あなたの立場で、父親の不倫問題に首を突っ込まない方がいいです。子供から観て父親の不倫は許せない気持ちになるでしょうが、今、父親の不倫に振り回されるとあなたの人生は予期せぬ方向に進む可能性があります。予期せぬ方向とは、一言で言うと、社会とうまくいかなくなる可能性がある、といと言うことです。
世の中(社会)は様々な物とか人、価値観などが入り交じって構成されています。そして、それなりの秩序が保たれています。要するに「善悪美醜」の存在する世界です。そんな不確かな社会に、失礼ながらあなたは親の保護を受けて生育されてきたのです。今は、ご自分の知性で親の醜態を解決するまでには至っていない立場にあります。もっとわかりやすく言うと、親の不倫を解決する能力が無いのに関わらず、親の行いが気に入らないからと言って、その問題に入っていってはいけないのです。
親に対する不満は不満でいいのです。それ以上のことには関わってはいけません。父親は不倫を働いているのだ。と、いう事実の明らかな点だけを認めればいいのです。認めると言うことは分かった。と、言うように了解し受け入れる事ではありません。事実を認知すればいいと言うことです。この事実はどうしてもあなたの力では変えることはできませんので認めざるを得ないのです。
その結果どうするか、です。父親に、不倫を働くことで自分がどういう気持ちになるのかを言えばいいのです。自分の気持ちを言うだけです。不倫に対する説教はダメです。あなたの言葉をどのように理解するかは父親側にあります。全く改めないかもしれませんがそれはそれで、そのことの事実も認めるのです。そういうことを繰り返していると、あなたのものの考え方判断が少しずつ、父親と密着した考え方から解放されて距離を保った、知的な考え方が身につくようになります。いい意味での人は人、というようにです。父親を反面教師にして学習しましょう。