仔犬の第一次社会化期は生後50日から90日。子犬の気質と性格の土台は、この間の育ちで決まります。つまり、生後3ヶ月までペットショップのガラスケースで育った子犬は最低・最悪な環境下で過ごしたサイレント・ベイビーということになります。
問題は、かかるサイレント・ベイビーを求めた場合に、その後の触れ合いによって仔犬の難点を克服できるのかということ。これは、幾多の研究者・学者がいうように不可能です。
>柴犬飼おうと思っています。
この柴犬ってところが大問題です。柴犬の専門ブリーダと称する多くが、「仔犬と暮らす」という発想も生活もしていません。つまり、第一次社会化期が重要という認識と無縁なのがほとんど。ここに、非社会化気質の柴犬が散見される理由があります。
犬種よりも育ちです。社会化という科学的知見を有し、「仔犬と暮らす」を実践しているブリーダとの巡り合いを。それが、大事かと思います。大きすぎ云々は、ちょっと内容的に的が外れているような気がします。
では・・・。