＞うまく撮れるのって高いところから小さいものを写すときに限られるのでしょうか
私がやってみた範囲での感想になりますが、効果を感じやすい条件はありますね。
まず、被写体は大き過ぎても小さ過ぎてもイマイチです。
ある程度広く、ある程度遠くの被写体がいいのですが、この“ある程度”っていうのがどうにも説明しづらいです。
ごめんなさい。
そういうわけで、この点は色々実験していただければと思います。
とりあえず、近い被写体・望遠で引き寄せ過ぎた被写体は、この効果を狙う場合あまり見栄えがしないのは確かです。
それと被写体の奥が開けている、奥行のある構図を選んだほうがいいです。
逆に言うと、被写体のすぐ後ろが壁みたいな構図は避けたほうが効果を感じやすいです。
とはいえ、いくら奥行があるといっても、奥が海や空でそれ以外何もないような構図もこの場合適さないです。
で、上記の条件を得やすい状況となると、被写体を水平に見たり見上げたりっていうのでは難しくて、結局は斜めに遠くを見下ろすのが効果を感じられる構図をみつけやすいのです。
ネットにアップされているミニチュアモードの作例に似たような構図が多いのには、そういう理由もあるということなのだと思います。
ただ、ミニチュアモードって普通に撮ったら撮ったで、それはそれで独特のテーストの写真になりますから、あまり深く考えず色々やってみると、面白い発見ができるかもしれませんよ。
