uojunさん、ご無沙汰です。(ヤモリ男です。)
ウルトラマンタロウは、テレビ放送時から矛盾に満ちていましたので、いまさらレオや80より登場順番が逆、と悩んでも仕方の無いことです。
そもそも、タロウは第1話で、ウルトラの父と母の実子として誕生しますが、「ウルトラの命」の状態で、実態はありませんでした。東光太郎に「ウルトラの命」が宿ることで、「ウルトラマンタロウ」となってこの世に誕生したのです。
この時のウルトラの母は、「見よ、ウルトラの命の誕生を。あなたたちもこうして生まれてきたのですよ。」と、ウルトラ5兄弟に言葉を掛けています。
産声とともに、ミルククラウンから誕生したシーンは素晴らしいものです。
ですから、ウルトラマンタロウに幼年期など存在しません。
生まれた時点で、東光太郎の人格、体格が移行され、あの姿だったのです。
東光太郎とウルトラマンタロウは、同一人格です。乗り移ったり、変身したりするのではなく、光太郎はタロウなんです。
このおおきな違いが理解できるでしょうか。
後にウルトラの国が紹介されたとき、「タロウが通った小学校」「ペットのラビドック」には非常に驚きました。大矛盾です。
それからは、第1話の誕生シーンは無視された設定で話が進みますから、劇場版、それも本来ないはずのタロウの幼年期の話は、もうなんでもありなんです。
敵のジュダにしても、「アンドロメロス」からのゲストで、アンドロメロスの話は、ウルトラマン80からずっと後の話なのです。これだけ矛盾していれば、楽しくタロウの成長をみましょう!と開き直るしか楽しみ方はありません。
少しマニアックな観点で回答してみました。
ところで、平等院はどうなりましたでしょうか? ではまた…。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 こんな論文調の回答をする方はそんなにいませんから、 すぐ判りました。 早速、第一話をビデオで再生してみました。確かにご回答の通りです。光太郎はウルトラマンタロウの姿で誕生していました。指摘がなければ、「乗り移り」パターンだと思ってしまいます。でも確かに「ウルトラの命の誕生」と言っています。タロウに幼年期はなかったのですね。 凄い解釈を知ってしまいました。タロウの声が光太郎と同じ事も、深い意味があったのですね。 そうですか。開き直るしかないようです。納得いきませんが、目をつぶることにします。 平等院はお預け。陽明門ゴールドです。