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老犬介護について
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- ボーダーコリーの痴呆症と寝たきり状態について知りたいです
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18歳10か月で天命を全うした愛犬の介護をしていました。 若い時は10~13kgあった体重は最後には3.8kgまで減り自力で動かせるのは首と表情、口位の状態になってからも2か月頑張ってくれました。 痴呆にはならなかったものの夜泣きがひどく抱っこをしているとおとなしくなる状態が2か月。たぶん私がそばにいない状態が嫌だっただと思います。私の睡眠時間は毎日1~2時間、見かねた夫が後退してくれても夫ではダメ。ソファに座って抱っこしながら眠ることもよくある状態でした。 仕事に行くときは病院へ預け帰りにまた引き取ることの繰り返し。それでも少しでも苦しい時間の無いように私に甘えることでそれをうれしいと思ってもらえたらとの思いで過ごしていました。 みずは同じように張りのない注射器で横から。また補液を一日2~3回行い脱水にならないように注意し食事は犬用の缶詰も嫌がるようになったので猫用の缶詰や白身魚をペーストにしたり少しでも食べてくれそうなものを探し、食事ごとに3~4種類用意したり。 動けずにいてもやはり食べないのでどんどん痩せていき床ずれも起こしてしまいました。病院で薬をもらい小さなドーナツクッションを作り床ずれのところを浮かせて足にもつけて重なり合って傷にならないようにドーナツクッションを作ってはめてなど思いつく限り、できる限りのことはしたつもりです。 愛犬のためというよりも自分が後悔したくないという思いが強かったんだと思います。 でも最後は私がそばにいるときに本当にまったく苦しむこともなく大きな呼吸をして静かに深い眠りに入りました。私の腕の中で最期を迎えてくれたことは今でも最高のプレゼントだったと思っています。 食事のとき、介護の時、点滴の時、私は謝りませんでした。「ご飯だよ、一生懸命食べて少しでも長くそばにいてほしいから頑張って食べて」とか「はぁい、おしめ帰るよぉ。お、いい感じだねぇ、いい子だねぇ」とか「点滴するよぉ、いい子だねぇ、こんなにいい子でうれしいよ」など明るく楽しむように接していました。うちの犬は私の感情を気にするタイプだったので私が落ち込むと一緒に落ち込んでしまうので。 夜泣きや介護、大変だったのかもしれないけれど今はそんな感情は全くなく最後まで一緒に入れたこと、できる限りのことはして愛犬もできる限り頑張ってそばにいてくれた。寂しくて月日がたっても思い出すと涙が出るけれど後悔はしていない。最後の2か月があったから後悔しないで済んだのかもしれないと思っています。これ以上ないくらいスキンシップをとれたのは本当に大切な思い出です。 長くなりましたがご自身が後悔することの無いように、愛犬ちゃんに接してあげられれば愛犬ちゃんも幸せなのではないかと思いますよ。だって飼い主が喜ぶ姿が愛されているワンコには幸せなんですもの。
お礼
お話ありがとうございました。 そんなに体重が減ってもワンちゃん頑張っていたのですね。 それと一生懸命に世話をしていた飼い主さんの姿も目に浮かびます。 yumi0215さんがおっしゃるように、この数か月の間、大変ではありますが、こんなにもワンコに触れたことないんじゃないかと思うくらい、なぜたり抱っこしたりして以前より増して愛おしさも感じます。 無理やり食べさせるのではなく、少しでも長くいっしょにいられるように手伝ってあげる、というふうに切りかえて世話しますね!