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数学Bの高校の定期試験について
私自身は偏差値45の某私立学校で数学科の講師として本年度から勤務していて生徒の指導に頭を抱えて悩んでいます。先日、数研出版の数学Bの教科書の節末問題の数値を変えて中間試験の問題を出題したところ、採点の結果100点満点で生徒の平均点が25点でした。あらかじめ節末問題が中間試験の問題の配点が9割以上である旨を伝え、指導書も生徒の枚数と試験範囲分含めて配布したのにも関わらずここまで悪い点を取られた自身の至らなさにショックを受けて落ち込んでいます。そこで質問です。私自身が担当しているクラスは生徒のベネッセ全国模試の偏差値の平均が45であるにも関わらず理系特進クラスと学校では位置付けられているのですが、どのように指導していけば理系特進クラスに相応しい学力を身に付けられるのか良いアイディアを持っている方はいらっしゃいませんか?(節末問題の数値を変えてそのまま出題したのに最高得点が88点というのにはガッカリです。)
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- ohmy-pasta
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#5です。あまりまめには見られないのですみません。 どこから何割出題して、という難易度の割り振りで「平均点を上げよう」というのは本末転倒なので、今○割が適当かどうか、というアドバイスはしません。 >授業前小テストを「毎時間」行うこと という指示は早速実行に移して効果ありましたか? 私としても同じく 「テスト前だけでなく普段から問題集を解かせること、そのためには小目標、小目標、小目標・・・と達成感(つまり小テスト合格)を与えること」 を一つのご提案として挙げようと思いました。 ただ、私が「中テストを課していても生徒が溺れているダメな学校」の例を挙げたのは、生徒が「やることが多過ぎて」かえって一つ一つの中身が薄くなっている、というケースもあるとお伝えしたかったからです。この学校の場合には、「課題を減らす」ことで逆に自宅学習の効果が上がるかも知れません。 101番から220番まで、と試験範囲を指定するより、 101番から220番までの偶数だけ、とか 101番から220番までの*と別紙指定番号だけ、とか 試験範囲を減らす方が結果的にその範囲全体の勉強を たくさん &繰り返し やってくれるかもしれないですからね。 やり残しするよりは、やる気を起こさせる方が良い、という考えです。 それと、試験1週間前に「110問」というような数を範囲として発表しても、 発表前からそれは予想済みで自主的に取りかかっていた という生徒でない限り、「1週間でこれをやれ」 と言って結果を期待するのは苦しい、とおわかりいただけたと思います(付いて来れる生徒が集まる学校なら別ですが)。 だから、範囲発表を早める、というのが一つの解決策かも知れませんね。成績の悪い生徒ほど、 言われてからでないと取りかかる気がしない と思いますから。 テスト前日にならないとやる気がわかない という生徒も減りはしないかも知れませんが、「1日何問ペースでやって行ったら終わる?」 と考えさせてみるのも一つの手でしょう。 (私は、言葉の語尾も、「1日何問ペースでやって行かないと終わらナイ?」と聞くよりも 「1日何問ペースでやって行ったら終わる?」 と聞いた方が、心理暗示的にやる気を起こさせる、と思っています。) 現状ではノート提出もさせているのですか? 先生のご負担は増えるのですが、ノートをチェックされるというプレッシャーで動機を与えるのも一つの手だと思います。ノートがないと勉強できないですから、テスト当日提出、としている学校もありますが、当日よりもう少しタイミングを早くする方法・提出回数を増やす方法もいろいろ工夫はできると思います。 定期テストで101番から220番までを試験対象としたい場合、定期テスト1週間前~10日前に定期テストに準ずる難易度で101番から160番までの中テスト(50分)を行う、という手法も、学ぶところはあると思います。しかし生徒教師双方の負担はかなりのものですが。 授業の小テストに「加えて」週1回の朝礼小テストを行っている学校もあります。 