テレコンバーターの原理
12倍ズームレンズのついた一眼タイプの(一眼レフではありません)デジカメの前にに1.7倍のテレコンバーター(以後後テレコンと略させていただきます)をつけて野鳥を主に写しています。
レンズの前につけるテレコンを使ったのは初めてですが、F値は変らず大きく写るので大変重宝しています。最近ふとこのテレコンを外して自分の目で覗いて見ましたら、当然のことなのでしょうけれど、すべてが1.7倍に見えます。倍率は低いですが明るくて視野が広くて、しかも望遠鏡でピント調整をする必要のない大変優秀な望遠鏡ですね。さて、このテレコンがなぜこのように働くのだろうかと考えてみたら、分からなくなってしまいました。(フロントタイプの)テレコンという物の正体をどう理解したらよいのでしょうか?
言い換えると、収差を取り除くために何枚もレンズを組み合わせていることは別にして、テレコンというものを単純化して考えると何なのでしょうか?瞳径の大きい一種の望遠鏡のようなものと考えたらよいのでしょうか?
もう一つ、テレコンをつけても親レンズのF値は変らないことになっていますが、これが言えるのはテレコンの対物レンズの口径が親レンズのF値に比べて充分大きい時だけだと思うのですが、正しいでしょうか?
お礼
わかりやすい回答ありがとうございました。