こんにちは。
お尋ねの件ですが、それはひとえに“日焼けを防ぐため”です。
紫外線はアスファルトの上では反射して照り返しを起こしますので、その“下から来る紫外線”を防ぐためには「サンバイザーを顔にピッタリくっつけるようにする」しかないのです。
日焼け止めを使えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、女性の場合、お化粧もしますので、その関係で日焼け止めをあまり塗らない方も多いです。
特にある一定以上の年齢の方々に、そういう方が多いようです。
日焼け止めを塗ると、“素肌に膜を一枚貼り付けた”ような、独特の感触があることも多いですし、その上に更にお化粧をすると、場合によってはかなり不自然な感触を強いられることになります。
それに日焼け止めは、何時間かおきに塗り直さなければ効果がなくなるので、その都度お化粧を落としていられないことも多いからです。
また、日焼け止めはここ最近でこそ“進化”して、使い心地も昔と比べてかなり良くなりましたが、売っている店ではサンプルがないことも多く(あるところもありますが)、使用感を試せないのも原因かもしれません。
昔の日焼け止めは、臭いし伸びが悪いしテカるし…とそれは散々な代物だったので、その時の使用感を覚えている人だと、その時のイメージのままなのかもしれません。
それに安いものでも1000円弱、高いものだと3000円以上するものなので、そんなにコロコロ買っては捨て…とはできないですし、塗る手間だってバカにできないし(耳の後ろとか、足の甲とかも塗らないと変な感じに焼けてしまうので)“だったらいっそ日焼け止めは使わずにサンバイザーを使おう”と思っても不思議ではないでしょう。
サンバイザー越しに人を見るのは“絶対に焼けたくない”と言う心の表れでしょう。
なにせ敵(=紫外線)はちょっとした隙間からでも攻めてきます。
しかも“一生のうちに当たった量で、シミ・ソバカス・シワ・たるみができる量が違う”と言われれば、こっちだって必死です。
更に、年齢がいけばいくほど、日に焼けた状態から回復するのに、長い時間と手間がかかるのです。
となれば、サンバイザーを上げたくなくなる…この心理、おわかりでしょうか?
ご参考になれば幸いです。