とにかく、私が座右の銘にしているのは、 馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない という言葉です。むしろ飲ませよう飲ませようとすると嫌がる生徒もいて苦労します。北風と太陽もそうですね。私は「どうやったら水を飲みたくさせるか」 の方を考えます。 特進クラスとして集まっている集団ですから、根は真面目な子たちのはずです。生徒たちが「さすが特進クラス」とほめられて自尊心を保てるよう、先生も悩み過ぎずがんばってくださいね。 特進とは名ばかり、という学校は、残念ながら他にもありますよ。思いつめ過ぎないように。 オリジナルの話をしたのは、オリジナルの方が4STEPより若干下とは言われますけど、正に4STEPの方が別冊解答がある分だけ自習はまだしやすい、と言いたかっただけです。それでも自力理解できない生徒は理解できませんが。 「オレはSTEP Bは無理。STEP Aしかやらない」 と、そんなに難しくもないSTEP Bの問題を避けている生徒もいますね。頭がどうの、先生の教え方がどうの、というより心理的な問題です。 私はこれ以上偉そうに語れることはありません。
- ohmy-pasta
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常勝理系特進でもそんな感じですね。 しかし、理系特進クラスに相応しい学力を身に付けるのに良いアイディア、と求められても、 現学年が2年生なのか3年生なのか、 中高一貫校なのか否か(高校からの入学者をどのくらいの割合取っているか) などがわからないと、千差万別に近くてお答えに困ります。 私の知っているケースでは、 英語のテストがやたら多い → 過半数の生徒が「不合格」となり、課題を出される。 テストに関係なく数種類の課題も出される。 → 課題一つ一つが3枚表裏ひたすら書き込み、とか、5枚を1週間以内に、とか、やたら「量的に」厳しい → 単語の練習もこの課題が兼ねているはずなのに、単語テストになるとこの生徒が点を取れない(課題が効果を発揮していない) → 常に課題を出されている状態。生徒曰く「毎日2時間ずつ英語の課題をしても追い付かない」 → 数学もたくさん勉強しなければならないといけないのは生徒も親もわかっているけれども、当面「数学以外の(英語の)課題を出さないというわけにはいかない」から、数学まで勉強の時間が取れない → 数学英語はまだ、模試で主要3教科として扱われるから、なんとかしようという意識が残る。 しかし理系とはいえ理科の勉強まで手を付ける余裕はない。 まして社会など「センター試験で必要ない」科目は、勉強の優先順位が最も低くなる。 → 特進クラスにも拘わらず高2の初めの時点で「国公立出願は無理」「できるだけ受験科目数の少ない大学を受ける」という人生を左右する決定まで、 たった1科目(英語)の課題に左右されている。 という悪循環に陥っています。そちらの学校でも数学単独の問題ではないかも知れませんよ。 もう少し実例を挙げますけれども。 その高校では、中間テストの範囲はあくまでもテスト1週間前に発表されます。 ただし、それと同じタイミングで「数学中テスト」というのがあり、これの範囲はその約10日前に発表になりました。 全て 数研出版 4STEP から。 中テスト 数II 77問 数B 24問 合計 101問 中間テスト 数II 上記に71問追加で合計148問 数B 上記に37問追加で合計61問 合計 209問 他の高校も、これと同じ数出していますか? 私はこれを「多過ぎる」と感じています。 特に「中テスト~中間テストの間の1週間に108問追加」というのは、 この数学の教師が「生徒達の能力の現状がわかっていない」というようにしか見えません。 「できる」生徒ならひょっとして、1日15問ペースでテスト対策を進められるかも知れませんが、 「できない」生徒が果たして、1日15問ペースで中テストを真剣に取り組み、同じペースで中間テストにも臨む、ということを2週間も持続できるでしょうか? 特進クラスにも拘わらず、模試の数学で200点満点で60点程度、偏差値で25程度を取るような現状です。 209問のうち多くはここ最近2ヶ月の授業で1度は解いていますよ。解いていなかった問題もあるようですけれども。 