医師とのことなので、薬剤師の試験などは全く関係ありません。
関係あるとすれば、認定医試験などでしょう。
例えば、内科医ですと、認定内科医資格というものがあります。
これは、一般的な内科医としてではなく、総合内科の専門医として認定する為の資格です。
受験資格は、指導医のいる教育施設(大学病院など)での臨床研修を3年以上といったように、医師免許をとって数年後ということになります。
また、外科であれば、例えばマンモグラフィ読影医や脳神経外科専門医というように、上記と同じように専門医としての資格試験があります。
このように、医師の紹介で「○○専門医・○○指導医」などという経歴があれば、それらはみな資格試験や研修後試験などに合格し、専門機関で認定されているということです。
このような資格試験は、そうそう簡単に落第するわけにはいきません。
落ちれば今後の自分の施設内(病院内)での昇格などにも、大きな悪影響となる場合もある為、受験したら必ず一発で受かることが必須です。
学会について、僕の父の時代は木曜日に学会が開催されることが多かったようですが、今の時代は土日が多いです。
ただ参加するだけではなく、事前にフィルムや資料の用意をしなければならないこともあります。
その準備は、ほとんどの医師がオンコールデーにやっています。
(オンコール=施設(病院)からの緊急呼び出しに対応できるように、自などに宅いても出勤できるように待機をしていなければならない日のことです。オンコールデーは、基本的に家族サービスでの買い物や遊びなどには行けません。)
オンコールデーを一般の方にきちんと説明して理解を求めていないと、「自宅にはいるのに、恋人や友達には会えないってどういうことだ」となってしまいます。
恋人や家族であれば、このような日もあることを理解してあげると本人も気持ちが楽になり、試験や資料作り、学習にも集中できますね。
>会えるのも勤務が終わっての遅い時間だったり、不安になったりもします。
不安になるお気持ちは理解できますが、交際しているのであれば心配はいりません。
1~2週間連絡ができない時期があっても、単に、本当に忙しいというだけであることが多いです。
医師になり経験の浅い時期に、立て続けに何人もステルベン(患者さんの死)にあたってしまったりすれば、恋人と遊ぶ気持ちにもなれなかったり、恋人にも守秘義務で言えないといったこともあるでしょう。
試験のこと、オンコールのこと、精神的なことなど、全てを今すぐ理解するのは難しいかも知れませんが、交際していればそのうち空気を読んで理解できるようになると思います。
末長く仲良く、お幸せに。
お礼
ご丁寧にお答えいただきましてどうも有難うございます。 とても参考になりました。 どうしても多角的には考えられなかったのですが、伺ってみて沢山やることがあるんだなと気付かされました。 私も彼ばかりに不安を集中させないで自分のこともしっかりしながら、時間をかけて理解していけたらと思います。 どうも有難うございました。