台湾居住者です。
若者の給与は22000元/月くらいで、後は年毎に1000~500元ずつ上がるイメージです。ボーナスは2~3か月分程度。残業費は結構出るので給与が上がらない人は残業で稼いでいます。
台北は収入的にはほぼ別の国です。家賃も馬鹿高いですし給与も高いです。
IT系に行くと給与が一気に倍額になるのと、三世代同居が多く、世帯に含まれる人数が日本の三倍以上のため日本と生活水準を比べる事は出来ません。
例えば、子育てを早々に放棄して働くのが台湾の一般的な母親像です。乳児期を過ぎればすぐ働き出します。三世代同居のため、爺婆が子育てを行います。爺婆が亡くなる頃には塾が代わりをします。専業主婦はほぼ存在しません。
爺婆になってあまり働くのは子供の体面が良くないので働いている人は少ないですがたまに売り出しマンションの「ショールームはこちら」的な看板持ちをアルバイトでされている方や地域清掃のアルバイトをされている方はいます。
話は逸れますが台湾の年金は月3000元(一万円)を超えるくらいの額であるため、孫や子の収入に頼る必要があります。
そのため、親や爺婆は子に真剣に投資しますし、よく話し合います。結果として台湾では三世代仲が良い家庭が多いので、これはこれで私は良いシステムであるように思います。
水道代はとても安く、毎日風呂に入る私でも月1000円程度です。ガス代電気代は日本の半分くらいかな。家賃は住む場所によって違うのでコメントしませんが台北でなければ月10万二人は十分可能です。ちなみに数世帯同居が一般的な台湾ではワンルームなんて台北以外は存在しません。三万出せば相当広い所に住めます。
食費は日本とは違い、「自炊すると高い」ので自炊派の私にとっては辛い環境です。食堂の弁当が50元(160円)、台湾の肉ラーメンで80元(260円)くらいです。弁当を三食食べていれば15000円/月くらいですね。
知人の台湾駐在員(独身)の場合ですと食費 20000円、水道ガス電気 10000円、家賃(共同プール付4LDK) 35000円ですね。これで日本の給与貰ってるので相当暮らし向きは良さそうですよ。
70代くらいで新しい奥さんを貰って二か月に一度LCCで日本に戻って年金貰ってそれで暮らしてる日本人知っていますよ。
それくらいでどうにかなるという話ですね。
ただし子供の教育費が高騰しているので、子供の計画があるのであればそのための積み立ては必要です。台湾人の子供の居る友人はこれが悩みの種となっている場合が多いですね。片方の親が日本人であれば高等教育をさっさと諦めて日本語-中国語通訳にでもすれば月10万あればちょっとの倹約で大学まで行かせられるでしょう。
以上参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます とても参考になりました