しかし、「テスト勉強」というのは、やはり209問全てを見直して、2周目を解くことが必要でしょう。 物理的に不可能な量を与えても、沈みかけた生徒が益々沈んでいくだけです。「*マークだけを対象とする」とか「教師が半数程度までに絞って独自に指定問題リストを配布する」というような対策は不可能でしょうか? 個人的に、4STEPでアップアップしてるくらいだと、オリジナルやスタンダードに進めるのは到底無理だと思います。解答解説もある程度詳しい問題集でないと、生徒は自習・自力理解もできませんし。 その高校ではそもそも、「数学の予習はするな」とさえ言っているようなのです。授業で「全問を丁寧に解説」して、板書も全て書き写せるように配慮しないと、209問のテスト勉強をしようと思っても、何が正解なのかがわからない(答え以外の過程がわからない)、ということになりますよね。 証明問題などを「略」と書いている問題集はなおさらです。 あえて、似た高校の現状を参考までに申し上げましたが、どちらにしても、それぞれの高校の上記のような情報(学年など)がわからないと、今言えるのはここまでだと思います。
偏差値が45で「特進クラス」というのに無理があります。 私の住んでいるところにもあります。 それでも、私立高校ならば「特待生」として入学してくる生徒もいます。 数学の教科書には、いくつかの出版社から出ています。 「数研出版」が、その中で難しいのか、簡単なのか、私にはわかりません。 通信制高校が採用している教科書は、一番簡単な教科書が採用されているはずです。 他の出版社の教科書などは、高校に置いてないのでしょうか? 平均点が25点というのは、生徒にとって「難しい」という証拠です。 教科書の節末問題レベルでこのような点数なのですから、仕方がないといった感じです。 中学校で学習する内容が理解できていない生徒達なのです。 せめて「平均点60点」くらいになる問題にしなければ、5段階評価ができないでしょう。 数学25点でも、5段階評価で「3」というのも生徒を安心させてしまうでしょう。 他の数学科の先生に相談されては、いかがでしょうか? 中には、88点をとった生徒もいます。 できる生徒を引き上げる、できない生徒もどうにかする、難しいですね教師という職業は。
補足
高校に置いてないのでしょうか:2種類置いているのですが、私が教科書を変更したいと提案しても教科主任は許してくれるのに、管理職が「これ以上易しい教科書を採用するのは許さない」、「できないのは教師の指導力不足だ」、「このクラスは特進だ」などといって全く聞き入れてくれません。本当に逃げ出したいです。 88点をとった生徒:本当にガッカリで投げ出したくなるのですが全員が「旧帝大」や「早慶」に合格できるような「ポテンシャル」や「確かな学力」、「努力する才能」、「数学的素養」は「持ち合わせていない」ですね。私のキャパの足りない脳みその中では全員に88点を取らせるつもりでした。要するに「できる生徒」とお世辞にもいえる生徒は一人もいません。(きっぱり)。本当に甘く採点して8割とはいっても得点できた8割は「指定した問題」でしかも手取り足取り3回繰り返して指導した内容でしかありません。(恥ずかしながら通常の公立学校で12時間かけて指導する内容を読んで字の如く24時間もかけて指導しました。半分の12時間は教科書の併用問題集に取り組みました。公立学校では実施できなくとも私立学校では実施てきてしまうのです。)問題が解けるか否か「以前」にそもそも教科書を独学して読み込む力は皆無です。先生もご存知かもしれませんが、大半の旧帝大や東大に確実に現役で合格できる受験生はこの時点で少なくとも高等学校の学習内容の2/3は終える時期に近づていますし、既習の範囲で実際の入試問題に取り組んでいる訳です。早慶に現役で確実に合格できる受験生は教科書などでつまづかずに少なくとも受験数学(数研出版のスタンダード~オリジナル数学演習レベル)の1A2Bには取り組んでいます。恐らく有名進学校のカリキュラムだと夏から数学IIIを学習するでしょうね。誰でも入学できるのに何故だか学力差が宇宙並みに広くて留年率が高い理大卒の落ちこぼれの私でさえ高校1年生で数学Bまで終えて、2年生からは数学1A2Bの演習問題を解いていました。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
