>niftyとYahooの現在の降水量におおきな違いがあるのはなぜですか?
一口に降水量といいましても、現在速報などに使われる降水量は測定の仕方によって種々あります。
地上雨量実況値
地上観測所(雨量計)で観測された降水量の現在~数時間前の観測値
レーダー実況値,
気象レーダーで観測された降水量分布の現在~数時間前の観測値
解析雨量,
地上観測所やレーダーの観測値をもとにして,数km 程度の格子毎の降水量を計算した値.
いずれのデータも速報値の場合は、速報性を重視していて、数値の検証は後回しにされています。
いうなれば、取りあえずこのような数値が観測機器から送られてきています。という報告です。
ホント?というのは、気象庁で確認作業をしています。
最近のように、ゲリラ豪雨や局地的な集中豪雨が起きた場合などに、ホンマカイネなどとのんびり検証作業が終わるのを待っていたら間に合わなくなってしまいます。
空振り避難で無駄になった、などということよりもいち早く避難する方を重視しています。
ネット配信情報は、上記の降水量のどれを配信するのかは、プロバイダー任せになっています。
結果として、ご質問のようなことが起きてしまいます。
現在の所は気象庁の発表を待つか、気象庁に直接と問い合わせるのが、確実といえば確実です。
ただ、地上ではこうです、レーダーではこうです、検証は終わっていませんので判断はそちらでお願いします、とやられても困ってしまいますが、仕方がありません。
降水量の速報値はピンポイントの時間で判断するのではなく15分以上の間隔で小まめにサイトへアクセスされる方が確実性は高くなります。
絶対値ではなく、同じサイト内で時間を追って増えているのかどうかを見て下さい。
急に増えるようであれば、サッサと高いところへ避難して下さい。
ガード下など水が溜まり易いところからは逃げ出して下さい。
尚、Yahoo 防災速報は、全国から任意の3 地点を選び,当該地点に気象警報等が発表された時や,一定規模以上の豪雨が予想された時などにメールを配信します。というルールで運用しています。
TVにせよネットにせよ自由に予報を出しても良いことになっていますので、一つの情報だけではなくいくつかを見る癖をつけておいてください。
避難して損した、とか、傘を持ってきて失敗した、などとは考えないようにして下さい。
最近は温暖化の影響もあり天候が局地的に激変するようになってきています。
お礼
こんばんわ 色々な観測方があるんですね。 気温にしても気象庁の持つ気温を計るにしても ベストな場所で計っているので都市部みたいに アスファルトの照り返しで外気温も違いますもんね。 ゲリラ的ならもっと変わってきますね。 以前にやはりすごい豪雨というメール配信されて 一滴も降っていないという現象も ありましたが、一つの地域でも雨の降り方も 違うので、どこかは誤速報が多いとは 言えませんね。 ありがとうございました。