
迷惑な期待を与えてしまうんです。
彼のまだ見ぬ姿を認めてあげるべきは、自分しかいないのに。
今のあなたの場合も、もしかしたらそれに似たようなもので、
相手のことをほとんど知った気でいるために、
「こういうことは言ってもいいはず」
「言いたいことは言うことが大事だし」
「言葉から私の気持ちを察することが、あなたなら出来るでしょう」
などなどの無責任な期待とわがままを
いつの間にか与えようとしているんですよ。
いくら年月を越えた関係でも、人は
全てを分かり合うことなんてできないものでして、
そしていくら年月を重ねた間柄でも、
やってはいけないこと・言ってはいけないこと・許されないこと
はずっと変わらないんです。
ほとんどを分かりあった気になると、
「彼は私から離れないはず」という無意味な自信を持つものなんです。
いくら少しでも別れの恐怖があったとしてもね。
彼への態度が年月が経つにつれて変わってしまう人は
どこかで余裕ぶっこいてる自分がいるものなんです。
どんなに時が経ったとしても、
彼からの愛にあぐらをかかないように。
そして、何よりも「常に感謝」。
別れることになった時には、時遅しですからね。
自分の過信と余裕のせいで、大切な人を手放さないようにね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 貴方が仰る通り迷惑な期待をしている部分には思い当たります。 自分の思い通りにいかないと不機嫌になるわがままな性格なので調子に乗っていました。 これからは期待せず少しでも何かしてもらったら感謝できるような人になれたらなと思えました。