偏差値で45や40を落ちこぼれというなら、55や60は浮きこぼれってことになりますが、ホントだと思います? 偏差値45は、全国の高校生のうち、7割くらいの順位にいるってことです。大学進学率が5割ですから、少し足りない感じ。 実際は、家庭環境で進学できない上位の子や推薦などで行ける子もいるので、進路がいろいろある高校では、大学進学を目指すクラスで間違ってはいないと思いますよ。 ただ、そのレベルの子は、勉強の仕方そのものが分かっていないので、真面目な子ほど、シッカリと、具体的な行動を伝えないと戸惑うだけです。 明日は6時に札幌駅前に集合なっ、ではダメで、何時に家を出て、小樽駅に何時に行って、何行きの何時何分の電車に乗るんだ、と伝える必要があります。 日々の勉強も、テスト前の勉強も、各々で何をどうするかを具体的に伝えてはじめて効果が出てきます。 ご質問文を読んだ限りは、そのへんの指示がない状態で、それだけの成績を取れたのなら、私には、優秀な子たちに見えます。
お礼
ただ漠然と伝えるだけではなく、自習の仕方やノートのとり方についての5W1Hもしっかりと伝えるようにしていきます。お忙しい中、回答してくださりありがどうございます
補足
まさに仰る通りです。試験前に授業アンケートを実施したので生徒の行動や思考過程が予測できないものであることは漠然と理解していたつもりになっていたのですが、自分自身の認識が「非常に甘い」ことを試験の採点を終えて自覚せざるを得なくなりました。生徒に対して「何をどうするか具体的」に「伝えたうえ」で授業前小テストも「きめ細か」に行うなどして生徒の理解度を把握していくよう指導を改善していきます。
- TUNE0040
- ベストアンサー率26% (220/842)
教員です。 『ふざけんなよっ』という反論や苦情が来ることを重々承知の上で、あえて申し上げます。 質問者さんがおっしゃる通り、No.1さんがおっしゃるとおり、全然まったく何にもできない生徒がいることは紛れもない現実です。 また、「特進」という名称がつくかどうかは別にして、ほぼすべての全日制の学校に「理系クラス」と「文系クラス」があることも事実です。 『なんで?』ということですが、学力的に下位の(特に圧倒的下位の)学校においては、「理系科目ができるから理系クラスにいる」のではなくて、「理系科目のほうがどちらかというと無難なので理系クラスにいる」のです。 学校内での、相対的にできるできない・・・それが学力下位校「理系」「文系」の現実です。 たとえば、質問者さんのクラスの生徒が、仮に「古典」とか「日本史」とか履修していたらどうでしょうね。試験で数学B以上にできますか・・・・ということなのです。 結果として、『一般的な価値観で言うところの理系特進クラスにふさわしい学力は身につけられません』が回答です。 ただし、教育活動の一環として『努力を評価する』のも大切な教員の役割ですから、一律に『落第!』というわけにもいかないと思います。 ぜひ、数学の担当者で話し合いをして、例年の基準に沿って学習計画を立てることをお勧めします。
補足
ご親切な回答ありがとうございます。数学の担当者で話し合いをした結果、毎授業小テストを実施したり授業アンケートを通じて生徒のありのままの気持ちや姿を受け止めるよう助言を頂きました。自分自身の認識を変えて指導の改善にあたります。
元塾講師です。 上司に相談しましょう。ベネッセで偏差値45と言う事は、実際の偏差値は40未満の落ちこぼれ学校なのです。教え方以前に向学心が無いんだから、動物の調教でも参考にすればいいんじゃないの? 中学レベルの基本すら弁えていないんだから、高校の勉強以前の問題ですな。
お礼
仰る通り上司に相談して連携を図ることは大切ですね。素晴らしい助言をありがとうございます。
補足
上司に相談したところ授業前小テストを「毎時間」行うことと、授業アンケートを実施して生徒のありのままの気持ちとありのままの姿を受け止めるよう助言を頂きました。
補足
ご回答ありがとうございます。対象としている生徒は高校2年生ですし全員が公立中学校出身です。あと、テスト範囲は節末問題の数値を変えた問題が7.5割、ベクトルの成分表示と大きさを求める問題が1.5割、4STEP B問題から1割です(嘘偽り一切無し)。4ステップは分厚い解答付きです。 実際の出題内容:「8題 小問19題」です。