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新車のキズ修理について
- 新車の納車直後に駐車場でドアをぶつけられ、キズができてしまいました。どのように修理するのが一番良いのでしょうか?
- 車の価値が下がらない方法で、キレイに修理するためにはどうすれば良いのでしょうか?
- 車体はオプションカラーでマニキュアコートされており、その料金も補償してもらえるそうです。
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納車直後かぁ…。人間の方も凹んでしまいますね。 ここでドア交換と板金の違いをおさらいします。 ドア交換とは文字通り今まで付いていたドアを取り外して新しいドアに付け変える事です。新しく付けるドアは「部品」として素の状態、つまり塗装もドアガラスも内貼りもドアノブも何もない下塗り状態のドアパネルのみがディーラーに送られてきて、コレをディーラー下請けの板金塗装工場が塗装しガラスやウェザーストリップやスピーカーから内貼りなど色々なものを元々付いていたドアから取り外して塗装した新しいドアに付け直し、その新しいドアパネルをボディに取り付けて一丁上がり、という事です。 ここでの一番のポイントは、部品として送られてくるドアパネルは下塗りのみ、というところです。色塗りは街中の板金塗装工場でされるわけです。街中の工場でも技術レベルが高いところは良い塗料や塗装ブースを使用しているのですが、それでもメーカーの塗装と比べるとダストの管理や焼き付け工程など環境面で絶対に勝てるわけが有りません。レベルの低いところなら言わずもがなです。よって長い目で見ると必ず純正塗装との微妙な差が出てきます(特に硬度)。 但し、別に板金塗装工場が悪い、という意味ではないのでお間違えなきよう…。 対して板金塗装で修理する場合。 ここでは二種類のやり方に大別されます。傷自体は軽い凹みという事で多分パテ埋めのみになると思うので差は出ません。やはり塗装方法で違いが出ます。ドアを丸々一枚塗ってしまうか、傷部分のみの部分塗装にするか、です。ドアを一枚塗ると先ほどのドア交換の時と同じ結果が待っています。これを純正塗装とのぼかしが難しい事を覚悟で傷部分のみの補修にすればメーカー純正工場塗装はほぼ生きていていることになります。 長く乗るのなら塗装環境・塗装方法も最高に良いメーカー純正塗装を出来るだけ生かした方が良いと思います。ということで初回車検程度の期間で手放すのならドア交換もありだと思いますが、私なら出来るだけ部分補修塗装のみで済ませるようにします。さらに、ディーラー指定の板金塗装工場は車両クラスによって利用される工場が異なる場合があるので、出来るだけ高額クラスの車両補修に使用されている工場で修理してくれるようにディーラー側に頼むと良いです。あとは、納期を急がせないことぐらいかな…。
お礼
凄く丁寧にアドバイスありがとうございます。参考になりました。 新品ドアパネルはやはり塗装なしですか…。 となるとどちらにしても修理する店の腕次第ですね。 100%新車の状態には戻れないんですね… 悲しいですがしょうがない。 長く乗るつもりなので価値のことは考えないようにします。 ありがとうございました。