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仔犬を里子へ出す時期について
我が家のトイプードルが5匹の仔犬を出産しました。 しかし、自分でお産が出来ずに帝王切開での出産となり、その後は育児放棄です。 ミルクやりの際は私が母犬を押さえ付けてあげていました。 仔犬の入っているゲージに入れると仔犬から逃げ回り、しつこい仔犬には噛み付きにいくので一緒にはできません。 そこで質問なのですが、通常は仔犬と母犬は生後3ヶ月ほど一緒にしておく方が良いといわれますが、このような状態ですので、2ヶ月程で里子に出しても良いのでしょうか? それとも兄妹犬とだけでも一緒にしておいた方が良いのでしょうか? どなた様かお教え頂けませんでしょうか?
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Q、仔犬を里子へ出す時期について。 A、問題は、受け入れ先の考え方・処し方。 通常は、生後2ヶ月目から仔犬を飼い始めるべきです。なぜなら、生後8週齢から16週齢が第一次社会化期の後期。この時期こそが、仔犬が人と暮らしていくためのベース・土台が形成される最も重要な時期です。この時期に基本的な躾に失敗すると、その後の矯正には多大な努力が必要となってきます。この辺りの事情は、ほとんどの躾本、あるいはイアン・ダンバー博士の公式ホームページでも詳しく述べられていますので、検索してみて下さい。 そういう事情で、聴導犬・介護犬・盲導犬達の仔犬は、生後8週齢を目処にパピーウォーカー宅に預けられて、人と暮らすことを学び始めます。預かったパピーウォーカーさんらは、それからの8週間を仔犬に寄り添う形で世話をします。こうして、吠えない・飛びつかない・噛まないというお利口さんの16週齢の仔犬が誕生します。 さて、問題は、だからと言って、生後8週齢で手放すのが正解だとは、決して、断言できません。なぜなら、仮に、仔犬を迎えた飼い主が、共働きだとします。その場合、仔犬が昼間の間、サークルに閉じ込められ続けると第一次社会化期後期は悲惨な結果になるでしょう。また、在宅が主たる飼い主であっても、仔犬をサークルに閉じ込めて飼えば同じこと。そういうことが想定されるのであれば、産ませた側が第一次社会化期に責任を持つべきかと思いますよ。 第一次社会化期に教えること。 1、サークルやケージではなくクレートで就寝する。 2、寝床ではなくトイレ専用サークルでワン・ツウーで排泄する。 3、抱っこ散歩を開始し、人や犬、車などに慣れさせる。 私は、こういう第一次社会化期のテーマを抜きに<仔犬を里子へ出す時期>を考えることはできないと思いますよ。生後8週齢を過ぎると、母犬、兄弟姉妹犬の役割は人にとって代わられます。この交代を行わないと、仔犬に負の影響が残ることは幾多の研究事例で明らかです。まあ、そういう意味では「3ヶ月まで親犬、兄弟姉妹犬と暮らさせる」は非科学的な見方・考え方ですね。だとしても、問題は、受け入れ先の考え方・処し方。 私としては、時期云々よりも、サークルやケージに閉じ込めて散歩にも連れて行かないという単に犬を飼うという飼い主ではなく、基本室内フリーで犬と暮らすをモットウとする飼い主に譲られるのがよいと思います。是非、そういう方向が現実になるように願って回答とします。
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- 山田 太郎(@f_a_007)
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お礼
詳しく教えて頂いて有難うございます。 親犬を生後二ヶ月で迎えた時に、掛かりつけの獣医から三ヶ月まで本当は親犬と一緒の方が良い。1日のうち30分位は遊ばせても良いがそれ以外はずっと寝かせておかないとダメだ。人間の子供を考えれば分かるだろ。と言われたものでそのように考えていました。