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大学の講義のノートのとり方について

今年大学生になった者です。 大学の講義は、高校のように分かりやすく黒板に書いて説明してくれるわけではないので、どのようにノートをとったら良いか分かりません。講師によっては、「ほんとに先生かよ」って思ってしまうくらい説明も下手だし講義の内容も分かりにくい講師もいます。 大学での講義の聞き方やノートのとり方のコツなどがあればお教えください!

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  • kifimi
  • ベストアンサー率72% (425/586)
回答No.2

まずは、講義の予習・復習をすることです。 講義の時間は、予習のときにわかりにくかった箇所の解消+補足知識の取得に使うのです。 テキストが与えられているのであればそれを使い、指定がなければ、先生にどんな本(複数)を読めばよいか尋ねましょう。そのために、大学図書館に入門書や専門書が揃っているのです。 たとえテキストを使わない授業でも、その分野の入門書や専門書は存在します。一冊では足りなくても、複数冊を組み合わせれば良いですし、場合によってはその先生の著書を読めば授業内容がわかる(授業内容がその著書を優しくかみ砕いたものになっている)、なんてこともあります。 予習しておけば、講義中にどういったポイントを押さえながら聞けばいいのか、「自分がわからなかった箇所」が把握できます。 大学では学生個人個人の知識量やバックグラウンドがまちまちなので、万人に共通する「この授業でのポイント」よりも、「自分が理解するためのポイント」を確認しないといけません。 大学は(まともな大学であれば、なおさら)、受身で口を開けて待っているだけの学生に親切に答えを与えてくれる場所ではありません。単純に「答えをください」と求めるだけでも、だめです。 どうすれば答えにたどり着けるか、その方法も含めて、自分で考え、自分で動くのが大学という場所です。 高校までの勉強は、先生の板書をいかにきれいに書き写すか、いかに教科書や先生が示している答えを覚えるか、というものだったかと思います。 大学では、板書は「補助」程度のものです。口頭ではわかりにくい用語の表記や概念図などを、ポイントだけ示すために使われることが多いと思います。 比較的丁寧に板書してくれる先生でも、板書だけ写していれば事足りるかと言えば、そうでもないんですよね。 でも高校の授業並みの丁寧さで板書をすると、大学では、いまの倍の講義時間が必要になるでしょうね。高校の授業内容よりも情報量が多いですから、先生が板書して学生がそれを書き写すのを待つという単純作業の時間だけで、かなりの時間が取られてしまいそうです。……本末転倒。 かといって、板書の代わりに要点を全部書いたプリントを配布すると、話も聞かずメモも取らずに寝てしまう学生が増えたりして、学生のほうから「板書がないと眠くなるから、板書を増やして欲しい」とかいう要望が出たりして、なんとも難しいことです。 そもそも、ほんの数十年前までは、大学の講義ノートは、先生の口頭の話を全部そのまま「聞いて、書き写す」のが当然だった、という話もあります。学生はが必死で先生の話を聞き取って書いたノートを、後できれいに整理して自分のノートを作る。そういうものでした。 だから、それなりの理解力のある学生しか授業についていけなかったのでしょうし、そもそも、それだけの理解力がある人しか「大学生」にはなれなかったのかもしれません。 いまでも、大学でノートを取るのが上手な学生は、授業時間中は適宜、板書以外の先生の話をノートにメモ書きし、あとでその走り書きのメモを元に、自分の記憶やテキスト・参考書で補いながら、授業内容をノートに整理しています。 このノート整理の作業が「復習」になります。 自分の知らない知識を重点的にメモして、知っている知識は軽く、という濃淡を付けて要領よくメモを取ることができるかがカギです。これには、要領の良さだけではなく、頭の回転の速さ、受け取った情報について「これは知ってる、これは知らない」「これは必要、これは不要」と、素早く適切に峻別する能力、そして事前の知識量……と、いろんな能力が必要です。 すぐにはできないかもしれませんが、訓練するしかありません。 これは就職後、会議などでメモを取るときにも必要な能力でしょうから、学生のうちに身につけておいた方が良いでしょう。社会人になったら、相手の話し方が悪い!わかりにくい説明しかできないほうが悪い!なんて文句は言えない立場にいることが多いですからね。 あと、「ほんとに先生かよ」と言いますが、大学の先生は(教育者でもありますが)、まず研究者であることが重要です。研究をしない先生は、まともな大学には、いません。 研究者として優れていれば教え方が下手でも良いというわけではありませんが、頭の良い人が教え方が上手とは限らない、というのは珍しい話ではありません。 逆に、教え方は上手いけれども、研究者としては……という人もいたりします。大学としては、研究者としてのレベルが低い方が問題になります。 もちろん、研究者としても優秀で、なおかつ授業の教え方も上手い、そういうバランスの取れた人もいますけれどね。 もし、学生の側が先生のレベルに近づけるように努力して学ぶことで、そのギャップが解消される(先生のわかりにくい話が理解できるレベルに達する)のであれば、やはり学生の側が努力するべき点もあるのではないでしょうか。 レベルの低い学生に合わせて先生のほうが降りてこい、という態度では、なんのために大学という学問の場で学んでいる意味があるのか……、本末転倒ではありませんか。 もちろん、どうにもならないレベルで教え方が下手くそな先生がいるのもわかります。 でも、それにブツブツ文句を言うよりも、どうやったらそんな下手くそな先生の授業を理解できるようになるか、なんというか、不親切なゲームにでも挑戦するようなつもりで対策を考えた方が、得策ではありませんか。

Jun0856
質問者

お礼

やはり予習復習や聞き取る力が重要なんですね! 回答ありがとうございます

その他の回答 (1)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.1

 先ず一つお断りしておきますが、大学にとって学生と教員との関係はお客様と販売者の関係ではありません。 もっと簡単にいえば、自分で目的なり目標を探さねば何も出来ないよとの世界です。  ですから手取り足取りしてレクチャーがなされるべき世界とお考えになられても困ります。サービス業でもありませんよ、大学の教員は 笑  レジュメなどは配布もしますが、それは講義や演習にとってのベースや材料ではあるものの、それがてきすとそのものであるとの考えを持つのでは、高校までの「教えられる、教えてもらう」とのスタイルから一歩も脱却できていないことと同じです。これからは自らが主体的に問題意識と目的意識をもって学業生活に臨んで下さい。  因みに「大学」の目的は、専門教育と同時に研究機関であることもお忘れのないように 爆!